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こと織田時代の秀吉はとにかく戦略的に優位な事だけ取り続ける才能があった印象。
自分が卑下身分の時～部隊長クラスの時はギャンブル的な献身ができ（それがダメなら死ぬがやらなくても冷や飯で終わるだけ）、自分が指揮官クラスになってからはとにかく勝てる時に相手を丸め込んで勝つという方針になった（大勝より堅勝であり、部下は死んでも自分は絶対死なない方法論）。

秀吉は正直勝家を打倒してからは人間的に一つも魅力がなくなってしまうけど、そこまでの鋭利さは凄いよね
どこからこんな天才が生まれてきたんだって怖さがある

新参だろうがなんだろうが活躍すれば大身に取り立てるような織田信長と
ウマがよほどあったのだろう

信長公記由来の浅井との野戦では秀吉方が敵の10分の1という圧倒的劣勢だけど
主君の信長もそうだけど本当に軍事能力過小評価されてるよな
「勝つべくして勝っただけ」って言われやすいけど、おまえそれ晩年しか見てないだろっていう

編集コメントは「関連項目を追加」じゃなくて
「関連項目に四国征伐、関白相論を追加」って具体的に書いてほしいな
変更された場所確認するの二度手間になるし

晩年しか見てないだろと言うよりゲームの能力値しか見てない

勝家倒してから一気に天下統一するまでが秀吉の真骨頂だと思うんだけど。
まぁ感じ方はそれぞれだけど、いくらなんでも魅力なしってのは
黒秀吉の創作物の見すぎちゃう？

秀吉の人間性を最低と吐き捨てたフロイスでさえ
軍人、謀略家としては悔しいが認めざるを得ないほど
ずば抜けた天才だったのは確かだったのだろう

光秀、勝家を破ってもなお自身の身分は織田家臣に過ぎず
かつての上司、同僚も混在する軍を率いて一枚岩な徳川との戦い
月とスッポンとの差が有る朝廷との叙任交渉

この辺、秀吉の苦労はスルーされがちだけど
ギリギリの綱渡りで天下統一まで持っていった手腕は凄いのよ

>>654
秀吉が野戦で負けた事あったっけ？秀吉は10倍の浅井と一向宗軍に突っ込んで蹴散らした事あるし、その後も浅井朝倉軍を秀吉の軍のみで打ち破っている。
その後の朝倉攻めや浅井攻めでも先陣だし、越前が一向一揆に占領された後も野戦で何度も打ち破っているのが信長公記に記されているよ。
明智や柴田と戦った時も普通に野戦で打ち破っている。

>>658
なんか勘違いしているけど、基本的に織田家時代から秀吉の戦闘の多くは進攻戦、野戦をするか籠城するかを選ぶのは防衛側。蓑浦の戦いのように攻め込まれたケースもあるけどこの時は野戦で打ち破っている。
相手が籠城するから城攻めのパターンが多いだけ。
>>660
秀吉は猛将でもあるんだよ。信長公記とか読んでみ。つねに先陣をきって、リスクの高い作戦に志願している人物だから。
>>661
部下は死ぬが自分は死ななないって、秀吉の部下で戦死した奴のほうが少ないんだが、秀吉が最も部下を失ったのは金ヶ崎の戦いと言われているくらいだし。そして晩年が魅力ないとかいうのは変な創作物の見すぎ。

本能寺以後は政略謀略の妙を尽くして天下人まで登った人物だからか必要以上に冷徹冷酷に見られがちだよね

この人は信長の忠臣ではあるけど
織田の忠臣ではなかったのかもね

秀吉の手取川の戦いは有力な資料がないから撤退の理由ってわかってないんだよね
妄想以上の説はでてきてないよな？

信長が死んだ後に出された書状や、光秀を殺した後にばらまいた信長を貶めるプロパガンダ文書、更には加賀戦線からの無断帰陣に宇喜多の無断臣従工作etcという事例からは、ひとかけらも信長に対する敬意など感じられないけどな。

滅私奉公による『圧倒的成長』の精神を見せて結果出してさえいれば、幾らでも越権行為や不正行為を見逃してくれる安い上司だ、と内心深く軽蔑して舌を出していたであろう事が容易に想像できる。この男が生涯で本気で尊敬したのは後にも先にも家康だけなんじゃないのか。

秀吉が信長を尊敬したことはあっても、家康を尊敬したことだけはないだろうな。

どう考えても両方ない
というか、どの時期の秀吉を見ても尊敬やら忠義やらはプロパガンダとして利用するものとして以外存在してない

>>675
そもそも当時忠義とかは別にプロパガンダにすらならないから。
戦国時代に主君の仇討とかした奴いるか？
いねーだろ、みんな新しい主君に鞍替えしてる。
主君いや親兄弟が殺されても、その殺した相手に仕えるのが戦国時代ですよ。

忠義とか仇討がもてはやされたのは、江戸時代に入って江戸幕府が広めたカルト思想に原因に他ならん。

今川義元が討たれた時に首を取り返すまで戦い続けた武将とか
秀吉から破格の条件で引き抜きかけられたけど主君への忠義を理由に固辞した武将とか
討たれた主君の首が届けられた時に実力で取り返すから持ってかえって大事に預かってろと言ってのけた武将とかいたと思うんだが

自分の価値を認めてくれた。そのことに対するリスペクト（尊敬とは違う？）はあったと思うよ。信長

>>676
親殺しとかはたしかまずかったはず。後直接の主殺しも。
一応鎌倉時代に仇討ちはあるけど、江戸になってから儒教でうるさくなったのはたしかだね。

俺にはできねーよそんな立派なこと

主家再興のために行動しているのはいる気がする。（再就職のためにと言われると否定はできないけど）

>>677
その時はまだ今川家あるから、そしてその岡部元信は今川家を滅ぼした武田に仕えているわけで、氏真は徳川よりも武田にぼろくそに言っているからね。
秀吉のは清水かな？あの時は別に毛利滅んでないし仇というわけでもないし。
毛利が滅んだあとに主君や家の仇討をするかどうかってことよ。

たいてい滅ぼした相手に仕えるのが普通だった。主君や主家の為に復讐とかしないよ。秀吉の明智討ったのを喝采したのは江戸時代からとも言われているくらいだし。
勿論裏切りなどはほめられたもんじゃないが、忠義や仇討などがもてはやされた時代じゃないよ。殉死がでだしたのは江戸時代からだし。
>>680
尼子再興軍の事なら毛利に追い出された連中だからなあ。

主君の仇討ちしないと忠義じゃないってえらくハードル高い考えだな
ひょっとして忠臣蔵を基準に考えてる？

身分や所属が固定化した江戸時代流の忠義の精神は戦国時代にはなかっただろうが
戦国時代には戦国流の忠義があったというのがうちの認識

少なくとも信長に対する忠義がなかったは言い過ぎだわなただのアンチ
江戸時代にあれだけ秀吉を貶す風潮が流れても秀吉は信長に対する忠義を貫いているという風潮ができてるのがその証左。
実際現場での方針転換で独断専行することはあっても、信長の要望は全て叶えてるしな。


織田秀信と羽柴秀吉を見ていると、南北朝時代の足利義満と細川頼之を彷彿とさせる。
当時3歳の三法師と、当時9歳だった足利義満を、秀吉と頼之は筆頭重臣として必死に支えた
そして奇しくも、双方が政治の頂点として権力を持ち、中国征伐と四国征伐をやった。

ただ、細川頼之は最終的に対抗勢力だった斯波義将に失脚させられて勢力を減退させた。
羽柴秀吉は対抗勢力を尽く傘下に入れるか滅ぼし、主君すら飛び越えて天下第一の勢力になった。
しかし、家が長く続いたのは細川の方で、豊臣はのちに滅亡。ちなみに細川頼之も実子に恵まれず弟を養子にしている。

>>682
×主君の仇討ちしないと忠義じゃない
〇当時だって主君の仇打ちするくらい忠義のある奴がいたんだから、「時代を考えれば忠義なんてなくて当然」という擁護はおかしい

>主君の仇討ちしないと忠義じゃないってえらくハードル高い考えだな

そこまでは言ってないが。
当時は忠義なんて当時はたいした美徳でもなんでもないし、プロパガンダにもならんとは言っている。
忠義が美徳とされたのは江戸時代からの話だ。

秀吉は天下とっても織田の血を絶やしたりしなかったが家康は豊臣の血を根絶やしにしたから家康は外道、秀吉は善人、秀吉は信長の後継者だが家康は天下を盗んだなんて言われる時があるんだが両方的外れだと思う
信長は子供が20人以上いてそれぞれ大名になったり嫁いだりしているんだから根絶やしなんて不可能だしする意味もない、天下人の一族として担ぎ出される心配はないんだから
家康は秀吉の血を絶ったというより幕府に反逆した秀頼の血を絶ったことが結果として秀吉の血を絶つことになっただけでもし秀吉が信長のように子だくさんだったら秀吉の血は残っていただろうに
それに秀吉は信長の後継者って理屈もわからん、別に信長が秀吉に後事を託したわけでもない、それどころか信長の子と側室殺したり天下とった後は大した理由もなく信雄改易したりと関ケ原後の家康よりも遥かに容赦ない
家康は15年以上土地替えや参勤交代を免除したりして辛抱強く秀頼を服従させようとしたりとむしろ家康のほうがお人よしといえるぐらい時間を与えてくれたのにそのやり方が「首を少しづつ締め上げるようで陰険」だと言われるんだから報われないよな家康も

いや長文で申し訳ないけど信雄の改易と関ヶ原の家康処分は大差ないけどな。

もともと、豊臣秀吉の推す織田家の人間が織田秀信で、徳川家康の推す織田家の人間が織田信雄だった。
これがそのまま小牧・長久手の戦い（秀吉包囲網）の図式にあらわれている。

秀吉にしてみれば信雄は不穏分子であり、秀信は自分を慕う人間だった。
家康は逆で、秀吉に親しかった秀信は不穏分子にあり、小牧長久手で共闘した信雄は親しい人間だった。
だから秀吉は信雄を改易して秀信に領地と高官を与えて重用し、一方の家康は信雄を後押しして
領土を与えるようにし、不穏分子の秀信は改易して高野山に追っ払った。ただそれだけのこと。

ちなみに信孝自害させたのは織田信雄で史料確定しています。秀吉が殺させたということ自体、既に脚色入りです。

織田家の内紛で出来た豊臣が同じく内紛で滅んだ
晩年の秀吉は地盤固めに失敗してるし家康も潰しきれなかった、この場合潰されなかった家康が凄いのかな江戸とか領地経営に不備あれば潰す口実にするだろうし

秀吉は徳川の内政には干渉できてない。お気に入りの武将の所領増やすよう勧めた程度
家康の手に負えなくなるような大規模な反乱が徳川領で起こりでもしない限り口出しはできなかっただろうね
大大名を潰すには戦力やら物資やら根回しやらで膨大なエネルギーが要る
秀吉は家康を政権に迎え入れてからは身内に取り込もうとしてた
具体的には豊臣、前田、宇喜多の輪に徳川も加えようとした
秀吉の養女の江と秀忠の婚姻に加えて、更に前田と徳川の婚姻もさせようとしたがこちらは秀吉の死で間に合わなかった

秀吉の失敗というか誤算は家康のことよりも、秀吉が亡くなった途端に加藤清正たち子飼いが一斉に豊臣の天下を見限ったことだろうね

見限ったというか、天下の安泰が保てるなら皆にとってトップは足利でも織田でも豊臣でも徳川でも良かったのかもね。結果的にそこに家康が残っていたから美味しい所かっさらわれた感はあるけど。
百年以上不安定だった世の中を収めたのは信長・秀吉の功績だし、家康がそれを繋げてみせたのも見事だったと思う。豊臣家だけに絞って見ればバッドエンドなんだけどね・・・。