ニコニコ大百科

アレックスを見て好きと思える人間はそう居ないと思う
でもそれでいいと思う。　

社会主義が皮肉たっぷりに描かれる一方で、自由の使者アレックスもとてもお友達に成りたくない
いうほど自由が人間の幸福に必要な物でもないということだ
オチもハッピーエンドなのかバッドなのかわからない
アレックスの復活は人間の自由意思の勝利であるとともに、狂気と邪悪の目覚めだった

リベラルの奴全員に見て欲しいと思ってる
それでもアレックスが大好きな奴だけ自由万歳と叫べ！俺みたいに

そこまで好きでもなかったけど劇場で観たら印象変わった
やっぱり大画面大音響だと全然違うな
上映当時初見で観られた人がうらやましい

今日旧版読み終わった。
アレックスの人生ってなんだったんだろう、と思ってしまったよ。

ルドヴィコ療法？みたいなのを時々やられるなあ。
寝てる最中に睡眠学習的なあれ。
繰り返し繰り返し悪口聞かされるのは毎日だから慣れてるし
むしろ寝てる最中話しかけられるのは最近嬉しく感じるようになったな。
寝てない時のほうがうるさいんだもん。

結構前に見たけれど、未だに言葉で説明しきれない。

ただ、暴力、セックスと音楽鑑賞が同じ地平にいることに妙に説得力があったのと、
ベートーベンが聴けなくなるくだりが印象に残った。
今の日本人の対人恐怖症や摂食障害や社会的ひきこもりの多くも、
これに近いんじゃないかって思った。

アレックスもサイコパスも自分を含めた多くの人も、そんな変わんないんじゃないかって思った。

「アレックスより一般人の方が実は暴力的」
とかいう意見をどっかで見たけど、俺はそうは思わんわ。

だって隣に奥さんレイプされて復讐したおっさんとかが住んでてもなんとも思わないけど、
アレックスが住んでたら絶対嫌だもん。

最後は自分的には大ハッピーエンドだな
サイコパスでクズだが再び自由意志を手に入れた主人公に
感情移入してしまった。

コレの対象になるオチがカッコーの巣の上でかな
カッコーの主人公も自由意志的な意味ではアレックスに共通してるし。ただラストが救い無さすぎる…

目を見開いた状態にするために、目を器具で固定しているのがグロシーンで怖かった。

>>30
＞最後まで見てちょっとしたカタルシスを感じた自分は異常なのかなぁとこの掲示板を見て思った

そんなことないと思うぞ
この映画の凄まじいところは、こんなクズな主人公でも不特定多数の人がしっかりと感情移入出来ること
初めはクズ描写でドン引きするけど、それでも中盤で暴力を受けるシーンでは思わず同情してしまう
そして最後に治るとなぜかホッとする

「は？んな事ねーよあんな屑野郎痛めつけられて当然だろ清々したわ」っていう人もいるだろうけど
そういう人達は作中の一般人側で、結局は内側でアレックスと同様の暴力性を秘めているという面白い二重構造
現代で例えるなら犯罪者とネットリンチの関係を想像すれば分かりやすいか

なんと、本作の模倣ポルノが存在する。その名も"A Clockwork Orgy"　直訳すれば「時計じかけの乱交パーティー」といったところ。邦題は「時計じかけの淫乳」衣装やセットがやたら凝っていて、なぜ作ったとしか思えない。レビューがあるので気になる方はどうぞ。英語ですがだいたい雰囲気は分かります。https://www.youtube.com/watch?v=PT0LSQ65tBA

これで最後アレックスが復活したのが良かったって思えるのはさ、
非人道的な処置を受けたことで、ロクに抵抗できないままフルボッコにされたことで
被害者可哀想がアレックス可哀想にすり替わっただけじゃ？

普通に正当な形で刑期終えて出てきたうえでのそれだったら（全く物語として面白くないけど）
また違って見えると思うけどなぁ

ディストピアへの不快感と凶悪犯罪への不快感をうまく対立させる形だからこそ
どちらにも感情移入が出来るようになってるんだと思う

とりあえず、これから先も彼は捕まる前の奪い続ける生き方を続けるんだと思うと、普通にBADENDだと思いました
まあ洗脳されっぱだったらそれはそれでBADENDかも知れんね

>>41
なんというか、原作ではこれから先についてもラストで触れられているんだが、ある意味もっとひどい、とんでもない結末で終わるんだ。
図書館でもいいんでぜひ一読してみて欲しい。
（一部版では削除されているらしいので注意。2008年に出た早川の完全版がいいよ）

キューブリック没後20年にして
原作版の続編らしき小説が発見されたんだってね

一貫した目的や思想があるわけでもなく本当にただ暴れたいだけっていうメチャクチャな悪役なのに最後には感情移入できるという稀有なキャラクター

アレックスが作家の家で飲んでたワイン美味しそうだった

HiGH&LOWで登場した「White Rascals」はアレックス達をモチーフにした若者チームだけど、あちらは女性を守るフェミニスト集団でむしろアレックスのようなレイプ男を嫌ってる感じ

みんなと違う俺かっけぇ〜wってやる気はないけど最後普通にハッピーエンドだと思うな
おれもアレックスみたいに好き放題したいよ

グロいシーンがめちゃくちゃあるわけでも、
気持ち悪い生命体が出てくるわけでもないのに、
「怖い」と感じさせる映像作りはまさに圧巻。

見終わった後の虚無感ヤバいし、
スタッフロールに「雨に唄えば」流しやがるから、もう純粋にこの曲聞けなくなった…笑

時計じかけのオレンジ タイトル Ｔシャツ
https://frog-port.com/?pid=153095473

１９７１年に公開された、スタンリー・キューブリック監督の映画『時計じかけのオレンジ』のオフィシャルＴシャツ。映画史に残る有名なデザインがそのままプリントされています。

二度とテル序曲がまともに聞けなくなる映画

ラストシーンのアレックスの目がガチで怖い
ああこいつ元の悪党に戻ったのだなって

>>46
思想が著しく偏ってる人同士って根っこは同じなんだよな
表面的に逆のこと言ってるだけ

超今更だけど餓狼伝説にパロられてたんだ
SNKだもんなァ…

削除しました

間違いなく高い知名度に見合った傑作ではあるんだけど、狂気的で暴力的で終始胸糞悪い(ここのレス見る限りこれは人によるかも？)ので
レンタルショップで見つけて「タイトル聞いたことあるから見てみようかな」みたいな軽い気分で借りると痛い目を見かねない映画
自分は痛い目を見た
けど、画面構成や演出、役者の怪演とかが凄かったので見なきゃよかったとは絶対に思わない
あそこまで映像のカロリー高い映画見たの初めてだった
あと予告のセンスが高すぎる