ニコニコ大百科

厳しさを肯定する根性論者とか大体これ。
「それで死ぬような奴はただの自然淘汰だからしょうがない」
という倫理を正面から投げ捨てた開き直りもセットで。

ゲームの腕なんて一律じゃないのに上級者が一方的に上手じゃない人を悪人にするモンハンの環境かな？

ネトゲでしぶしぶ地雷を引率して生き残らせた結果
神扱いされるのもコレに当たるものと思われます

有性生殖の歴史とかいう陳腐すぎて味すらしない無教養な言い回しがごくごく身近な蟻すら参照できないのもこれに似た感じだね
社会や種の存続に貢献するのは生殖する個体だけじゃないだろうに

「努力不足」とか「怠惰」とか言って金や職のない社会的弱者を叩く言説も大体これ。

「死ぬ気でやれよ。死なないから。」
これも賛否分かれるね。

地球は素晴らしい環境に恵まれた奇跡の星だとかいうのも典型的なコレだよな

>>7
地球は(人類が知る限りで)唯一死の星ではない。と言う意味だから全く違う筈。

たまたま人間だけが言語を使えることと、たまたま死ぬと声が出せなくなる。というふうに世界が出来ているので、
世界は人間の認知に生存バイアスを強制してしまっている。
進化の過程で死んだ99.9％の生き物のことを考慮に入れれば、
進化が大した現象じゃないのは明らかなんだけど、進化論が好きな人すごいたくさんいる。

僕の知っている生存バイアス
いじめの仕返しで成功した人→生き残っていじめの仕返しを他の人にも勧める
いじめの仕返しで失敗した人→いじめっこに殺される・いじめっこや教師にに処刑される・いじめっこに拉致されて奴隷化・自殺・家族が犠牲になる・不治の病・四肢欠損・障害を持つ・後遺症・生きていてもしゃべれなくなる・引きこもり・鬱

いじめの仕返しで失敗してなおも運良く生き残ったがゆえに後者ばっかり知っている。

バイアスも何も本来は淘汰されるはずの奴らが生き残るからこんなことになるんだろうが
ゴミ同然の奴らが生存権を主張するからこんな狂った社会になった
生きるのに向いてない奴は自然に死ぬ、そういう社会へ回帰させないとダメ

何言ってんだこいつ。

生存者バイアスで調べててためになった記事
http://www.jgnn.net/ls/2016/05/post-13267.html

>>13
>遭難なんかで「最後まで希望を捨てずに頑張れば助かる」と言うのも、
>助かった人は希望を捨てなかったかもしれないけど、希望を捨てなかったけど助からなかった人はなにも言わないから。

馬鹿なのかこいつは？
100％成功する保障が無かったら何も出来ないのか？

>>14
馬鹿はお前だよ。
希望を捨てようが捨てまいが助からない時は助からない。そんな気持ちとかの問題でどうにかなるほど現実は単純でもないし都合良くできてないって話だぞ。
誰もやるやらないの話はしてない。

遭難の場合、希望を捨てなかったから助かったわけではなく、希望を捨てる前にたまたま助っただけだからそもそも「成功する補償云々」以前の問題なんだよな。
ぶっちゃけ、本人の努力なんて成功の有無に全然関与しないし。
というか、成功ですらないのだが。
「成功した」と言っていいのは自力で生還できた人間だけだ。
そんな超人はそもそも遭難なんてしないけどな。

>>11
ヤンキーだらけの社会から発明品が生まれますかね？

>>11　悪いけどその「社会と折り合いがつかないままなのに生きていけてしまうやつが無駄だから排除すべき」という言説が自身に牙を剥いているようにしか見えない　回帰でもさせないともはや残ってないと分かってるものを理想としてるじゃねーか

あとコメに　自分の言い訳臭い用例があるのだけど
確かにこの論理は強い者の価値観の歪みを正すようには使えるけど、差という事実を無効にしたり弱者を相対的に強くする効果はないから　これを盾にして成功者の努力や、あるいは努力のない成功を、否定は全くできないだろ　あくまで結果の捉え方に対するカウンターであるのみ
劣っているけど自分は悪くないと言いたい場合はなぜ自分が生存できなかったのがあくまで正当だと言えるのかについて別にもう一つ理論を用意する必要がある

上に上がれるのは本人のだけじゃなく周囲の人間のお陰
でも必死で頑張って無い奴を助けてやりたいと思う周囲の人間っているんかな？

>>19
必死だろうが必死じゃなかろうがいるかもしれないしいないかもしれない。運次第

>>11
森に帰れば？

>>16
全く努力しない人間が助かる確率が懸命に努力する人間よりも圧倒的に小さいのは明らかだろう。
応急処置を怠り、感染症を軽視し、リュックの中身を刹那的欲求に任せて食い漁るような人間が、生きて帰れるわけもなく。

>>22
それは「努力」じゃなくて「対応」じゃないの？

社会進化論なんてものが流行った時期もあったし、ま、多少はね？
過熱した効率主義は遂に危険な領域へと突入する・・・！

>>23
じゃあ>>16の言う「努力」ってなんだよ。

>>24
優生学先輩「おまたせ！この世は強者しか生き残れないんだけどいいかな？」

第二次大戦中のイギリスの爆撃機だったか「一番危険な敵戦闘機の位置はどこか」って聞いたら「後方上空」という答えが多かったので後上部に迎撃用の機関銃座を追加したが損耗率が変わらなかった。
もう一度調べ直したら本当に一番危険な位置は「後下部」の敵機で、その位置に着かれたら撃墜されて戻ってこないからアンケートに反映されなかったという

社会環境にかぎらず、異常気象が増えている中暑さ寒さを語るときでも生存バイアスってやつには気をつけたほうがいいかもわからんね、雪に不慣れな土地で雪が降りだしたり、暑さに不慣れな土地が暑くなったりしているニュースを見るときとか

生存バイアスと言っていいかどうかは分からないがこういう例もある
ww1の時、各国は兵士の安全のため鉄のヘルメットを採用したんだけど、むしろヘルメットが採用されてから兵士の負傷率は大幅に上がってしまった
しかしその後詳しく状況を調査してみると、実際にはこの負傷率は死亡した兵士を数えていなくて、鉄のヘルメットが普及してから増えた負傷者というのは「ヘルメットのおかげで即死せずに済んだ人々」を表していた
要するに、「技術の発達などで全体の生存率が上がったせいで、さも質の悪い結果が増えたように見える」というのも考慮すべきだと思う

>>26
適者生存（3年）中立説（2年）ミーム（1年）

ランカスターの後部銃座の死亡率は高い。
操縦士が撃たれたら操縦士も死ぬが、後部銃座の人も死ぬ。
後部銃座の人が撃たれても操縦士は死なない。