ニコニコ大百科

>>900
一応当時の人も秀吉が猿っぽいって書き残してるみたいだね

日吉大社の神の使いが猿なんだよね。幼名を日吉丸（こっちも史実性薄いっぽい）とすることで、一種の宣伝文句というか特別性を持たせていくうちに世間に広まっていったのかなあ

信長の忍びの秀吉が好きだ
サルでひょうきんものという典型的なキャラ付けだが王道であるがゆえに面白い

センゴクの秀吉もいいよね
あの作品って実質秀吉主役みたいな所が有る

仙石は見ての通り天然馬鹿だし他の登場武将も
神か仏みたいな人外思考や何考えてるか分からん奴ばかりなのに
秀吉だけはやたら人間臭く悩んで考えて成長していく
内面描写がしっかり描かれているんだよな

農民上がりだけに民想いとか民に優しいのイメージ強いけど実際はけっこう蹂躙も強いているしちょっとしたことで部下を殺害してたりする
天下人たるもの正の部分も負の部分も併せ持ってるもの

教科書で習ったレベルの知識しかないが
太閤検地にしろ刀狩りにしろ
農民に優しいじゃなく農民を分かってるという印象しかないけどなぁ

あの時代の農民を農民と思ってはいけない
今の日本人はすぐ鍬しか持っていない、いい笑顔の農民を想定するからアカン
当時は農民が平然と刀や鉄砲を持っていた時代、今のアメリカの銃社会で生きる国民に近い。
現代で言えば刀狩りならぬ銃狩りしたようなもの。一家に一丁ないし一人に一丁の銃を秀吉は全部取り上げた。

秀次粛清を秀吉の耄碌とする意見をよく見るが、応仁の乱(それから続く戦国時代)のキッカケが権力者の後継問題だった事を考えれば、仕方ないとしか思えない
秀吉が死んだ後になって、秀次が心変わりする可能性は否定できないし、誰かにそそのかされる可能性もある(連座で粛清された秀次派とかに)
仮にも関白の秀次が後継者に名乗りを挙げれば、秀次派どころか家康も大人しく秀頼に着くとは思えない。他の五大老もどうなるやら
そうなったら目も当てられないしので粛清もやむ無し、と思う
秀吉が死んだら粛清できないので存命中にやるしかない

そもそも秀吉が「秀頼を後継にするのはあきらめた。後継は秀次のまま」と決心しちゃえば八方丸く収まったし、
豊臣家も崩壊することなかったのでは？

応仁の乱が起こった直接要因はあくまで細川山名の政権争いだし、時の権力者の後継問題で比較するには相応しくないんじゃ 富子・義尚も義視も当初は東軍だし、内紛中の畠山家も都合のいい方についてただけだし

>>908
徳川家康「秀頼様こそ正当な後継者だろ？＾＾」
伊達政宗「秀頼様を旗頭にしてひと波乱起こすか＾＾」
豊臣秀次「できれば息子に継いでほしい。秀頼は消す」


こうなるので残念な話豊臣政権において豊臣秀次と豊臣秀頼は並び立たない。
秀次に子供が出来たら秀次の子供VS秀吉の子供（秀頼）で100％争乱が起こる。
これを避けるには豊臣秀次と豊臣秀頼どちらかが死ぬしかない。秀吉は秀次を選んだ。それだけ。

耄碌でも狂気でもなんでもない。秀頼の方が正当性あるから秀頼が死んでも
「秀次が秀頼様を殺害して家を乗っ取った」と言われて反乱起こされるのがオチ。
豊臣秀頼だけに絞って豊臣が滅んだのはもう仕方ない。最初からそうなる運命だった。

>>910
ああ、そいつは豊臣政権が続く方のシナリオだ
秀吉の死後、まだ幼児の秀頼を旗頭に家康が反乱を起こせば、
政宗は形勢を判断して豊臣方について家康を滅ぼす。間違いない

>>910
「豊臣秀次と豊臣秀頼は並び立たない」のと「どちらが生き残っても豊臣は滅びる」は同義ではないでしょ
仮に秀吉死後に秀次と秀頼が争って、秀次のほうが生き残ったとしたら
豊臣政権や豊臣家が滅びずに続いた可能性は格段に高くなったと思うよ

秀次が家康とガチって勝てるとは思えん
石田三成が豊臣秀次に代わるだけじゃろ

勝てるとは思わないけど
勝たなくても徳川政権で生き残れるって話じゃないの？

そもそも、家康は秀頼の命で三成を討伐した、という形式を取っている
さもなければ豊臣家の家臣が家康に従って東軍につく理由がない

この頃の大義名分ってのは非常に重要で、大義なき下克上で衆望を得ることはできない
そのことを義昭をずっと立て続けた信長から、何年も秀頼を主君と立て続けた家康までよく理解している

だから三成の代わりに秀次になる、では論法の前提がおかしいかと

畜生塚の一件だけはどう頑張っても弁護出来ない悪行だと思う

秀次にとっては秀頼を殺すのが唯一の未来で、それが秀吉にバレている
この前提で秀吉に殺されずに「秀吉死後」を迎えようと思ったら秀吉から殺さないとまあ無理だな

初代戦国無双猛将伝の豊臣秀吉が一番、秀吉って感じがするなあ
上行って天下統一しても下行って天下統一してもさ
猿っぽくて女好きで田舎者って感じがするのに野心家で、名古屋弁の馬鹿っぽい喋り方が
唐突にドスの利いた腹黒い声に変わるという二面性が好きだった
2以降は徳川が天下取る前まで続いてた、上辺だけの豊臣秀吉像って感じがするから好きじゃない
あの初代の秀吉なら、実際のように朝鮮出兵やらかしたり秀次事件起こしたり秀頼の過干渉起こしそうに思えるのに
どうして創作物は良い人っぽく書きたがるんだろうなあ

秀次事件で許せないのは駒姫の件
秀次に嫁ごうとした（しかも命令で泣く泣く）ってだけでまだ顔合わせすらしてなかったのに…

>>918
ネットの書き込みとか見てると秀吉のことを少しでも悪く書かれるのを嫌う人って結構見かけるのよ。
もしゲームの中で秀吉のことを少しでも否定的に描こうものなら、ゲームプレイ以前に酷評する人がいるんじゃないかな？
漫画とかだとその人間から描いた人になるから悪く書いてもそこまで言われないと思うけど。

自分だと花の慶次の秀吉像が印象強いかな？その後黄金の日日って言う大河ドラマみて緒形拳凄いってなったけど。

豊臣政権が秀吉一代の覇業でしかなく、後継者に歴戦の大名たちと互角に渡り合える存在がいないうえ
徳川家という他の家臣とは桁が違う勢力が健在では
秀頼だろうが秀次だろうが三成だろうが
関ヶ原がなくとも、遅かれ早かれ徳川家が豊臣政権を牛耳るのは目に見えてる
家康が健在なうちに誰かがそれに異を唱えれば結果は関ヶ原後と同じく様々に理由を作って豊臣を滅ぼしたろうし
家康が死んだ後であれば豊臣家は続かせたとしても、時を経るほど権力を奪って他の貴族と同じような境遇においやったろう
後者の場合は徳川家のしめつけが多少ゆるくなり、幕末が早まったくらいでどっちにしろ結果は大差ないだろう
とにかく秀吉存命のうちに朝鮮出兵にすら出さないまま徳川家を大大名のまま存続させたことが致命的
小牧長久手の時に滅ぼしていれば良かった
それも地震のせいで無理でしかないなら、やはり豊臣の末路は運命としか言いようがない

>>919
それは単純に「揺り戻し」が来ているだけ。

歴史系作品を見てると、豊臣秀吉の扱いが露骨に悪い作品は結構存在する。
「利休にたずねよ」とか「江〜姫たちの戦国〜」とかは代表例。とかく
評判の悪い歴史系作品では、秀吉を一方的に貶したり、整合性取るために
「高台院が本体」で秀吉は狭量な人物にされたりとかが、特に2000年代～2010年代前半は
非常に多かった。ちょうど韓流ブームと重なることもあり、朝鮮を攻めた
豊臣秀吉は都合が悪いみたいなところがあったんだろう。信長の野望でも嵐世記などは
秀吉の能力が非常に低かった。ちなみに最新作の大志ではなんと織田信長、武田信玄の次。

>>918
全員美化しまくりの無双シリーズですら秀吉がよく書かれるのが嫌とか筋金入りだねえ

>>918　　駒姫の話は殆どが江戸時代の講談で「秀吉蔑視」の意向も多分に含まれるから注意が必要。
特に出典となる奥羽永慶軍記はもともと最上顕彰のための軍記物語だしな。

ちなみに駒姫の没年及び嫁ぎ年齢は15歳だが、戦国時代にこのくらいの年齢の姫が
誰かに嫁ぐことは、特に政略結婚であればよくあるケース。参考までに有名所の正室の初婚年齢を挙げると

濃姫（織田信長正室）：15歳、三条夫人（武田信玄正室）：16歳
徳姫（松平信康正室）：08歳、黄梅院　（北条氏政正室）：12歳
愛姫（伊達政宗正室）：11歳、高台院　（豊臣秀吉正室）：14歳
光姫（黒田如水正室）：14歳、ガラシャ（細川忠興正室）：15歳

とまあ、大体若い。20歳で嫁いだと言われるお市の方が「BBAすぎじゃね？」と言われて生年疑惑が
出るくらいには早婚。15歳の駒姫が「秀次と顔合わせもしていない」のはかなり怪しいと見るべき

結局秀吉では天下統一はできても政権樹立は不可能だったと言うしかない
性格が向いてない
信長が秀吉の立場なら絶対に徳川を家臣になんぞしないはず

性格云々よりまず地盤がないわ。
秀吉の直属家臣なんて七本鎗とか有名子飼い上げたら大体終わってしまう
織田家臣や徳川家臣はたくさんいるが豊臣家臣なんて数えるほどしかいない
立身出世の才能は凄いが後に遺せる地盤が少なすぎる。

子供いない譜代の家臣も少ない粛清は数少ない身内を殺す。わざとやってるレベル

身内を殺すのは別に構わんで。
中国史じゃ皇帝が王族粛清したり冷遇するのはデフォだから。
あの光武帝ですら劉彊と劉荘であわや内部分裂の危機になりかけたくらいだからな。
この時は劉彊が自ら廃太子を申し出て、受理されて事なきを得たけど

織田家は兄弟多かったから当てはまらないかもしれないけど、わりと戦国時代をみていると豊臣家のほうが普通に思えてくる不思議
徳川家は男系の兄弟おらず子供も幼かったけど一人しかいない成人した身内を粛清で殺しているし、戦国時代なんてそんなもんでしょ？
むしろ二人いると揉めるから一人にするくらいでちょうどいい、秀忠も嫡男ホモなのに粛清してひとりにしてるし、頼朝の時代から武士はそうなっているんじゃね？

秀吉の生涯は天下統一までが看板漫画で、統一後が引き伸ばしって言われてたのはちょっと噴いた

はじめの一歩と同じ流れだしな
伊達が信長で千堂戦が賤ヶ岳で、王者として国内に敵無しを証明→海外進出で迷走→おかしくなる