ニコニコ大百科

単純な小物的な裏切り者ではないが、忠義者ってのも言いすぎ。
乱世に生きたあの時代の平均的感性として、最初は劉備に賭けて、
次は孫権(あるいは魏呉連合)に賭けただけの話だと思う。

徐庶や黄権みたいに下った後も惜しまれた人物もいるのだし、
演義以外の資料からもディスられてるのは、関羽殺しだけではなく、それなりの理由もあると思う。

まあ、戦いでの死に場所の無かった夏候覇ってのは、言い得て妙。
対立派閥に気に入らない奴がいて、そのまま我慢していれば
自身の地位は君主の親族として安泰なのに、我慢しきれず
あえて対立側に走ったってところは、よく似てる。

糜芳が過失なく完璧に任務を遂行していたかと言えば、別にそんな事は無いのだろう。
ただ、火事云々の話が本当だとしたら、関羽は小さな過失を大袈裟に咎め過ぎた。
他人のミスを絶対に許さない当の本人が、重要戦線での敗退と言う失火なんか比べ物にならないくらいの大きなミスを犯してしまった。
その時点で関羽という人間の信頼は失われてしまったんだろうな。糜芳のみならず、周りの友軍から悉く援軍を拒否されてしまったというのは悲しい。

今更だけど言わせてくれ


ひっでーー記事だなコレｗｗｗｗここまで客観性ブン投げてるのはある意味貴重だわ

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そもそも関羽は襄陽太守、督荊州事でしかなく、軍事に関しては糜芳らに命令する権限はあっただろうけど、あくまで荊州牧劉備のもとに関羽・糜芳ら諸太守が並列しているという形だから、糜芳としては同じ太守なのにどうして上司面してんだと不満を抱いていたかもしれない。

また関羽は襄陽太守であり、本来は襄陽にて郡の政務をとるべきなのに襄陽を実効支配できてない為に糜芳の居城である江陵に居候している。この事も糜芳に自分の職分を侵害されていると不満を懐かせたかもしれん。

何というか荊州は州牧の劉備が不在な為に色々と不協和音が生じていた感じ。関羽の傲慢さとか以前にトップ不在の体制に問題があったのかも。

不当かどうかみたいな記述はおいといて
事実だけ書けば良かったのに

修正しようかとも思ったけど、この気持ち悪さは逆に貴重なのでソッとしておこうと思った

糜芳の扱いについては孫権さんナイス人事だな
そしてこういう所でも頼りになる賀斉さんは流石神

関羽包囲網については、あの状況に持ち込まれた時点で打つ手なしという説もあるんだよね
だからといって糜芳・士仁の投降が正当化されるわけではないが
迅速に大軍を動員して荊州に送り込んだ魏呉が凄まじいというか、地の利の差が如実に現れた結果ではないかと思う
いざという時、関羽たちは荊州の軍だけで対応しないといけないから、魯粛・呂蒙に東荊州を奪われて劉備陣営の荊州軍団の規模が縮小した時にフラグは立っていたのかも

ある三国志マンガで関羽を裏切ろうとしたら諸葛亮と趙雲にばれて往生際悪く逃げようとしたら趙雲に斬られたやつがあった。

三國志孔明伝では割と好意的に描かれてたのが印象的

「忠義の臣としての死か…裏切り者としての生か…
後者を選んだ私は、きっと後世に悪名を残すのだろう…」

徐州時代からの古参でしかも劉備の外戚なのに離反したっていうことは、相当な理由があったはずだよな。

糜夫人が生きていればまた違ったのではあるまいか

正史の糜夫人はいつ亡くなったか分からないよ

>>41
関羽との仲が抜き差しならないくらいに悪化してたっていうのが一番の理由だとは思うが
兄貴や孫乾や簡雍が漢中王になった劉備に国家の重鎮として高い官位を与えられてるのに
糜芳は彼らと同時期から従ってるのに地方太守止まりだし、その辺への不満もあったのかもと妄想

江陵太守は地方太守なんてぺーぺーの役職じゃなくて、それこそ国家の重臣クラスだよ
荊州の軍事拠点として、対呉の最前線拠点としてすごい重みがある
そういう意味じゃ、上庸の劉封・孟達と同レベルの扱いかな
現代風に解釈するなら、明らかに詰んでる状況で、領民や兵士を無駄死にさせたくなかったんじゃないかな

糜芳は江陵太守じゃなくて南郡太守だな。一応念のため
要地ではあるが太守自体は位としてはそれほど高いってわけではないし、不満を持っていた可能性は否定できないと思う
○○将軍で南郡太守、みたいな形の記述が見当たらないから何とも言えんが…

まあ、何よりもヒゲ様との確執が一番の理由だと思うよｗ
仲が悪い上に本人もイマイチ非協力的で失態もしちゃった状態なら何されるかわかったものではあるまい

例えば魏延なんかは「鎮遠将軍・漢中太守」だっけ
彼の将軍号は何だったんだろうね

関羽を裏切ってその後のこのこ生き残ったからマジで嫌いだ。

嫌われること自体は無理もないし、俺も関羽が好きだから
糜芳はあまり好きになれないかな。

でも、その後のエピソードを見る限り「のこのこ」って感じはしないなぁ。

ガンガンのブレイド三国志じゃ関羽を裏切って死なせた地味な武将と叩かれる風に描かれていたな。

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>>47
蜀時代は判らないが、呉に降ってから雑号将軍
南郡太守→雑号将軍とか、「亡命者や投降者は厚遇するのが基本」な乱世においては、
ビックリするくらいの不遇っぷりだよ

同じく投降した潘濬や郭晋が大出世してるのにも関わらずこの扱いだから、
つまり糜芳は呉にとって、そういう人間だったという事…

厚遇できなかった、というのがあるのかもしれない
演義の話とごっちゃになっている気もするが、三国時代で既に関羽の評価って相当なもんじゃなかったっけ、とくに民衆から
そんな人間を裏切ったやつとなると呉としてはいかに有能な人物だったり功労者だったとしても冷遇するしかなかったのかもしれない

糜芳は徐州出身。
孫呉は北方から逃れてきた人材によって徐州閥が形成されるほどであったから、
新参者で呉ではなく蜀につｙいていた糜芳とは何らかのわだかまりがあったかもしれない。

行き場がなくなってしぶしぶ降っただけだから厚遇なぞしない

関羽の神格化なんて宋代以降だぞ。wiki見ればわかるんだから調べないと
なんでも関羽のせいにすればいいってもんじゃない

>>55
普通は厚遇するものよ。そうすれば似たような人間が次々と降伏するとっかかりになるからね

劉備の想像以上の怒りを前にしての焦りもあったのかもしれない
そこで糜芳を厚遇すればそれに油を注ぐようなものだし、だからって糜芳を斬ったり蜀に渡したりすれば、その後に呉軍に降伏する人間なんて誰もいなくなる。それゆえの苦肉の策だったのかも
あのタイミングで呉蜀が争えば魏の一人勝ちだし、実際に夷陵では危険な状態に追い込まれたりしたしね
その後も同盟して親蜀路線を取ってるんだし、不倶戴天の敵を要職につけるのは体面が悪かろう

糜芳に限らず士仁孟達范橿張達と言った蜀の裏切り者は自分の命惜しさのために裏切るからマジでゴミクズだろこいつら演義で処刑されて当然。信長だったら問答無用で殺しているだろうな。

なにがあったんだよｗ

>>59こいつらみたいな三下のゴミ共のせいで関羽と張飛が死んだからだ。