ニコニコ大百科

装甲貫通してたら>>809だし、表面で弾けてたら>>810だし、
その中間ぐらいのことが起きることもあるし、なんともいえないよ多分。

映画Furyでシャーマンがタイガーの正面撃って火花散ったけど無傷だったあれは、
装甲じゃなくて弾のほうが粉々になって飛び散ったパターンかなぁ。
(シャーマンの76mmであの距離と角度ならタイガーの正面抜けるんじゃ？とか言ってはいけない)

徹甲弾は爆発しないのか？ と聞かれれば、
爆発するものもあるし、しないものもあるというのが答えになる。
第三世代戦車で使用されるAPFSDSは基本的に爆発しないが、
APHE（徹甲榴弾）は内部に炸薬が入っており当然爆発する。

成形炸薬弾や自己鍛造弾は爆発を使って装甲を貫く砲弾だしな

そういやなんで現代の戦車はAPFSDSとHEATを搭載してるんだろ？
硬目標はAPFSDS、軟目標はHEじゃいかんのか

HEATでほぼHEを兼用出来るからじゃないかな
戦車砲から撃てばHEATでも高初速になるし、発射した時の衝撃から守るために弾頭は頑丈に出来てるから炸裂したときの破片効果で充分HEを代用出来るって考えなんだと思う
実際それを突き詰めたHEAT-MPって弾もあるしね

そういや、戦車が欧米系が120㎜、ロシア系が125㎜の戦車砲だが、これ以上デカくならない理由ってなに？
これ以上デカくすると車体(体重)もデカくなって道路破壊マシーンにしかならないから？値段も高くなるし。
それとも難しい化学的な話で、火薬の関係で砲＝弾がデカくなってもそれに見合った破壊力が得られない。というかミサイルでいいだろjk？

まあマウス戦車を見るにデカけりゃ良い訳ではないとなんとなく魂で理解できるが…

140㎜を試作してみたはいいが、
でかすぎ重すぎ（最低でも反動吸収のために60～70t必要だったとか）
で使い勝手が悪すぎて軒並みぽしゃった（米・独・露）

当時としちゃ、120㎜クラスで必要十分の威力があって、140㎜はオーバーキルとされたのもでかい

>>816
欧米系の方がロシア系より車体重たくて砲弾が小さいのは
欧米系が制空権確保下での運用が前提のなのとロシア系が制空権喪失下での運用も配慮した思想の違いで
40t代でも125cmクラスの砲弾を撃てなくもないけど反動が強くなり過ぎて長距離からの命中精度が大幅に落ちる。
欧米系は戦車架橋で悪路を走る頻度を減らし制空権確保下で十分な視界確保からの
遠距離射撃での射程外からの撃退を重視して反動を抑えようとわざと砲弾の口径を抑え車体を重くしてる。
（10式は40t代だがアクティブサスで反動を逃がして欧米系の命中精度を保ってるから軽量と評価されてる）
一方でロシア系は制空権喪失下での運用を配慮して軽量かつ砲塔を小型化させて
敵機に見つかりにくいよう隠れながら接近もしくは待ち伏せして爽快な機動力と接近により
要求される命中性の軽減と上がった貫通力を生かした近距離射撃に持ち込もうとする考え。
また欧米系だと口径が貫通力に比例する訳でなく他の面で貫通力を強化しロシア系だと輸出の際の
カタログスペックを良く見せようとしたり両者とも鹵獲された砲弾の利用防止などであの違いになってる。

>>818
誤植した。125cmクラスじゃなくて125mmクラス

>>818
また誤植。戦車架橋は消し忘れ
今日は調子が悪いな。3行以上書くのが久しぶりなせいか

140mmはドイツの奴が反動が120mm44口径のほぼ倍の数値になって
装薬含めた全長が砲弾自体もほぼ倍になって分割式になったから装填装置も複雑化して
弾薬が大型化したことにより装弾数は10発近く減ると予想されて
威力は確かに上がったけどトータルで見ると・・・てな代物だったのに加えて冷戦の終結が重なったからね

冷戦という現代における国家間戦争(最終戦争)の驚異がなくなった今日、もう威力はオーバーキルだがそれ以外がデメリットしかない120mm砲以上の戦車はできないっておk？(レールガン戦車とかは別として

ロシアがどうして砲がでかいかわかったわ、ありがとう。

西側：
敵の数多すぎぃ！FCS高性能化して、大遠距離からHEATぶち当ててアウトレンジしなきゃ食い止められねえよ！
東側：
FCSの高性能化とかめんどくさい。大遠距離なら砲発射ミサイルでいいやんけ。どうせ2000m前後まで接近してから打ち合う想定だし～

乱暴に説明するとこんな感じだったとか

IS-7の機関銃配置が好き。立ち塞がるものは全てなぎ倒すという強い意志を感じる。

そういやドイツが新しい戦車作るって言い出したね。
これのスタイル次第で10式戦車が3.5世代か4世代かが決まる…？

ドイツの新戦車は素直に完成すれば既に研究はじまってる90式後続と同じ時期にデビューかね
まあ、フランスと共同開発だから凄まじい遠回りしそうだけど。

今後10年は駄目みたいですね…(落胆
それまでレオパルド2で茶を濁しまくるのか…(困惑

A7が65トン以上になって重過ぎる戦車は橋梁や軟地盤の制限を受けるってことで再開発がほぼ決定したらしい。
M1エイブラムスはA3で軽量化を図るってことになった。

フランスとの共同開発はたぶんぽシャル。
55口径と52長の滑空砲だと弾薬の共通化ができないからどっちかにする必要があるし、装甲もモジェラーで統一できたとしてどういう風に配置するかといった点で双方に隔たりがある。
そうなったときに企業利益が激突するから散々開発費吸われて終わりだね。
というかM1でやらかしたことを他の国とって…学習してない…

やっぱり軽量化が全体の流れなんだね。
後の歴史で、「10式が先鞭を付けた～～」とか言われるようになるのかな。

共同開発っていうと陸でドイツフランスは一回やらかしてるし、
お空のほうは民間も含めて阿鼻叫喚だし、なんか全般的に良いイメージがないな…

そして軽量化の末に水に浮くと…(特２式内火艇)

エイブラムスはとりあえず60トン切ればいいや(目標55トン)ぐらいらしいから、車内配線の光ファイバ化とか装甲を劣化ウランから変えるとかで達成できそうな気がする。
そういえば劣化ウランに変わる複合装甲の開発にも目処がついたってどっかで見たな。

複合装甲については成功したけど劣化ウランより弱いって噂を聞いた。
現状重さを一番減らすには劣化ウラン装甲を換装するのが一番だから四苦八苦してるかもね…
光ファイバとかは単純に近代化改修だから大して重量減にならない。
M1シリーズの事故や撃破記録を見れるサイトに行くと中東では装甲抜かれるよりは履帯破壊で各座退避か埋没してトップ抜かれてるのが多い。

光ファイバ化するとケーブルやハーネス類が軽くなったりして数トン軽くなるってマジなんかね

ケーブルを軽量化してもせいぜい1トン軽減できればいいほうだと思う。
M1エイブラムスで一番重たいのが劣化ウラン装甲。次にフレーム。次にエンジンだから…

エンジンは結局ユーロパワーパックを改良した1600馬力オーバーのディーゼルエンジンになるらしいね。

そも燃料バカ食いのガスタービンなんてもんを使ってるほうがおかしいと米さんもようやく悟ったのだろうか…
たぶん予備機のエンジン食いつぶしただけなんだろうけど…
メーカー元の資料だとユーロパックに変えたら950ミリの短縮が可能らしいからね…まあ話半分でも約500ミリの短縮に成功すればかなりの重量軽減が可能だからね。
これだけで4トン以上の軽量化ができる。残り10トンなら足回りを多少軽量化する手段もある。
ただそれやるとフレームに多少手を加える必要あるから日米共通の敵(財務省)がゴーサイン出すかは不明

本当になんでガスタービン使ってたんだろう…

主砲とかも新型の軽量砲になるらしいね。
エンジンや車体のダウンサイジングや軽量化をしても馬力とトルクだけは下げないのは流石アメリカらしいというかなんというか。

ガスタービン使ってた理由の一つに燃料の一本化という考えれば考えるほど（ ＾ω＾ ）どうしてこうなった！？的な考えがあったんだよ。
陸海空で航空燃料で一本化すれば兵站輸送も簡略化できて楽だよねって言う狂気の発想。

主砲は今までラインメタルのL44ライセンスだったから軽量砲ってことでライセンス料をカットする目的があったんだと思う。
日本の10式120mm滑空砲もライセンス料結構減った分料金が安くなったらしいし。

馬力とトルクがあれば色々と使い道があるからね。
侵攻戦を考えるならそれが正しい。
日本の場合は防衛戦闘だけ考えればいいっていう戦略だから…
ちなみにこの場合だと弾道弾等の遠距離打撃戦力を装備してない度泥沼になりかねないんだけどね

元々ガスタービンがピストンエンジンにはない極低回転数からの強烈なトルクを持ってるおかげで65トンオーバーの巨体にも関わらず90式より加速が良いからねー、M1A2って。
やっぱその瞬発力を削るのは許さんってことなんだろうね。