ニコニコ大百科

それ全部自分のことが叩かれてるからそう感じるのでは

ID: scifAAk4S1の言うのって、ポピュリズムに近いんじゃないかな。ポピュリズムにも様々な論者から定義づけが試みられているけど、だいたい
・マジョリティの中の貧困ないし転落しつつある中流層の憎悪・不満を代弁する
・自分たちこそが愛国者、ないし国民全体の意見を代弁するに相応しい唯一の存在だと主張し
・それらに反対するエリートやマイノリティの排除・発言権の剥奪を訴える
あたりがメジャーどころの共通項として挙げられてるようだが

>>3330
確かに、憎悪を重視している愛国者もいるだろうね。

また、架空の日本・大日本帝国・安倍政権を信じているのかもしれない。

例えば、史実とは違う大日本帝国を信じているとか。
あるいは、安倍首相と自分の考えが一致していると根拠無く信じてるとか。

架空の日本国憲法とか9条とかリベラルとか民主主義に変えるとあら不思議
日本で最も排他的な人たちになる

>>3334
憎悪するタイプの愛国者が何を敵視しているか、という話？

いや？しばき隊やSEALDsや革マル派や中核派や沖縄の基地外活動家や日本赤軍や連合や日本共産党の話

>>3336
憎悪するタイプの愛国者はそれらを敵視しているというわけか。

愛国心ってのは、郷土を愛したり、国を知ろうという姿勢だと思う。

前者なら、地域清掃や観光ガイドなどのボランティアをすればいい。

後者なら、法律や憲法及び過去の歴史について勉強すればいい。
それで今の日本がどのように成り立ち、いまどのような状態にあり、
これからどうすればいいかを正しく理解する。
外国人にも堂々と説明できるようにする。
そのためには英語習得も必要になるだろう。

フジのサッカー日本代表ソングが愛国的だとか言われてるけど、
あれは愛国じゃなくて全体主義的で国家への忠誠心を謳ってる。
だから批判されるんだよな。

愛国そのものは素晴らしいことで、だれもが持つべきもの。
批判されるべきことじゃない。
愛国心を擁護する人も批判する人も、愛国の意味を誤解してる。
ちゃんと意味を理解した上で意見をしてほしい。

愛国ソングがいけないのかっていうアーティスト側からの反論ってそうじゃないんだよね。愛国ソング作ろうとしたらベタな軍歌をなぞっておいて、そこに何も考え抜かれた痕跡がないことが薄っぺらいと感じさせてしまう。
正直音楽なんてありあわせのリミックスであって、そういうのに慣れきった世代にとってはパッチワークで何が悪いって意識かもしれないが、お前時には国家は戦争して命をかけさせられるんだぞっていう想像力が作者から感じない。
かつて三島由紀夫という作家がいたが、心酔した対象がどうであれあそこまで考え抜こうとしたやつは一定の敬意を払われるべきだと思う。俺は左翼のつもりだが、あれには重さがそれなりにあるよ。

表現の自由がどうとかいうけど、それなら安易に謝罪しなきゃ良いわけで。勿論デモやろうとした側も現代民主主義の申し子なら対話を呼びかければよかったという矛盾があるが、肝心のアーティストもすぐ逃げを打ったのが重さを感じない。
なんかもう少し腰を落ち着けた話があればいいんだけどね。愛国について云々はそれからでしょ。

他人様の思想を勝手に決めつけて批判とか怖いな～とづまりすとこ。

kcLz1uxUgLも愛国について一家言あったようだが、俺はあなたの過去の発言は最もだと思うし、安易な批判も良くないとは思うが、それならなおのことあの歌がそこまで批判されるべきものじゃないことの反論言えばいいのに。俺はそういう議論すらないまますれ違うのが一番やばいと思う。
愛国ってそんな単純に共有できる軽いテーマじゃないでしょ。

個人的にあの一件で一番危機感覚えなきゃいけないのって中道右派だと思うんだよな。
今回はタイトルがアルファベットな所から始まって日本語的にも突っ込みどころ満載だったんだが、
そういう批判も全て「うるさいパヨクがポリコレ押し付けてくる」で片付けられてるわけで。

中道右派のシンボル的存在だった自民党がああだってのも関係してるのかもしれないけど、
「軍歌みたいな価値観」以外の愛国像を提供できなかった責任は実際右側にもあるんじゃないかと。
表現の自由の問題かともと思いきや、舌の根も乾かない内に「よっこいしょういち」で殴る側に回った人間が大量発生してるわけで、最早隣組と化したメンタリティをどうやって引き戻すんだっていう。

難しいことはよくわかんないけど
中国や韓国の反日行為が彼らの国で愛国無罪、愛国行為って扱われててまず愛国って言葉に不信感ができて
日本の日本すごーいですね番組の下品さでついに愛国って言葉が嫌いになった
愛国って言葉にいい印象が全然ないからあんまり聞きたくない言葉

日本は国民主権であり、国家は国民の活動によって成り立っている。
国を愛することは大切だが、国家のために自己を犠牲にしてまで愛する行為は
国民主権の意図に反する行為となる。それは愛国ではなく全体主義。

「気高きこの御国の御霊」
「たとえこの身が滅ぶとて　幾々千代に　さぁ咲き誇れ」

「御霊」は神道の用語で、戦前は天皇陛下や国家と結びつけて使用された。
その御霊のために身が滅ぶことを許容する表現は、特攻を示唆していると
とられても仕方ない。

まあ、実情は「売れるから」こんな歌詞にしただけだと思う。
金と知名度を求めただけの人間が作った歌と感じた。

愛国と言う言葉は原義を離れて、なぜか現代日本の文脈では統治機構への自己犠牲的な忠誠や右翼的なものへの先鋭的な傾倒と同義だからね
平和の維持と発展に曲がりなりにも成功した戦後日本は好きだけど大日本帝国は駄目、と言うと「愛国者」扱いはされないように

郷土愛と愛国心は普通に対立することも多いけどな
例えば沖縄の基地にしても返還直後は確かに沖縄経済の15%が基地関連だったが
沖縄が発展した結果現在ではたった5%しか沖縄経済に貢献していないものに
県面積の10%本島だけで見れば20%近くを占有されているお荷物状態だから
郷土愛の面から沖縄県民が半数が自治権を強化して
基地問題に口出しできるように求めているのに
これが愛国心のない行為とか言われるからな

>>3347
米軍基地が沖縄県民にとって自分たちの安全な生活を脅かす存在になっている以上、
基地を排斥しようと考えるのは当然のこと。
これは郷土愛ではなく、生存権や幸福追求権からくるもの。

また県民の安全よりも国土の防衛を優先しようとする考えも愛国ではない。
それは同じ日本国民である県民に対する差別意識に他ならない。

基地に反対する理由が自然環境の保護なのであれば、それは郷土愛と言えると思う。

あと基地に反対しない県民にとって大切なのは、基地そのものによる経済効果よりも国の補助。
だから地方と国の関係のありかた、地方自治に関する問題でもある。

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そりゃ、コンサートでデモすれば営業妨害で捕まるのは明白だからな。

だれの名誉も毀損していないのだから表現の自由で守られること。
歌手が言ってることだから、同じ歌手同士で論争のようのものが巻き起これば楽しいんだが、
そういう雰囲気ないのが残念だな。
愛国に興味のない、ただ営利で歌うだけの歌手しか今はいないってことだろうか。

>>3351
いや、愛国に興味のあるアーティストがたくさんいたから擁護意見が至る所から出てきてたんでしょ。
むしろ「愛国＝あの歌のような価値観」って感覚が既にかなり広く共有されているから論争に至らなかったと見るべき。良い悪いは別として、それが現実なんだと思う。

てかいつの間にかHINOMARUが単独の記事になってるけど、そこにあるこの文章が全てだよ。
＞尚、言葉というものは非常に流動的なものであり、「正しい言葉遣い」といわれるものはどこにも存在しない。にもかかわらず、本作においてその歌詞の日本語的の用法ついて異議を申し立てるかのような主張は、
＞実際は日本語に異議を申し立てているのではなく、この曲やRADWIMPSの名声を貶めることが目的だったり、別の政治的な意図があるのではないかと警戒することも重要である。

な？アレにノれないような奴は保守であろうと容赦なく非国民認定される時代が来ているわけだ。

ちなみにあのオリコンもこんな声明をニコニューに提供してたわ。

“愛国ソング”は悪なのか？ 東京五輪までに解決したいアレルギー
http://news.nicovideo.jp/watch/nw3612097?news_ref=watch_commentRank_nw3613746
＞右派や左派といった思想的な意味ではなく、「生まれた国をちゃんと好きでいたい」という国を愛する気持ちから作った“愛国ソング。それは、はたして批判されるべきものなのだろうか。
＞2020年の東京五輪では、開会式等ではもちろん“日本”を全面に打ち出し、応援する際には自国に誇りを持って鼓舞するような曲も続々と生まれてくるだろう。
＞日本の選手を応援するうえで、“愛国”に結びつく言葉を避けなくてはいけないなら、自由であるべき表現の幅は狭まるだけ。受け取る側も、歌詞のエッジに反射的に過剰反応をするのではなく、作品を広い視野で冷静に受け止める姿勢が必要だ。
＞それは、エンタテイメントを豊かにするだけでなく、自分が生きる国に対して考えることにも繋がるはずだ。そういう意味で、今回の「HINOMARU」騒動は、“愛国ソング”へのアレルギーを考え直すきっかけとするべきだろう。

つまりは歌の出来ではなくそれを作り歌った動機を考察しなければならないという、一種の愛国無罪でもあるんだろうよ。個人的にはエンタメとしてどうかと思うが、業界自らそう言っているのだから仕方ない。

「愛国ソング」でなくて「軍歌」な

HINOMARUの歌ってることは愛国でもなんでもないよ
国家への犠牲を愛国だと錯覚・誤解してる人が多いからややこしくなる

その「錯覚・誤解」が多数派になれば、それが新たな常識になるというものだ。
幸か不幸か現政権の国家観も同じようなものだしな。

そしてそれは、それに変わるモデルを提供できなかった既存の左右翼にも責任があるのではないかと言っている。
愛国のモデルが先の大戦にまで遡らないと見出せないのだとしたら、軍歌をそのままトレースした価値観になるのも無理は無いだろう。

まー個人的には御霊云々の辺りは英霊だとか靖国だとかの文脈よりも、「J-POP親に感謝し過ぎ問題」の延長として考えた方が適当なように思ってるけど。その風潮の出所は何処なんだって疑問もなくはないが。

国家への犠牲が愛国と取られていたのは戦前・戦中まで。
基本的人権が認められず、国民は天皇の臣民だった。
特に戦中は国民からすれば天皇は国の統治者という扱いだから、
国家(=統治機構、天皇)のために国民が犠牲になることが愛国となっても
違和感なかった。

しかし今は国民が国家を統治し、統治機構も憲法によって権力を制約されている。
基本的人権が尊重され、国民の命を犠牲にする考えはその理念に反するようになった。
いまだに国家への犠牲を愛国と言ってる人は、基本的人権の意味を知らない人。
そういう人が多数になるというのは非常に危険に感じるな。

>>3356的良識を俺は支持したいけど>>3355が捉える現状認識も新たな常識として無視できない自分。
親感謝→祖父母も感謝→祖父母が守った日本→太平洋戦争も頑張った→それ以前はとりあえず大昔→日本は全般的に頑張った。なのかなあと思う。

メディアも左右のイデオロギー超えて「太平洋戦争は国民が苦しみながら戦い抜いた」的な物語を共有してるからね。ホントは左は加害責任としての戦争像を提示しないといけないけど新聞テレビレベルではほとんど量的に皆無。結果としてほぼ全員が「日本頑張った」は共有していると思う。
昨今の「昔の日本人は、経済や政治で頑張った」というドキュメンタリーモノもその意識を薄く広く支えてると思う。
別にそれは良いんだが、だから戦争も日本頑張ったから良いという大雑把な認識だと何のための歴史教育か分からない。俺はメディアに教育が負けている現象の1つだと思う。

>>3354
あの歌聞いたけど
具体的にどの辺が「軍歌」なの?
軍歌って戦争を煽ったり、戦いを鼓舞する歌のことだよね

>>3358
>>3345に書いた。
「気高きこの御国の御霊」
「たとえこの身が滅ぶとて　幾々千代に　さぁ咲き誇れ」
この表現が国家への犠牲を謳ってるってこと。

全体主義的な歌ってことで「軍歌」って書いた。
軍歌もいろいろあるからね。軍艦マーチとかの明るい歌ではなく、
戦時歌謡のような感じかな。

御国の御霊って何なんだろ？魂が国歌に帰属するのだろうか
国に遜る意味も分からん