ニコニコ大百科

自分が加害者側に回らないと思い込んでいる想像力が欠如している正義
そしてそれを指摘するとこいつには何をやってもいいんだから加害じゃない、俺の行為は綺麗な復讐だみたいな開き直りするから

終わりなき価値判断からの逃避、思考放棄

そしてその裏に隠れ潜む残虐性

本当の正義ってなんですか！一体何なんですか！悪い奴を倒して
弱者を救うのが正義じゃないんですか！

よく熟成してわかりやすい悪い奴は供給不足なんだよ

まず、正義（justice）の逆は不正(injustice)だ。そして、悪（evil）の逆は善（good）。

正義は社会財の配分に関わるものだ。これは、褒賞、刑罰、徴税、社会保障、などを含む。

正義を盲信するのもまあ良くないだろうけど、

悪役の言動を（悪行ガン無視で）一々持ち上げたり、
逆にヒーロー側の一挙一動を（成し遂げたことをガン無視で）貶めたり、

そういう「正義を疑う視点」を盲信するのも良くないんじゃないかな。

良く使われる「正義の反対はもう一つの正義」という考え方から言えば、上述の視点の盲信は正義に憑りつかれているともいえるので、
むしろ本末転倒とすら言える。

>>1948
現在進行系でポリコレ論者がそんな感じで正義気取ってる
「これは均衡点を探る社会運動だからどんな極端なことをしてもそれは正しい」だってさ

ポリコレに関しては最近だとアンチ側も似たようなもんだけどね
少し前まではよかったが今となっては先鋭化と質の悪い層の流入によってポリコレ論者と同等の民度になってしまった

何にせよ己を省みれない奴に「正義」っていうのは重荷すぎるってことだな
不相応な奴が掲げていいものじゃない

もういっそ法も秩序も無い無法状態になっちまえばいいのに
ポリコレもフェミもLGBTも主張したきゃ物理的に殴り合えで済む話になる

>>1960はたとえ自分自身が何の理由もなくいきなりぶん殴られようが、
誰も止め立てもしないし、
そのまま殴り殺されても警察も葬儀屋も動かないような世界がお望みのようだ。

すげーな、そんな精神マネできねえよ。

>>1956
それはどちらかというと「誰かの言いなりになるのはもう嫌だ」
って欲求が世の中に増えてきたことの現れだと思う

批判されるヒーローって、規則を決めた者から規則を守らされてる存在で
成したことの是非は建前で、権力者の言いなりになってること自体が嫌われてるように思える
良い子アピールして親や権力者に認められたい的な承認欲求がウザがられているというか

同じヒーローでも個人の意志でやりたい放題してるタイプは称賛されやすいし
周りの評価など知らん、自分のやりたいことは自分で決める的な部分があったりする

『正義』の敵(障害)になるのは、『悪』ではなく『もう一つの正義』って、もっと普及するべきだと思うね。
自我をちゃんと無くして客観測するのには一番の近道というか、大切な事なのではないかと思う。
　
“我々”カビや菌にとっては、消毒や殺菌という大量虐殺を止めようとしてくれるバイキンマンこそ最後の希望。尊敬するべき「正義の味方」（相手の哺乳類やパン屋から見たら「悪の味方」）だ。
　
これがお互いに逆になっているだけ。
　
知的生命体が人間以外にも現れたら、そこで一気に普及する程度の 当たり前の考え方だけれど。
　

正義（justice）の逆は不正(injustice)だ。

不正(injustice)から考えれば正義概念を理解しやすい（かもしれない）。

>>1964
全く異なる価値観を持つ者同士での会話を成り立たせたり、意思疎通するのには、単語の定義を決めてしまう事はとても大切だと思います。
『正義（justice）の逆は不正(injustice)として会話を進めましょう』と。
　
『行為:殺菌洗浄』は、
ヒトや動物やパンの擬人化キャラクターにとっては「正義（justice）」であり、
一方で菌類のキャラクターにとっては(それは一方的な大量虐殺であるため)「不正(injustice)」である。

どこで差異が生まれるのかが単語(の使用差異)によって明確になって、話し合いが進み易くなる。
　
仮にこれが無いと、「あいつらは何故こんな酷い(≒不正な)ことをするんだ！」と怒り続けて進展しない。お互いの側が同じ様に。
　

>>1965
それ、正義としての根拠が無いよ。

>>1966
本来、正義に根拠は無いよ。
(むしろこの例の中では、両陣営の中に「虐殺から護るのは正義」「虐殺は不正」という、大多数の人間に近い正義感(や正義の根拠)が有るんだなぁと考えるけど。
　
本来、無い(個々や一定集団の思考の傾向の中に有る)のではなかっただろうか。
　
というのも、「虐殺する(される)事が正義」等、我々にはとうてい理解できない正義感(と根拠)を持つ存在も存在し得るから、というと伝わるだろうか。
　
ニンゲンの語る正義という言葉(概念)は、どこまで行ってもあくまでそのニンゲン(達)の正義。というのが少なくとも現状では。

誤解を招かない為に言っておくと、素晴らしい概念だと私個人は思っている。
　
ただ現状では、人を殺しては「いけない」んだ！というその「いけなさ」そのものについて、私には説明できない。
『社会的な損失』『他者の心の損失』といったものではなく、あくまでも「いけなさ」そのものについて。
　
「どうして人を殺してはいけないんですか？ワタシは殺される事が大好きなので、それを他者に行う事は正義なのですが…」…とかさ。困りますよね、お互いに。
　
　

>>1967
独自設定するよりも、教科書読んだ方がいいよ。法哲学のとか。

法哲学の理論を学べって言う先が違うよ、勝手に暴走している政治厨などの連中に言ってやれ

>>1968
お薦めの通り、私が法哲学や人間の歴史の本をもっとよく読んで、貴方が生物学やニヒリズム的な出発点の哲学等をもっと読んだなら、お互いにより深い洞察ができそうですね。
　
私も、先人達が立案,整備して 淘汰の末に今も生き残っている法律や正義概念については、敬意を払って(そして実際に利益を享受して)います。
　
それに、時代背景等が異なるとはいえ、先人達が既に思考した部分についてもゼロベースで思索を始めるというのは、効率が悪いですしね。
　
ただ、根本からその対象を捉え直すには、大切な事でもあるんです。
私達はあまりにも、抱く正義や道徳について「当たり前だろ」というところから思考を初めてしまう傾向が見られます。
　

上記の『哲学』というのは、哲学史や哲学に関する知識 ではなく、アナタ(＝各ワタシ)が行うその哲学の事ですね。

>>1970
価値相対主義についての議論もたいてい教科書に載っているよ。

>>1969
場合によってはアドバイスできるかもしれないが……。どんなの？

>>1972
防衛や自信の源に使用したりしない限り、教科書って驚くほど役に立ちますよね。

>>1973
基礎を勉強しておくのは良いことだね。

考える事、疑問に思う事を放棄して知識のみを膨大に集めたような人間を
「飯を食う辞書」とか「本棚を背負ったロバ」とか言う

先人の積み上げた論理は尊いが、「学ぶ事」と「考える事」のどっちが人間の核かと言われると後者だと思う
学問は本当に役には立つが「役に立つ道具」止まりでもある、と勉強してて思う

「そんなん当たり前じゃねえか」と言われるかもしれないけど哲学は大事だよね

まあ、調べもせずに考えると大体が車輪の再発明を自信満々に発表することになるんだがね
将棋なら、ディープラーニングのAIみたいに莫大な試行回数を試すより、棋譜を読んで見た方が人間にとってはより効率がいい

同様に何が語られて何が語られていないか。先人がどこで手詰まりや無限ループに陥ったか、を知らないとほとんどがそれにハマって終わる。しかも本人はそれに気づかないまま

「飯を食う辞書」とか「本棚を背負ったロバ」って、ぐぐるとほとんど用例（出典は福沢とユダヤ教か）ないな。人一倍くらいの勉強量じゃ多分、それにすらなれんと思うがね。歩くgoogleくらいを目指さんと無理かも

>>1975
正義について考え始めたなら、次は初歩を学ぶ番ということになるね。

そうですね。結局やることに違いは無い

正義、知性、愛、勇気、倫理、法といった「知」は素晴らしいが、
心の底からそう思ってる人間は人口の1%に満たないと思ってる

正義を至上の物だと思ってるか(1%)、手段として利用しているか(99%)。
表面上は似ていても中身は全然違う事が分かるだろうか

そりゃ後者の方は大義名分って言葉で置換出来るんじゃないのか？
英語では「justice」は公正に近い概念で扱われてるし、そもそも諸徳のなかで正義を至上とするかも争いがある