ニコニコ大百科

真実は無く、許されぬ事など無い

善悪や理屈も、結局のとこ根っこは感情ありきだと思うがなぁ。「殺人はいけないこと」ってのも、まず殺される、殺すのは嫌と言う感情→これは悪みたいな流れがはじめだろう。その時代の大衆の価値観や感情で世間に流れる正義が映り変わるし。

感情論はクソ、論理的な事こそ正しいと言ってた輩が、それを認めたら自分が割食ったり、酷い目に合う立場になると、感情論や、相手を否定する結論ありきで、後付の理屈を必死に組み立てて逆らう（その逆もありうる）という、ダブスタ上等、論理などで動いておらず、自身の感情、他人事であること前提で物を考えてるのが人だし。

必殺シリーズなんかは「金を受け取る」事で
これは私刑でも正義の鉄槌でもなく、ただの【人殺し】という職業ですよっていう仕組みを持ってる
意外と目から鱗の発想

強きを挫くことも正義だけど、隣で困っている人に手を差し伸べるのもまた正義

っ SEALDs













「正義の味方（）」だけど。

>>875
これほど正しく正義の味方を体現した存在は無いってほどの正義の味方だな
まずその正義の存在が極限まで利己的かつ独善的で
その上その一員と言えるほど融合もしてなければ自分の身銭を捧げてもいない
ただの味方であることにこだわりすら感じる集団
トップは正義の一員になりたいんだろうし今後なる予定なんだろうが
構成員は正義の味方のままだろうな

>872
大凡感情ありきであっても、それが薄い人間というのがいる
体制やシステム、前提、ルール上の名分等をただの欺瞞でなく
優先順位の高い案件として半自動認知する個が確かに存在するのだ
男性でも一部の「仕事しかできん」奴だけが持つ特性だ
無論自動機械ではないからストレス溜まれば軋む奴も多いが、ベースは揺るがん
それらの個は、いわゆる勇退等に類する道を必要に応じ自然選択し、結果的に淘汰される率もあるが
遺伝子の分岐の都合無限に誕生することで社会の構造を保つ要素としてあり続ける

言うなれば、そういったものたちを操る手立てとして多くのぼんぼりは掲げられるし
より良い表現としてはそれらが無自覚に合点を得るような方向の選択を
そこそこの頻度で展開できる奴が「同年代の中のリーダー」となり易い(生臭い他要因も絡む)

>876
彼らはjustice(実質的な意味は勝者の決定権および必然的策定すなわち進むべき一筋、みたいなもん)を持つだのなんだの言ってるのであって、誰ぞの指摘の一環たる義にかかわる要素を持つのではない(例のくだり自体、質問者と同系統の人間にはよく不足しがちだから注意しておくと良い結果に繋がるよって話だからな)
justice自体そもそもにおいて翻訳ミスに近いものであると共に、そちらの話題のトップらは最初からジャスティスは略奪により収めたも同然であり、義の字が当る原理の類は派生も含め一切持つつもりもない

権力闘争の中にある肉食動物共のうち特定層の思考は国家や世代を問わず大体そんなもんだ

最近の（というかだいぶ以前から）ヒーローは「正義の味方」ではなく「正義」そのものになってる感あるなぁ。
ヒーローがやる事は正しく、ヒーローと敵対してる奴がやる事は悪という印象が刷り込まれてる気がする。

初代「正義の味方」である月光仮面は、彼自身は決して正義などではなかった。
あくまで「正しくあろうとする人＝正義」を支援するだけの、正義の“味方”だった。
正義は月光仮面が守ろうとしていた人々の事であって、月光仮面の事ではなかった。

「正義」と「正義の味方」は違うという事を今一度考えなおして欲しいものだ。

全部の作品そうやってみてる訳ではないが、俺は基本的にヒーロー側は（作者的に）正しい（とする）行為を行い、敵対者がやる事は（作者的に）悪（とする）行為をすると解釈してるな

それぞれの行為への是非はあるだろうけど、行為を賞賛した流れなら作者にとってそれは賞賛される事なのかもしくはこの物語自体がそれを賞賛する物語なのだと判断するし
逆に行為を否定する流れなら作者にとって否定される事なのかもしくは物語自体がそれを否定する物語だと判断する

特に否定する展開でなければヒーローがやる事は正しいと思うね

今季アニメのコンクルート・レボルティオはヒーローや正義の味方に関して考えさせるアニメだね

人間は自分達が何もしなくても「ウルトラマンが守ってくれるさ」と思い込んでいる都合のいい連中だ

>>880
でも最近は「作者の思う正しいことを賞賛するつもりで物語を書いてる」みたいなこだわり持って書いてる人もあまり見ない気が。

なんかどっかで見たような正義論、悪の美学語ってたりすると、「自分なりにこだわって真剣に考えた論」ってより「それがお約束で定番だからやってる」感がすごい。

時々、作者に全くこだわりが感じられず、正義の味方にしろ、悪役にしろ胡散臭いと思ってね？どうでもいいと思ってね？って感じのがあるし。

でたよ都合のいいとこにしか目がいかない連中が
「昔は」と「今は」って言うようになったらおしまいだな

>>883
>>正義の味方にしろ、悪役にしろ胡散臭いと思ってね？どうでもいいと思ってね？って感じのがあるし。
それも作者からの一つの回答のような気もするが
正義の味方又は悪役を胡散臭いと思ったりそういうのをどうでも良いだろとするのも一つの考えでありこだわりじゃないかね

定番だからやってるのかこういう考えの作品が好きだからやってるのかどっちなのかという話もあるし
どっかで見たような正義論、悪の美学語語るのも自分の意見を述べてるとも思うけどな

新しい理論を編み出す事だけが正解ではないし既存である物を肯定するのも一つの結論だろ

「作者の思う正しいことを賞賛するつもりで物語を書いてる」これ自体を叩くやからもネットだと多いとは思うけどな、自分が気に食わないと思った考えに対して作者のオナニーやら自己満足やら言ったり、他作品での理論を持ち出してこれは駄目だ見たいに言ったり

正義の味方批判の相手にも事情が～なんてのもそれに近いものだろ作品毎に世界観や敵の事情や状況なんて違うだろうに別作品の考えがそのまま適用出来る訳が無いと言う

昔は、今は　で言うならば

昔は情報発信自体が大変だったから、それなりに実態を伴い詰まった作品が射出される率が多少高かった。あくまで多少
そして、それらが淘汰されつつ実態に即したものとして拾われる経緯を辿り、残留するものはそれなりに強固だった
今は単に書きなぐり射出するのが簡単になり、拾い上げるのも容易、結果的にマインドとやらを持たない愚図の大衆や暇人共でも作品を記し、ないしそれを馬鹿騒ぎ原理や当事者性の薄いオタク環境で批評できるようになった
たんに割合の違い程度しかなく、また別に良いばかりではないが、昔と今にはいくらかは違いがあるのだ

現代人の中でもやし層による問題提起なんぞ大体は片手落ちだが
多少の波にもまれながらも色々考え続ける連中の言葉には価値があるだろうし、それらと併せる事で一人前になる意見集合もあるだろう
正義と悪の構図を皮肉るなんて「判ってりゃどうでもいい、判ってない奴は次のモードに振り回されるだけな部分…に触る」低俗な範疇でうろうろしてるやつは片手落ちの典型である率が高いだろうがな
それがそいつのストレス発散になってるなら別にかまいやしないが

>>882
残念ながらウルトラマンは人間が正義の味方をする話だ

かわいいは正義　であるならば

オタクは正義の味方なのではなかろうか

第一作からウルトラマンに頼ってしまう人間、
それでも立ち向かう人間って毎作出てくるテーマよね？

>>887
ユーゼスの皮肉でしょ。

一作目から「ウルトラマンからの自立」と言うテーマは見て取れて、最後にゼットンを倒したのは人間。作品によっては人間がウルトラマンを助けたり、並び立つ力を持ってたり、人類自身の力で地球を守れてたりするし。もちろんウルトラマンはヒーローだからここぞって時に人間に頼られるが。

ウルトラマンから見れば守る必要がない位に人類が自立するのは嬉しい事だが、逆にウルトラマンが人類に頼ってばかりの状態になったらどうなるんだろ。

iwatamさんも何かのコラムのなかで正義の味方に関する記述をしていたな、忘れちゃった。アハハ。

まあ何にせよ「正義」を馬鹿にしときゃいいって風潮は良くないとは思う

「正義は人それぞれのもの」ってよく言うけど
そういう主張で描かれた作品の多くは殺し合いに終始してるんだよな
要するにそれは戦争肯定じゃないのかと俺は思う

じゃあ「正義とは何か？」と俺が問われたら
俺は「様々な対立し合う利害や主義主張を抱く者達の共存共栄」と応える

人それぞれに正義が異なるから殺し合う　というのでは駄目なのであって
互いに議論し合うなりして互いに認め合う事が重要なのだ
それを怠ると今の世界の様に紛争やテロにまみれた
修羅地獄の様な世界になってしまう　
現実がはっきりそれを示していると俺は感じている

こう言っちゃなんだけどさ
龍騎ライダーズって結局テロリストなんじゃないのか
ライダーバトルって結局テロリスト同士の殺し合いに過ぎないんじゃないか
とは思う

だからこそそれを懸命に止めようとした城戸真司は本当は正しかったんだと思う
それが認められないっていうのは今こうしてテロに満ち溢れた世界をつくってしまっている人類自体が内包した悪しき歪みなんじゃないかと思う

別にテロリストだって自分たちのことを悪とは思ってないのよ
というか正義は我にありって立場

実行者はともかく計画してる方は正しいと思ってない可能性が高いのでは？
本当に正しいと思ってるなら裏で金儲けにいそしんだり
他人を実行役に押し付けたりしないだろう

>>893
龍騎は「正義は人それぞれのもの」じゃなく「すべてが純粋な願い」という回答だよ
そしてそれを止めようとした真司の願いもまた純粋な願いとして受け入れてる

龍騎ライダーズがテロリストってのは違うんじゃないかなとは思う
自分のモンスターの餌兼楽しみで殺し合いさせてた芝浦やモンスター強化と自身の犯罪隠蔽の為に民間人を殺してた須藤や犯罪者な浅倉はまあテロリストに近いかもしれないが
北岡や蓮や佐野あたりはライダーバトル以外で民間人に手をだす描写はなかったはずだし違うと思う
蓮なんかはモンスター強化の為に敵モンスターを倒したりもするし人を守ってるとも言えるしね

「正義は人それぞれ」と言いつつ結局敵側を持ち上げて味方組織を下げてるだけとか味方組織が諸悪の根源ということにしてるだけで善悪の立場が逆転してるだけだったりする作品ってのは多いとは思うけどね
綺麗事とかそういう事を徹底的に否定してるだけとか主人公の考えを全否定してるだけみたいのもそうだね
それぞれに正義があるとしながら相手側に肩入れしまくりな書き方をしてたり

龍騎は善悪関係なく「願い」として同列に扱う考えであったが、それはあくまで龍騎という作品内での話であるって考えにとどめた方がいいと思う。考察は自由だけど、あまり突っ込み過ぎたり、この思想を他作品に持ち出して貶めるとかは野暮だろう。（龍騎内での英雄失格の話がさも正しいように風潮されることがあるが、別にそれが絶対という訳ではないように）。

正義は人それぞれ、人の考えは全て主観・エゴって言ったって、だから全ての正義・行動は等価・同等か？と言われれば、やってることや動機、影響が違う以上、同列ではないという考えでもいい訳だし、そういう作品もある。

「正義の反対は別の正義」「テロリストは自分達を悪だと思ってない」とかに「本当に？正義や信念なんて大層なもの持ってるの？」「正しいとは思ってないが惰性や仕方なくやってる」「迷いなく自身を正しいと信じられる人間なんていない」みたいな懐疑的な話、またそれを否定する話でもいい。

>>895
自分が生き残る事、金を稼ぐことが正義だと思ってる人もいるって事だろ
そういう人間からしたら利他主義は悪なんだよ

>>896
正義・主人公批難ばかりに意識が向きすぎて、正義は人それぞれ、善悪は相対的だと謳いながら、それが主人公側を否定するためだけの理屈に使われるだけで、敵の考えが全面的に正しいみたいな感じで作中書かれちゃってるのはありがちだよなぁ。否定意識全開、少しでも相手を悪く言えれば勝った気になる思考で書いた作品あるある。

エンタメ的には、人それぞれの正義を書いても、やはり主人公に分があったりした方がまとまりがいいし、主人公側の考えが読者に全く共感されず、悪役側の方が正しいじゃん、みたいなことになったら元々捻ったテーマ（主人公が狙って悪として書かれてるとか）の作品ではない限り作品として失敗扱いになりやすいね。

>>898
ただし金稼ぎと利己主義を正義といいながら、同じ理屈で自分が割を食うと、身勝手だ（俺を気遣え！と言う利他主義を他者や世の中に求める）というダブスタ気味になってしまうから、結局世の中に認められなくなっていく訳だ。

理屈上、正義は人それぞれでも、誰にも認められない正義は現実ではないのと同じ扱いになっていくのが世の常。

もっとも金稼ぐ人間って教養あるから、金を稼ぐことが正義だと思ってるんじゃなくて、自分の行為が悪で間違ってるのを客観的に認識してようが、その上でそんなこと知らんしどうでもいいって考えだとは思うが。

「間違ってると認識してても、それを実行する＝それを正義だと思ってる」と見做す理屈なら、自身を正義だと思ってるでもいいけど。