ニコニコ大百科

橋龍

2003年の方には出馬してなかったような…
もし2001年で再登板していたら政治史は大きく変わっていただろうな。安倍・福田の飛躍もなかっただろうし
政権交代はあっただろうか？

>>2
2003年の総裁選挙に出馬したのは、小泉純一郎の他に亀井静香、藤井孝男、高村正彦の3人。
安倍・福田・麻生は小泉のお陰で総理になれたようなもんだから、
橋龍が再登板していたら彼らは総理になれなかった可能性もあるね。
ただ、安倍ですら再チャレンジさせてもらえるなら、
橋龍も再チャレンジさせてあげても良かったんじゃないかという気もする。

日本を失われた25年に導いた戦犯だよ、こいつは。
宮澤～細川～村山政権が財政出動してバブル崩壊から
やっと日本が立ち直りつつあって1996年はG7では最高の成長率を
記録したのに、構造改悪という緊縮財政を推し進め一気に景気悪くなった。

こいつの尻拭いを小渕は上手いことやった。
ヨーダを財務大臣にして、財政出動して最悪期は脱した。
やっとトンネルから出られると思ったら、国会で汚沢が邪魔して
小渕がストレスで倒れちまった。んでイット革命とかお笑い内閣を
挟んで出てきた小泉の長期政権で国民は決定的に疲弊したな。
その後継者の安倍も清和会出身者らしく従来の緊縮財政型で
安保政策や公務員改革以外では支持できなかったが
転落してからは少しは経済について勉強してきたようで
今は支持できる。安倍以外の総理候補は与党も野党も
緊縮財政型しかいねえ。安倍が日本再生の最後のチャンスだな。

ま、とにかく平成以降の経済戦犯は橋本と小泉。
特に橋本は失われた5年で済むとこを20年プラスしやがった。
こいつを再チャレンジさせても良かったとか笑わせるな（笑）

>>4-5
君の見解は正しい。
でも橋本に二度目のチャンスを与えても良かったと思う。
本人も緊縮財政には猛省してたからね。
君が言うように安倍も一度下りてからスタンスを改めたわけだし。

2001年の総裁選で橋本をまさかの逆転で小泉が下して、従来の
緊縮路線を継承する長期政権が始まったのが地獄の始まりだったな。

俺は基本的に首相の再チャレンジには反対で、
1度やったら結果が出ようが出まいがそれっきりにすべきだと思っている。
ただ、現実として安倍ですら再チャレンジさせてもらっている訳だから、
それなら橋龍だって再チャレンジしても良かったんじゃないかと思っただけ。
もっとも安倍が再チャレンジし始めた頃には橋龍はとうに病死していたが…。

あとやたらと積極財政や第二次以降の安倍への妄信が目立つが、
積極財政は一時的な景気浮揚策としてはある程度の効果はあるにせよ、
（財政出動による景気浮揚効果も昔ほど大きくはなくなったが）
どう考えたってずっと続けられるものではないんだから、
一概に積極財政が良くて緊縮財政が悪いとは言い切れないかと。

>>7
こいつに2度目のチャンスを与えて良いとかバカにも程がある。
4の言うとおり、こいつは平成日本経済の大戦犯。

90年代半ばまで日本が財政赤字を積み上げてきたにもかかわらず
物価も金利も安定していたのは、97年に端をなす橋本デフレ発生
までは、社会保障基金、つまり、公的年金が所得を吸い上げて
きていたから。これは当時のGDP統計で簡単に確認可能。
財政は赤字でも年金は黒字で、政府全体としてはバランスが
とれていたわけで、財政の数字だけを見て「日本はやばい」と空騒ぎをしていただけだった。
なのに橋本はわざわざ急激な緊縮財政を敷いて
日本をデフレにし財政赤字も膨らませた。

>一概に積極財政が良くて緊縮財政が悪いとは言い切れないかと。

そんなもん誰でも知ってるわ。んで今は財政拡大すべき。
好況時は財政引き締め、不況時は財政拡大。
こんなのマクロ経済の初歩だよ？
高校の公民の教科書にも載ってるんじゃない？

好景気の頃に大して効果の無い選挙対策として
減税や財政出動をバンバン発動して世間的な認知で言うところの
「借金」を増やしておきながら、不況になると蛇口を閉めて
増税と緊縮財政に突っ走る頓珍漢な政策をしているから
いつまでも景気は回復しない。

>>5
でもaaaaさん、安倍も緊縮財政やってるんだよ。
「機動的な財政出動」を掲げてるのに、それをサボってる。
だから景気回復のテンポが遅い。まぁデフレを敵視して金融緩和を
行う首相は安倍くらいしかいないから消極的支持派だけどな。
金融緩和行ってなかったら、増税ショックはもっと凄かった。

これでも97年にアップしたときより軟着陸してるほうなんだよ。
前回は今回みたいな世界経済停滞状態で外需が伸び悩んでる状態と
違って外需寄与度は結構あったのに（だから財務省の「アジア通貨
危機で経済が失速した」という言い訳は通用しない）
あそこまでズタズタになったからね。

まぁ財政当局の信条は、いつの時代も均衡財政であり、財政再建。それは、高度成長期でも同じだった。それを政治家は、リアリズムの観点から、政治権力によって変更を加える舵取りをしてきた。

福田赳夫みたいな財政均衡主義者でも臨機応変に財政を拡大する柔軟さはあった。
少なくとも宮澤内閣まではそれが出来てた。
おかしくなったのは橋本内閣からだね。財務相（大蔵省）の意見を鵜呑みにするようになってしまった。
当時財政危機宣言が出されたけど、その時の日本の対GDP比純債務比率はG7国では一番健全な状態だった。
これのどこが財政危機なのかと。

橋龍の緊縮政策はアメリカからも止められてたからね。勿論、親切心というより、日本の内需が拡大して景気良いほうがアメリカにとっても都合が良いからだったけど。

団塊ジュニアが本格的に社会進出してきたときに大不況に追いやったから酷いよ。あのまま何もしなければ彼らは分厚い消費市場になっただろうし、少子化もあそこまで深刻にならなかったはず。

>>8
高校の「政治・経済」は世界・日本の政治史・経済史を問うのが中心だから、
経済理論に関する話は扱いが小さいね。
そもそも研究や教育関係の仕事に就かない限り、
高校や大学の授業でやった内容を社会人になってもちゃんと覚えている人なんてかなりの少数派だ。
高卒以上のサラリーマンが今でも数学IIや数学IIIの内容をちゃんと覚えているのか考えれば自然な話。
それにそういった教科書的な経済理論を現実の経済政策に適用しようと思っても難しいというのもある。
不況時にどんどん財政出動しようと思ってもその財源は国債になる訳で、
直ぐに結果が出ればいいが、短期的には結果が出たとしても局所的・一時的でしかない中で、
それでも財政出動を続ければ景気が回復するという確たる保証は無く、
周囲からは財政危機を煽る声が上がったり、
大規模な財政出動を行えばどうしてもそこに利権が生まれ、
それに対する批判にも晒されながら、尚も続けるというのはなかなか出来ることではないだろう。

>>12
民間の経済活動が弱いときは元気になるまで政府が支出を増やして下支えすべきでしょう。そうじゃなきゃ誰が経済のエンジンをかけるんですか。

現代の財政出動に対する憎悪の源になってるバブル崩壊後の景気対策は>>5も言ってますがあれでも効果あったんですよ。バブル崩壊のキャピタルロスは1930年代の米国の大恐慌時の3倍（額にして1500兆円）と言われてますが、米国はGDPが30%くらい減ったのに対し、日本は名目・実質共に暦ベース（1月～12月）では1度もマイナスになることはありませんでしたから。

それで90年代半ばに設備投資がやっと回復し始めて息を吹き返しかけたところに、1997年に橋本内閣が大規模な緊縮政策を行ってデフレ地獄の門を開いたんですよ。日本の名目GDPは1997年がピーク。ほんと酷い。

>>11 >>13
増税する前に景気はだいぶ戻ってきたんだよね。当時、仕事帰りのタクシーもバブル期ほどじゃないにせよ、中々キャッチできなくて景気回復の実感はあった。

クリントンもそれまで中国一辺倒だったのが、日本が復活してきたの見て、色目を使い始めてたし。

それなのに無謀な緊縮をして、あのザマだよ。安倍が名目GDP600兆円とか言ってるけど、橋本があんな余計なことしなければ今頃1000兆円くらいはあってもおかしくなかったよ。

ニコニコにしては博識な人多いな。
そう、橋本は日本を駄目にした。

増税を筆頭に奴が構造改革を行い始めたのは1997年4月1日。
忌まわしい日だよ。
それ以前とそれ以後の日本は180度全く違う国になっちまった。

バブル崩壊のときの悪名高い総量規制発動のときの大蔵大臣も橋本だったしな

以外にも批判一色でビックリ

ニコニコって反米型の陰謀論者が多いし
橋龍は、小泉に敗れたことと最期が呆気なさすぎるので
『真の愛国者だ』とか『暗殺された』みたいな陰謀論が書かれてると思ってたが
そういうアホな話の類は一切ないな

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日本社会への衝撃そのものは「阪神淡路大震災」「オウム事件」の95年の方が大きかったけど、
最後のジェンカを抜いて崩したのは「神戸児童連続殺傷事件」と「経済失政」の97年。

サカキバラも橋本も本質的に凡夫だが、ジェンカは凡夫でも抜くことが出来る。

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気持ち良いくらい叩かれてるな。俺も同感だ。
97年の一連の政策は戦後日本最大の失政。

今もデフレ脱却後の金利上昇など懸念はあるけど、こいつ無能すぎるんだよなぁ
国民がいい加減財政出動やら金融政策を軽視するのほんとやめろよなぁ

皆さんに同意なのだが、なぜか「ワースト総理ランキング」みたいな話題で名前が上がることが少ないよね。
それどころかまともな部類にカテゴライズされることも珍しくない。
結局、多くの国民は何が原因でこんな異様に長い不況になってるのかわかってないのかもしれない。
GDPのピークが1997年という事実にもっと注目してほしい。

日本の９０年代の経済財政政策はアクセルとブレーキを交互に踏んでるようなものと揶揄されるが
思いっきりブレーキ踏んで日本経済の息の根を止めてしまった。

そもそもブレーキをかける必要など全く無かったよな。誰かも言ってるけどバブル後の景気対策連発した後ですら、GDP比の純債務は他の先進国と比べても全く問題ない水準だった。
確かに財政赤字は増えていたが、同時に社会保障基金という貯金もどんどん増やしてたので政府全体の収支ではトントンだった。

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ケータイとネットの普及とか
金融ビッグバンによる銀行と山一證券の倒産（見殺し）とか
グローバル化による雇用慣行の崩壊とか
いろいろ同時に起きたでしょ