ニコニコ大百科

戦闘機は最も重要な戦力基盤といっても過言ではないのに、レガシーなシステムのままでいいという考えがあるとすれば、全く同意できないですね。たとえ他部門を圧迫しようが、ネットワーク戦に高度に対応した、ステルス戦闘機の調達とそれにふさわしい運用体制の整備がどの装備の整備よりも優先されるべきでしょう。

だいたい、そもそも1.5兆ドルという数字は何のことでどこから来ているんでしょうか？
自分の知る限りでは、以下の記事で、総取得コストが3790億ドルだし、ライフサイクルコストは、寿命の想定を60年（2070年まで運用）とした場合には、1.124兆ドルですけども。はっきり言っておけば、1.5兆ドルはライフサイクルコストの古い見積もりの一人歩きですよね。
http://www.defensenews.com/story/defense/air-space/2016/03/25/f-35-acquisition-costs-drops-but-overall-operating-costs-increase/82248008/

ついでに言えば、それらの数字と日本側の負担に何の関係があるんですかね。

1.5兆ドルのソースは一応これ。去年のレポートだからそこまで古くはないと思うけど。
http://www.jsf.mil/news/docs/20160324_Fact-Sheet.pdf

レガシーなシステムのままでいいって考えは流石に持ってないけどF-35みたいなバトルネットワークは自衛隊には時期尚早じゃないかって思うんですよね。
まあ米軍的には日本の設備もさっさとノードとして自軍のオペレーションNWに組み込みたいって意向なんだろうしその方が防衛任務もやり易くなるってんなら導入する他ないんでしょうけど、今の段階では何とも半端な気がして、ただ人的リソースへの負荷だけが増す結果に終わるような気がするんですけどもね…。

＞ついでに言えば、それらの数字と日本側の負担に何の関係があるんですかね。
現にF-35の価格は当初提示されたものと較べても随分跳ね上がってるんですけど…

資料は拝読しました。その1.5兆ドルというのは、資料に書かれている通り、全ライフサイクルを通しての想定上のインフレを加味した額面上のコストであって、明らかに比較になじみませんよ。2012年時点のコスト、9341億ドルで比較しないといけません。

なぜかと言えば、インフレ率はもっと高くなるかもしれないし、もっと低くなるかもしれないからです。インフレ率が高くなった場合、将来調達される兵器がなおさら額面上不利になるだけです。例えば、インフレ率の上昇が原因で日本におけるF-35の調達コストが額面上高くなるということは、より未来に調達する、日本の将来戦闘機開発・取得計画も、額面がもっと高くなるのではないかってことですね

少なくとも「もう1.5兆$注いでいる」と「1.5兆$とも言われる開発費」は間違いだよなあ
当然間違った前提に基づいた議論も色々と怪しくなるし

>>現にF-35の価格は当初提示されたものと較べても随分跳ね上がってる
何千機も調達する米軍の見積は日本にとって間接証拠でしかないです。
その資料でも、米軍の取得コストは低下傾向にある（12年換算で3203億ドルから3133億ドルに）ことは示されていますが（ライフサイクルコストは微増ですが、前に触れた通り、運用年数を６０年に増やすからです）、そもそも、日本側の取得コストは為替要因や政治的要因等で高くなるかもしれませんしね（無論逆も考えられる）。
でも、為替要因なら、外国機という時点で不利ですし、政治的要因なら、改良されたF/A-18にもあてはまる可能性がありますね。

それに、正直、コストが随分跳ね上がっているという状況認識自体に疑問があります。これについては詳しい方々が書かれていますけど。
その米軍に関する資料の場合、一機当たりの取得コスト見積は2012年換算で1億2750億ドルと、前年の見積よりも下がっています。
ただ、公正を期すために、F/A-18E/Fの2013年のフライアブルコストが6085万ドルだったことは申し添えておきます（通算では6535万ドル）。

時期尚早っつっても、軍備ってのは自国の状況だけでなく敵国の様子も伺いつつ整備するもんだからな。例え背伸びすることになっても、それが敵に対処するために必要ならば取得せざるをえない。

>336
最新鋭の機体を整備(合法)することで得られる技術蓄積。
現時点ではむしろこっちのほうが主軸だね。

F-35を合法的にリバエンして独自技術に置き換えて後のX-2α以降に反映させる。
又はF-35自体を独自技術で魔改造(EJ改再び)とか…

整備部品生産で技術蓄積はともかく
ニホンノスグレタギジュツデマカイゾー、はねえわー
許可が出るかどうかだしそも経験値違いすぎでしょ

要素技術でなら日本の方が優れている部分もあるんだけどね、素材系とか
ただ結局戦闘機という製品にまとめるノウハウが足りないし、許可も出ないだろう

AAM-4とAAM-5のF-35への適用、もしくはその技術的後継の適用に関して独自路線に走る可能性はそれなり以上にあるけど

魔改造ってのはスペック増ではなく日本向けに調整するってこともあるんやで。
ただF-35は整備体制が特殊だし、難しいかもしれん。

最近の陸や海の最新ステルス兵器のカッコ悪さを見てるとステルス戦闘機はまだマシだったんだなぁと痛感する

え、ステルス艦とかめっちゃSFじみててカッコいいと思ったけど

ズムウォルト級は何この・・・何? って感じする。

自分F-35なんかには最近ロシア機に勝るとも劣らぬ色気を感じるようになってきたし、A-10だって大抵のミリオタは第一印象「え゛っ…？」だったろう。慣れだ。

何というかその形が洗練されたものだと分かるとカッコよく感じる

じゃけん無人機の時代まで間持たせましょうねぇ〜。ってもう到来してるか
https://twitter.com/mujinbot

戦闘機などの「全備重量」ってのは増槽の重量も含むのかね？

>>346
全備重量ってのは装備全部含めたワンセットのことだよ。当然増槽含む。

しかしながら、任務によって積むミサイル、爆弾も変わるし、増槽の有無、本数も違うんで、全備重量なんてものを設定するのはそもそも不可能と言っていい。ドヤ顔で記載してるサイトも少なくないけど。

ミサイルや爆弾によって総重量が10倍100倍になったりするわけじゃあるまいしそこまで言うのはおかしいわ

>>348
10倍未満の変動なら無視していいのか？ 「この戦闘機は全備重量20tだよ。任務によっては180tになるけどね」

任務によってトン単位で変動する数値をまるで一定のものかのように語ってはならんだろ。

戦闘機のアニメはもっと増えてくれ。架空機も許すから
というか実在の兵器の中で一番アニメ映えするだろ

>>350
動かす技術さえあれば一番アニメ映えするのは間違いなく戦車だよ。
駆動する履帯、回転する砲塔、乗員が頻繁にハッチから身を乗り出し、互いの装甲を削り合いながら弱点を狙いあう真っ向勝負。

対して戦闘機には可動部がない。稼働中の兵器と乗員を同じカットに収めるのも難しい。高空の戦闘は比較対象がないから速度感が失われがちで演出センスを問われる。
基本的に1発食らったら一巻の終わりだし、弾数もあって長い戦闘はこなせない。

何より敗北と機体喪失がほぼイコールなのが辛い。序盤に負け戦を入れる定番のプロットでは主人公が自機に愛着を持たない。

一人の人間に着目するなら、戦闘機は題材として良さそうだね
実際そういう作品多い気がするし

アニメでこそ影は薄いけど小説や映画も含めると戦闘機モノはかなりある。颯爽と青い世界を舞う華やかさとか、ミステリアスな秘密兵器感とか、硬派な男の仕事道具的雰囲気とか、色々とキャラのある兵器だからだと思う
アニメで既にあるものなら雪風のOVAが今んところオススメ。マクロスプラスあたりもと思ったが、アレは絶対違うw

何らかの超光速通信技術を前提としたUAVパイロットの物語とかないかなあ
有人機と無人機の間に挟まれて戦う苦悩とか見たい

フィクションで戦闘機は活動しているよね。怪獣と戦い毎回撃墜されているし。冗談抜きで戦闘機は主役達が乗り落とされて脱出するものと思っている第2時怪獣ブーム世代だから。

>>355
このスレ的には実在する兵器、機械として戦闘機がフィクション内でどう魅せるかという話題の方が則してる訳で、誰のことを指して怪獣ブーム世代かわからないけど空想の存在を相手に噛ませになる戦闘機の話をしてもここに来る人は誰もいい思いはしないぞ

嫌な思いをしたなら謝ります。
他人を傷つけたのだからニコニコ大百科及びニコニコ動画から脱会します。ごめんなさい。

>>356
お前がいい思いしてないだけだろ。
新生ゴジラの初被撃墜を米軍機にもってかれて歯がゆい空自機ファンはそこそこいるんじゃないかね。俺とか。

>>358
妙な運用して撃墜されるよりは100倍マシと考える俺がいます

>>359
妙な運用でなけりゃ撃墜されてもいいってことね。