ニコニコ大百科

真田は弟はライト層、兄はディープ層に人気だからね、仕方ないね（涙）
ちなみに秀忠と信之が不仲ではない作品としては
坂上天陽著「宿命の兄弟 徳川秀忠と結城秀康」（学研M文庫）
川村真二著「真田信之」（PHP文庫）
志木沢郁著「真田信之」（学研M文庫）
がある。下二つはたぶん絶版だから入手は難しいけど最初の奴は大きな書店にはあるかもしれない。
他には立花宗茂主人公のものだとたいていいい扱いを受けてるイメージ。
それと「葵徳川三代」だけじゃなく「独眼竜政宗」の秀忠も有能。登場は4クール目からなんで出番は多くないけどいい意味で政宗の強敵に描かれている。

家康から引き継いだ幕府の体制を更に磨き上げた人物なんだから無能なわけないんだけど
創作物にはなかなか反映されないよね

関ヶ原遅参のイメージがデカすぎるのかもしれないが、あれだって史実じゃ真田どうこうよりも
「もうそこらで切り上げて合流しろ」って家康の伝令が天候不順で遅れたのが大きいのに
ほんと創作のイメージで損してる人物な気が…

KYOの紅虎

自分もこれまでに見た歴史モノ等の影響で徳川秀忠と聞いて思い浮かぶのは小物の二代目っていうやっぱり悪いイメージの方が先に来てしまっている
ここまで創作物で悪い扱いが多かったり現代でも良いイメージを持たれてない原因としては
戦の場面ではいいとこ無しで戦国が終わってしまう
政治面でも為政者としてはともかく諸法度や改易等による他大名に対する嫌がらせの様な処置でこれらの大名のファンから恨まれる
そして秀忠を嫌っていたお祖父ちゃん子の家光が後の将軍となり秀忠をすっ飛ばして家康を東照大権現に祀る
なんかが自分が思い当たる所だけど

徳川の世の安寧という意味では素晴らしい働きではあるんだけど、心情的になかなか評価されないんだよなぁ

というか無双アニメで秀忠本当に小物悪役なんだけどクロニクル2ndで宗矩出した意味あんのかこれ
マジで宗矩出したのは豊臣の負の側面描くためだけだったのか
せっかくだから秀忠再評価やってほしかったわ

この人の努力が大体家光の功績にすり替えられてるのは何でなんだってばよ…
家光なんてマザコン・ＤＱＮ・ホモ・弟殺し・嫁いびり・大量リストラ・農民イジメ・天皇イジメ・鎖国と本人自体の政策はいいとこなしなのに
秀忠の政策が実を結んだ一番いい時期の将軍だったからって無駄にageられてるフシがある
まあ、家光自体将軍になることを望んでいなかったが春日のババアにゴリ押しされ、父ちゃんへの反抗心を植え付けられた挙句に実質的な政治もババアの言いなりだったって話だから、可哀想ではあるんだけど…

>>155
アニメに関しては官兵衛や義弘達が出てないし出せる人数の関係が
ありそうだけど、クロニクルの宗矩はどっちかっていうと剣豪としての方に重点をおいてると思うんだが

鎖国始めたのはまだ秀忠が実権握ってた時期だけどね
というかいわゆる鎖国自体は「いいとこなし」の政策とは言い難いし

秀忠を再評価するのはいいが、だからって家光をsageるのはなんか違う気がするなぁ

史学的な再評価とイメージアップは話が違うしな
日本史一地味な二代目と言っていい秀忠をイメージアップするのは難しい

>>159
＞日本史一地味な二代目と言っていい秀忠
おぬし義詮のアイデンティティをなんだと……

むしろ歴代武家将軍の中では一番知名度のある＆事績のある二代目じゃねーのか
＞秀忠

まあ秀忠が名君とされる日は来ないだろうｗ
家康が生前にこれでもか！これでもか！と手を打っておいて
それを受け継いだだけというのは事実なんだからｗ

>>161
学校でも江戸時代辺りはまだわりとちゃんとやるしね。
安定してるから焦点があっちこっちいったりしない時期だし。

>>163
外様改易や寺社統制、紫衣事件あたりは小中学生でも習うしな

>>162
>生前にこれでもか！これでもか！と手を打っておいて
初代のこの頑張りを台無しにしてしまう二代目が古今東西大量にいる事を考えれば
しっかり受け継いで安定させた非常に優秀二代目と言えるけどね
まぁ初代が偉大過ぎる場合、二代目はよほどの大馬鹿でもない限り影が薄くなるのは道理

と言うか秀忠の能力はさて置いても影が薄いって、よっぽど日本史と縁の薄い人生送ってない限りあり得ない発想じゃない？
歴代征夷大将軍の中で10指に入るくらいには歴史教科書に載る事件・政策の当事者じゃないかね
近代より前の為政者全員の中でも上位には入ると思うけど

>>166
能力や影響度に対して、一般的な知名度や話題性が薄いから、
影が薄いって発想になるんじゃないの？
影響度の大きさと影の薄さは並列するし、ありえない発想でもなんでもないよ。
中学高校レベルの日本史じゃ家光より扱い小さいはず。

>>164
「それらをやったのは誰？」ってクイズを出したら、6割くらいが家康、3割くらいが家光って回答が返ってきそうだけどな……

>>166
秀忠は時代区分の基準じゃないから影が薄い印象になるのはむしろ当たり前。家康は戦国の終わり(関ヶ原、大阪の陣)、家光は江戸の始まり(生まれながらの将軍発言)を代表してるけど、秀忠にはそういうのがないので覚えられない。

秀忠が地味なのは、
・家康が死んだ1616年までの政策は「将軍秀忠」でなく「大御所家康」の政策
・家光が就任した1623年からの政策は「大御所秀忠」でなく「将軍家光」の政策
という割と不公平な前提がまかり通ってるのが現実だからだろうな
よく見ると秀忠の功績だったりするものも大半家康か家光に分けられる

教科書では秀忠の存在はぶっ飛ばされることも少なくない

SAMURAI DEEPER KYOではメインキャラだったんだぜ…

武将というより安定感のある政治家みたいな印象

初代が偉大すぎると頑張っても埋もれるのはどこも同じだし…
アウグストゥスの次の皇帝？誰？って大半はなる

へうげの秀忠が人間味もあるし、家康が暴走し始めたのに反比例して成長著しく、へうげ秀忠なら豊臣御せるんじゃね？と思わせる人間に成長しつつある

関ヶ原遅参自体は相当不運なだけなんだけれど、世界史の武力８０↑の武将なら岐阜城陥落の知らせが届いた時点で動いてるだろうな
まあそのタイミングでは間に合わないんだけどもｗ

>つまり秀忠は武将としても決して無能ではないのである。秀忠乙＞
関ヶ原は確かに仕方ないが、大坂の陣は弁解の余地がないぞw
なんというか、秀忠は持って生まれた軍事センスを全く感じないし、名誉挽回で焦って家康の忠告聞かないし、軍人として大事なことが根本的に抜け落ちてるように思う。

大坂の陣の早駆けは、軍事上の常道や堅実よりも政治上の必要なパフォーマンスを優先した結果じゃないかな？
将軍がこれだけの急行軍で上洛したのだから、他の諸大名も大急ぎで上方に行かないと不味いという「空気」を作り上げて、豊臣方や内心迷ってる一部の大名に時間的猶予を与えない政略。秀忠という人は徹頭徹尾「政治家」だからこそ、事態が長引けば長引くほど豊臣方に優位が生じると判断してあの急行軍を強行のでは？

もしそうだったら余計に軍人としちゃダメだろう。政治のパフォーマンスのために軍事の常道を外すのはあかんパターンですよ。
時間的猶予をなくすなら、なおさら着到後すぐにでも臨機応変で動けるよう常識的か、せいぜい少し速いぐらいのペースでいかなきゃならない。しかも家康隊が先行してる状況で６万を全軍急がせなきゃならないなんてことはないわけで。
あとこれが一番問題なんだけど、家康直々に「急がんでいい」といってるにも関わらず無視したこと。秀忠の軍事実績はないどころかマイナスなんだから本当に名誉挽回したければ神妙にしなきゃいけかった。それが分からん歳でもないだろうに自分の判断を優先してるのがなぁ。

あの一件は、家康が最も秀頼に対して甘い穏健派で、秀忠が最も秀頼に対して厳しく苛烈な強硬派であるという政治的事実も忘れてはいけないと思う。

家康が先行しているという事は、秀忠に隠れて密かに豊臣に対して甘い条件で和平交渉を進める可能性があるという事を意味する。実際冬の陣の終わりには、秀忠に極秘で和平交渉進めて、それが露見した際に秀忠は激怒して家康の所に殴り込んだ訳で。その後の夏の陣では秀忠が家康から一切の外交権を取り上げている事から、家康と秀忠は対豊臣外交の主導権を巡ってかなり熾烈な暗闘をしていたと見るのが自然。

秀忠に言わせれば家康の『もっと遅くてもいい』という言葉は、裏で和平交渉進めているから早く来られたら不都合なのでは？　という疑心暗鬼を招く言葉だったのではないか。

つまり秀忠のあの行動は名誉欲から来る暴走なのではなく、自分の政治的都合、外交の主導権争いから来る暴走だった、というのが今の自分の仮説。

面白い着眼点だな
まあ確かに秀忠にとっては秀頼の首を飛ばすことは将来のための最重大事で、その割に家康は割と秀頼に甘い
事実冬の陣では「大阪の事実上の敗北」でなく、秀頼当人からは人質も取らず本領も安堵して緒将の誰にも詰め腹さえ切らせないという「本物の和議」を結んでいて、秀忠が我慢できなかったのも当然の話
そんな家康の意に反して急ぐのは当然と言われれば、そうかもしれない