ニコニコ大百科

そういえば、純狐さんたちは玉兎を「兵士」とちゃんと『人』のレベルで見ていて、月の民達にとっては『ペット・道具』に過ぎないんだよな。で、純狐さんは玉兎と同じ中華神話体系に属する。
この辺の違いも、そもそも所属する神話の違いから来ている価値観の差なのかもしれないね。

純狐が何故これほどまでに徹底して情報が少ないのかを考えるに
ＺＵＮ氏は、純狐が本当に“恐ろしい存在”であるという事を
演出したかったのかもしれない。　幻想郷の敵であった月が、実は
全く次元の違う強さの恐るべき相手と戦っていたんだよ！　という。

今じゃすっかりうどんげの耳をしゃぶるストーカー扱いされがちだが。

最後のスペカにだけ符がついてるのってどういう理由？

スペルカードルールに則った弾幕らしい弾幕だからじゃないかね

他の作品のラスボスは大体
符名ありのスペカルールらしい弾幕→最後に符名無しの本気の弾幕
っぽい感じで来るけどこの人の場合
ずっと本気の弾幕→最後だけようやくスペカらしい符名ありの弾幕
になってるのもある意味彼女の恐ろしさを表しているなのかもしれない

本気なんだったら弾と弾の隙間なんて残さないだろうけどね

符名なんてそもそも誰が付けているのかわからないけど
純狐本人が付けているんだとしたら、皮肉っているのかもしれない
幻想郷の弾幕とは、こんな感じなんだろう？　というおちょくり

ピュアリーバレットヘルはわざわざ幻想郷の真似事をして見せてくれた弾幕なのかも

そもそも半分負けてるし友達釣れてきて遊んだろ！っていうEXでも
純狐さん符無しスペル撃ってきてるから符無し＝本気っていうのは考えにくいかもな
まあ弾幕が殺意マシマシ(難易度的な意味で)なのは放っといて

ピュアヒュの元ネタのエリーニュスは「人殺し、特に肉親、元は母親を侮辱したり殺すものをどこまでも執拗に追いかけ罰を与える、発狂させる神」？時代とともに復讐の対象を拡大してるあたりが純狐っぽいか？
一柱のアレクトーは「名を挙げられない神」(この訳は間違いで正しくは「止むことなく(非難する)者」)
ググった限りじゃ殺人者が背負う自責の念や狂気そのものの神格化に見えんことも
…ギリシア神話よくわからん

ため息顔が好き

>>1146
>>1147
なるほどそれもそうか

夢の世界に逃げ込んだ先で包囲するって方法
ダーマ神殿やカルベローナを封印した魔王みたいなやり方だよね

>>1111
純狐氏とのつながりを見つけるのはちょっと難しい。
楚辞章句が初出でそれ以降の記述はその引用が大体だからだからほとんど情報が出ない。
ヘカーティアが純狐を苗字呼びするの嫌だから個人的には有仍氏説の方を押してるわ。

九尾狐が子孫繁栄の瑞獣ならば、それを身に着けるのは純狐の子孫に対する思い入れってのも解釈になるんじゃないかな。
純狐が生きていた時代は、その逸話の夏の禹王の時代の孫世代だから印象も大きく残ってるだろうし、夏王家とは(有仍氏ならば)縁もあるし。

>>1112
事実を追及するのは無理だが、史料上であれば追えることもあるだろう。

元はただの人間だったのに神霊になった上に、原初の神々しか持たなった純化の力を使える。自分が何者なのかすらどうでもよくなるほどの怒りと憎しみって常軌を逸してるよね。東方での狂気的なキャラって二次創作だと過剰演出気味だけど、純狐に限っては全く違和感がない。
だからなのか「イェーイ！嫦娥見てる？」的なノリはネタだと分かってても苦笑いしてしまう。

未だどういう人物像なのか極めて分かりにくいから、そういうネタに
走りたがる人の気持ちもわからなくはない

表面的には堅物で無駄がないイメージだけど、ゲーム中でゲラゲラ笑いながら
弾幕放ってきたり、意外と話が通じたり、友達がいたりで単純じゃない
強いて挙げるならば、説教しない四季映姫ってイメージだが

怨みに純化された霊らしいけどもしかしてこの純狐さんって最早本人ですらないんじゃ…？

そういう不毛な独自理論を言われてもただ困るとしか

>>1155 シブに純狐氏族の念の集合体が純狐って考察があったね。

>>1156　それもそうだ。ごめんね。今度はもうちょい有意義なこと書くよ。

穢れに純化するってなんやねん……。

あくまで勝手な妄想理論なんだけどさ、
純狐の純化確殺の仕組みって病気や怪我といった"死穢"を純化して殺すってことなんじゃあるまいか。
何故か穢れは全て同一のものとか考えられてるけど
、穢れ毎に種類があると考えればあの場面で純狐が退いた理由がわかる気がする。

例えば金銭に関する穢れを純化すれば財産に溺れ、性に関する穢れを純化すれば肉欲に堕ち、憎悪の穢れを純化すれば永遠の復讐に狂うみたいに、穢れの種類によって純化の結果が異なるとしたら、月の民が言う『地上で生きて争うことの穢れ』を純化すると、"生きること"と"争うこと"に特化される。これがクラウンピース強化のカラクリ。
その理論なら傷を負う（死穢を帯びる）ことが確殺の条件になる理由も説明がつくし、逆に完全無欠主人公勢に「嫦娥よ、見てるかっ！？」にならなかったのも納得できる。

つまり純化能力ってのはlimＸ→0じゃなくてlimＸ→∞だって考えればいいんじゃないかな？消す能力じゃなくて突き詰める能力だと。

だって、「生きる為に闘争を繰り返すこと」が穢れが生まれる原因で、その穢れでも純化確殺の対象になるなら、月の民のオツムが余程残念でない限りは「生き残る為に幻想郷を侵略」出来るはずが無いんだから。

月の民は幻想郷に侵略じゃなく移転・遷都という一方的な考えであり
戦争する気なんて１ミリもない気だったようだぞ　単純に霊夢達が
勝手に侵略だと理解していただけで　あ、清蘭もか

あと純狐が負けを認めて退いたのはごく単純に穢れ（ミス）がない＝
絶対に被弾しない＝もう何も通じない　だから諦めるという理屈かと

まあ実際はそうなんだろうけどね……。上のは"純狐の純粋な復讐心"と"クラウンピースの強化"と"純化確殺のカラクリ"を全て同一の能力で解釈しようとしたらこうなったって話だから。

>>1156
いやすまない、唐突な上に突飛過ぎたかもしれない

ただ生前(？)綺麗な黒髪とされていた純狐がなんで金髪になってるんだろうって考えててさ
「自らも怨みに純化された霊である」って部分から「怒りのあまり神霊としての髪が金髪になった」(サイヤ人かな？)か「純狐の憎悪そのものが意思を持って一人歩きした」ってのを考えたのよ
神霊廟で人の欲望から神霊の子供にあたる低俗霊が生まれたわけだし憎しみの感情そのものが神霊に昇華されたりしてもおかしくはないのかな、とか

東方書籍とかでもドラゴンボールネタはちょくちょく出ているから
純狐の金髪化とスーパーサイヤ人の意匠は関連あるかもね

でも仮に憎悪そのものが動き出しているようなキャラだったら
幻想郷の事なんてついでに滅ぼしたかもしれないしそもそも
ヘカーティアとも友達になれなかったんじゃないかな

純狐は極めて落ち着いているし話も通じるし、理性がぶっ飛んで
いるような危ないキャラには全く見えないな　むしろよく笑う人だ

純粋な憤怒に「なりつつある」と思ってる
何万年もかけて人間らしい感情を削ぎ落し、最初の動機を忘れそうなのが現時点で
やがては純狐という名前も今の姿も失って、月の都に襲い掛かる災害になっていくのだろう

野暮だとわかってて突っ込むけど純狐が生きていた夏王朝の時代は
紀元前４０００年頃だからまだ一万年すらも経ってませんよ

将来的にそうなるかもーにしてもあまりにも気の長すぎる話かと

>>1165
妖夢が一人前になるよりも、レミリアが成体吸血鬼になるよりも、ラルバが神霊になるよりも、魅魔様の所在地が判明するよりも、ずっとずっと気が遠くなるほど先の話だろうなぁ。

まぁ確かにちゃんと会話できるし表情も豊かだし憎悪そのものってのはちょっと違うか
こんな妙な説に付き合ってくれてありがとう

そもそも嫦娥を付け狙う理由すら、実はまだはっきりしてないのだ。

目的は嫦娥を討ち取る事とは書いてあるのだが、何故かは公式からは
まだ明確にはその理由が書かれていない。　史実の純狐（玄妻）の境遇と
東方Projectの純狐の境遇は必ずしも一致しないし、東方三月精で
顔が１コマ出て来ただけで、音沙汰なしである。

今後純狐が何かの形で再登場するかどうかは極めて怪しいな。

>夫に息子を殺された、と言うのが最初の怨みだが、既に怨みは純化し、一人歩きしている様だ。
紺珠伝omakeテキストのこの説明が答えじゃないの？

恨みが純化して独り歩きしている、という説明と純狐が何の目的で
嫦娥を討ち取ろうとしているのかは必ずしも繋がらない

なにより純狐は恨みそのものじゃないし、その状況を説明した文章は
純狐が嫦娥を付け狙う動機がある事が第三者に認識されているという事
であって、実際の純狐がどういう意志があるのかを示しているとは限らない