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この情勢だから国がもっと省エネを煽ってもいい筈なんだが放っといてもそうなると楽観してるって事かな？また欲しがりません勝つまではをやる気でいるなら国民も備えが必要になって来るな。九州の奴等はそこらを敏く感知して、利権を兼ねてｴﾈﾙｷﾞｰｲﾝﾌﾗ整備を始めてんのかね。

>>29を補足　http://toyokeizai.net/articles/-/48133
東京電力の家庭用モデル料金で見ると、震災が発生した2011年3月分は6251円
2014年9月分は8477円まで上昇し、上昇幅は約2226円

①口座振り替え割引額の増加 -1.5円
②2011年4月からの太陽光発電促進付加金 +14円
③2012年8月からの再生可能エネルギー発電促進賦課金 +217円
④同年9月、火力発電増加による料金改定 +359円
⑤2014年5月分からの消費税率引き上げの影響 +230円
⑥燃料費調整制度（輸入燃料の価格変動）を通じた値上がり +1407円

②③④は原発停止に関係した値上げ、⑤⑥は無関係なので
値上げの7割以上は原発停止と無関係な部分で発生してると分かる

ドイツで産出する石炭て2/3近くが褐炭(亜炭)なのか。こんなんバカバカ燃やしてたんだったらそっから削減に持ってくのはそりゃ楽だな。

火力発電の排熱で褐炭の脱水とか出来ないもんかな。
今もある程度有効活用してるんだろうけど

ドイツで褐炭が減ったのは1990年から2000年にかけてであってそれ以降は効率化によるものだよ
熱のロスは日本の半分ほどだし(一時エネルギー供給はさほどかわらないよ)
いや減らせるなら褐炭による発電なんかもっと減らした方がいいけど雇用の問題だってあるし

>>29>>32を更に補足

2011年1月～2016年3月の 東京電力 平均電気料金 推移
http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2016html/img/361-5-2.gif
数年前は8500円ほどだったのに、2016年11月だと6092円だから、原発停止する前より安いｗ

5年間で再稼働してた原発は数基だけで、全電源の1％くらいで、それは今も同じ
原発はほぼ停止してたのに電気料金は凄い上下してて
案の定　http://i.imgur.com/zKOyRbl.png　ここ数年で石油価格は凄い下がってる

原発が稼働してても石油価格次第で電気代は高くなるし
今みたいにほぼ全部の原発停止してても電気代は安くなりえる
電気代って原発以外の要素の方が重要なんじゃないかな

我が国の原発推進政策は中東動乱によるオイルショック対策が発端のはずやが
シェールガス革命のお陰でその心配も無くなった。さらばOPEC
これからはコスパに優れた火力ぶっぱでぼちぼち自然エネを底上げしていくのが正解やと思う
あと火力発電所にミドリムシ培養プールを併設すれば二酸化炭素を再利用できて地球温暖化対策になるんちゃうかな。ミドリムシくんはバイオ燃料や食用にもなるから最高や

正直自分で書いてて分かりづらい気がしたので更に補足すると

原発がほぼ停止してたのに電気代が大きく上下するのは、化石燃料の市場価格のせいだって事は分かる
石油やLNGの消費量が増えたら増えた分だけ、電気代はそれらの市場価格に左右されやすい
そこまでは分かり易いんだが、そこから先が分かりづらい
どうやら>>29にもあるが原発停止の前後で日本は石油やLNGの消費量や輸入量が大して変化してない
原発が止まったのに石油やLNGの消費量は大差無かったから電力供給が結構ギリギリだった
消費量が大差無かったくせに電気代だけは大きく変動してる…つまり消費量より価格変動が主因じゃないかと

それを東京電力自ら表明してるのが>>32の①～⑥の値上げ要因の内訳で
http://www.tepco.co.jp/ep/private/fuelcost/backnumber/index-j.html　で詳細データが見れる

省エネ化で１割減があるけとはいえ、燃料の消費量は二割増えたんだからその燃料費で増えてる分もあろうけど、石川氏とかが言ってる単純に増えた貿易支出を国富の流出っていうのはふかしだわな
目的が違うとはいえ輸入に不利な円安にしておいて燃料費暴騰だっていってもマッチポンプとしか
ガスはVREとの相性がいいからそれらを導入するのに有利な状況だけど、資源の持続性から言えばIGCCで石炭を即応性高くかつ二酸化炭素少なく使えるようになるといいなと思う
バイオ燃料やエネルギー貯蔵はまたその先じゃないかな

>>39
その石川和男さん？や経産省は単純に震災前後の発電量やLNG輸入コストを比較して
財務省や日銀の貿易統計から分かる様な表面的増加コストを
原発停止コストとして公表しちゃったんだろう

発電量は　http://i.imgur.com/RjF2XlI.png　LNGが震災後40%以上増加してコスト激増と勘違いしがちだが
1次供給を見れば　http://i.imgur.com/EPe9zMG.png　輸入量は20%程しか増加してないと分かる
2011～13年の為替と燃料相場の変動でLNG輸入コストは3.5→7.1兆円まで増えたんだが
経産省はその100%近いコスト増が全部原発停止のせいだと主張しちゃった

実際は燃料輸入赤字の20％程は原発停止のせいで、残り80％程は円安誘導政策と燃料相場の高騰だから
原発停止のせいで大赤字とか電気代高騰とかいうのは誇張や嘘に近い

貿易統計では15年のLNG（液化天然ガス）の輸入コストは4.5兆円
http://www.customs.go.jp/toukei/suii/html/data/fy7_1.pdf
10年は3.5兆円だったから1兆円はコスト増だが
>>36>>40によると、その1兆円の20％が原発停止、80%は為替と燃料相場の変動が原因のはずだ

あと今の天然ガス相場なら16年はLNG輸入コストが震災前と同等かそれより安くなって
http://pps-net.org/statistics/gas
原発が止まって火力沢山動かしてるのにLNG分の貿易赤字が消えそう

>>37
シェール革命が良い影響を与えて原油が安くなれば確かに火力が生きてくる
このまま火力発電のコストが安い状態が続くと良いね

GTCCだIGCCだって言ってるときに、新年早々火力発電と言えば石油、石油は枯渇しそうだから発電に使うなとか流れてきて心底あきれる

>>35
いやそれ以降も順次切り替えor廃止してってる。だから日本と比べてCO2削減目標を無理なく達成出来てってるんじゃないのって話。
近年でも2020年までに5つの褐炭火力止める予定だし要するにエネルギーソースの転換時期と温暖化削減目標掲げ出した時期を被せた事が功を奏してるって事でしょ。
京都議定書はそういう政治ゲームの一環でそれを上手く活用したのがドイツって事

http://www.de-info.net/kiso/atomdata01.htmlの図3によれば「褐炭」は発電割合がそれほど減ってないのよ、石炭は多少減ってるけど
発電所の効率化についてはよく知らないけど、2005年から2010年にかけてドイツは発電総量を2%程度増に抑えてる
エネルギーヴェンデには再生可能エネルギーだけでなくあらゆる方面での省エネ化や効率化もふくまれてるからそっちのが温室効果ガス削減の主要因じゃないかなって
もとから多かった石炭褐炭火力の閉鎖が温室効果ガス削減の主要因って考え方はおかしくないかなって話

日本がもとから効率的だったかと言えば大幅に石炭火力を増やした時期に(それも問題だけど)温室効果ガスがそれほど増えてないんで、効率化は図られてるんだと思う、ただ省エネ化はつい最近の話かと

だから「京都議定書第3条では、2008年から2012年までの期間中に、先進国全体の温室効果ガス6種の合計排出量を1990年に比べて少なくとも 5%削減することを目的と定め」てあった訳で、
ドイツの場合8%だけどそのページにも載ってるように90年の褐炭割合が31.1%、石炭が25.8%でこれが10年にはそれぞれ23.1%、18.5%になってる。その後震災受けて原子力止め出したから褐炭は微増してるけど90年の状況に比べたら8%下げるなんてイージーモード状態
で上にも貼ったようにこれから先褐炭火力は減らす一方なんだからポスト京都議定書の取決でも順調に目標達成出来るでしょ。
あとは無理ない目標数値掲げながら残り2割余りの褐炭火力を潰してくだけでいいという次第

しかも褐炭のCO2排出係数は0.36kgco2/kwhと化石燃料では飛び抜けてる。元からこういった質の悪い資源で膨大な温室効果ガスを出してたのを減らしますよっていうだけの話で、90年の時点から見て下げシロが殆ど無かった日本と比べると相当楽な目標数値だった事だけは確か

いやいや、総量ベースで語ってるのに図1の発電割合で評価してどうするの
しかもその年代は発電総量が増えたのを天然ガスや再生可能エネルギーでまかなったのと、特異に石炭や褐炭が減った時期で、それ以降は総量ベースでそんなに減ってない、いや減らないのはいいことではないんだけど、最近のドイツは電力余ってるし
1990年から2000年にかけてならco2でいえば総量はもとより、人口一人辺りのco2は横並びか日本のほうが少し少ないくらい
それ以降は徐々にドイツのが少なくなっているけど、その時期は褐炭はほぼ減ってない、石炭は減ってるけど
そもそも2000年から2010年にかけて電力需要が増えてる分を石炭でまかなったか、石炭を減らしながら再生可能エネルギー(水力ではないよ)や天然ガスでまかなったかも差になってる
石炭も褐炭もそれほど減っていない2000年から2005年までの間も二酸化炭素は減っているし
第一、電力需要が増えたのは00年代前半の話だけどgdpも人口も電力需要も増える中石炭を減らすのがイージーかどうかはよく考えた方がいいんじゃない？

日本よりは遙かにイージーだったのは間違いないね。石炭も減らしてるし第一褐炭を減らしていくだけでＣＯ2排出量を下げられるんだから。
日本の場合原発増やしまくって(確か将来的に45%位まで原発にする予定だった)目標達成しようとしてたみたいだが元々下げシロがあまり無かった上に建設も思うように進まなかったから震災がなくてもどの道達成は始めから無理ゲーだったっていう話だね。
京都議定書はただ見栄切らされただけの政治ゲームの産物

次世代の発電方法として最近聞くのはトリプルコンバインドサイクルってのだな。
燃料電池複合発電システムFCCCともいうらしい。

固体酸化物形燃料電池・ガスタービン・蒸気タービンの三段構成で発電効率は最大で70%に達するそうだ。

仕組みは、
・まず、天然ガスを改質して水素・一酸化炭素を取り出し、燃料電池でそれらと酸素の反応から発電、
・次に、燃料電池の反応による排熱と未反応の残ガスでガスタービンの駆動、
・最後に、ガスタービンの排熱で蒸気タービンを駆動し発電機を動かす。

今の所、このトリプルコンバインドサイクルが実現できる最高の70%もの変換効率を持った発電方法になるとか。

後はカーボンリサイクルも出来ればほぼ言うこと無しですね

日本が高効率な火力発電技術を開発することによって、
・発電に必要なエネルギー資源の輸入量を減少させることが出来る
・他国に高効率火力発電技術を輸出することが出来る
・世界中に効率の良い火力発電技術を普及させれば、
　途上国の経済発展によるエネルギー資源の消費増加を減らすことができ、
　それによって資源価格の高騰を抑えることになる

　資源輸入国である日本には結構利点があるようだな。

日本で火力発電用の設備機器である、ガスタービン・蒸気タービン・ボイラ・タービン発電機を開発・製造している企業は、
重電・重工系といわれるところで、
代表的なのは
重電系
・日立製作所
・三菱電機
・東芝
重工系
・三菱重工
・川崎重工
・IHI

これらがある。

いくら原発推進派・容認派の政治家が多いといえども、
流石に今後原発の新設や増設を行っていくのは無理があるだろうし、
これからは次世代の火力発電の技術開発にもっと力を入れていくべきだと思う。

従来通りのエネルギーミックスでいいと思う。
火力にしろ原子力にしろ再エネにしろ、どこかしらに欠点がある。それを見越したうえでエネルギー安定の需給するには、選択肢を狭めず欠点改善の研究を止めないことだ。

効率を上げていくことには異論はないけど
火力発電への過度な依存からの脱却はエネルギーショックの教訓なんだけどね
喉元過ぎれば熱さを忘れるってやつなのかね

つってもエネルギーショックの時代から環境がかなり変わってるってのもある。
喉元すぎればというよりは、教訓が技術の発展によって陳腐化したのでは。

石炭火力発電「減らす」＝ＥＳＧ投資に注目－小泉環境相
https://www.jiji.com/sp/article?k=2019091301011

発電効率の向上は今の世界にとっての最重要課題だからな
トリプルコンバインドサイクル開発についての情報が(俺の検索能力の低さゆえか)2017年度時点までしか見つけられなかったので、続報知ってる方は是非教えてほしい。

なんか日本でも若者がグレタに感化されたのか「火力発電は環境に悪い！火力発電を輸出するな！」ってわめいてるみたい
https://www.chunichi.co.jp/article/181912

たぶんこいつらは現代の火力発電所を自分の目で見たことがない
いまの日本の火力発電はキチガイみたいに熱効率とCO2排出量削減に躍起になってて、「煤煙をモクモク出してるステレオタイプのイメージどおりの火力発電」じゃない
抗議してるのは無能な働き者か、日本の邪魔がしたいだけか

まぁエコキチはどうにもならんが