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論語　陽貨篇より(かなり意訳)
子貢「先生、君子と言われる人にも嫌いな奴はいるんですか」
孔子「いるよ。お前が言うなと言いたくなるような奴、恵んでもらう立場なのに恵んでくれる側を叩く奴、無礼を勇敢だと勘違いしている奴、果断に見えて無知なだけの奴。この辺はさすがにね。
ところで、お前の嫌いな奴はどんな奴かい」
子貢「ただのコピペ改変を自分の意見だとドヤ顔で語る奴、無謀と勇気の区別がつかない奴、ただの中傷を批判と言い張る奴。こいつらが全員消えてしまえばいいのにと思っています」

子貢曰わく、紂の不善は是くの如くこれ甚だからざるなり。是を以て君子は下流に居ることを悪む。天下の悪これに帰すればなり

訳:子貢はこう言った「暴君と言われるあの殷の紂王だって実際にやった事は言われているような酷いことばかりではない。だからこそ上に立つ人間は下品な事をしてはいけない。なぜなら実際にはやっていない事の責任まで取らされるハメになるからだ」

雍也第六　夫子南子に見ゆ　子路喜ばず　夫子これに矢(白川静説で「私は嘘は言いません」宣言の際は矢を折るという風習があったそうな。なので矢で「ちかふ」と読む)ひてのたまはく、もしわが非なるところのものは、天之を厭たん、天之を厭たん。

　意訳　孔夫子、南子さん42歳、近所の野郎へ手を付ける性格で、孔子のように、過剰な社会性をもちその政治手腕を実現できない状態で困る人が「我々の業界ではご褒美です」的なおばさんにあう。お弟子Aの子路、露骨に嫌な顔をする。夫子、誓って、仰った。「私は潔白だ、やってない」
在野の人は「大事なことなので2回言いました」を根拠として「やってる」説をとる。

季氏、周公より富めり。而して求やこれがために聚斂してこれを附益す。子曰わく、我が徒に非ざるなり。小子、鼓を鳴らしてこれを攻めて可なり。

意訳:ブラック企業の経営者である季氏は国の主である周公より金持ちだった。季氏に仕えていた孔子の弟子の求は季氏の所の従業員を搾取して、季氏をより富ませていた。
それを聞いた孔先生は「あいつは俺の弟子じゃない。お前らあいつを囲んで棒で叩いてきていいぞ」とおっしゃった。

孔子の言葉が後世の儒学者によって歪められた例

子曰わく、吾未だ徳を好むこと色を好むが如き者を見ざるなり

(一般的な訳)
先生は「私はまだ美女を愛する様に賢者を愛する君主を見た事がない」とおっしゃられた
(原義に近い訳)
先生は「俺でも下ネタを好む様に政治を語ることを好む奴は見たことはないわ」とおっしゃられた

孔子が言っていない事を後世捏造された例

>孔子は女性や年下は卑しく、劣ってるとかいう、非合理的で間違った事を言った

(実際の孔子の言葉)
子曰わく郷原は徳の賊なり

(意訳)
先生は「目上だから、男だから、年上だから、そういうくだらない理由で威張っている奴が道徳をダメにするんだ」とおっしゃられた

評論家・孔仲尼による流行歌への冷静かつ的確なツッコミ

唐棣の華、偏としてそれに反せり。あに爾を思わざらんや、室遠ければなり。子曰わく未だこれを思わざり。それ何の遠きからん。

(意訳)
最近流行りの歌に『桜の花が風に舞っている　お前を忘れた事は一度もないが　あまりに遠くて会いにいけない』という歌詞がある。
先生は「間違いなく他の女とヤっていたな。そんなに恋しいならどんな手段を使っても会いに行こうとするはずだし、この歌の主人公はそれができる立場だ。遠すぎるなんて事があるものか」とおっしゃられた。

論語読みの論語知らず

スクラン7話で知った

http://blog.mage8.com/rongo-01-01このサイトで現代語訳を読めるのでオススメ。

儒教の考え自体は現代でも通用するものがあると思う。ただ、宗教のように多くの人に押し付けたりしていいものではないと感じる。

論語って十歳くらいの皇太子に読ませるために昔孔子という偉い人がいたんですよ〜って書いたお
話だからね。江戸時代の子供も論語を学んでたし、そりゃいいこと書いてあるわな。

宰我はただ寝てただけなのに腐った木とかボロボロの土とか怒られすぎだろ、もしかして寝てたという言葉になんかの他の意味があるのかとおもったらそうでもないらしい
論語物語だと宰我の言い訳に対してそう言ったことになってて納得しそうになるけどこれは下村さんの創作だし

人知らずして慍らず、が出来れば心の平静が保てるんだが難しいな