ニコニコ大百科

まじ？実数でそれぞれどんくらいなの？

しかし親は何を思って外道丸なんて名前をつけたんだろう
これは子供もグレたくなるわ

日本じゃ最後に化け物を倒すのはいつも人間なのは基本。
金太郎とか桃太郎とか。

>>89
主人公に必然的な要素があると考えるのは「原神話」的だよ。要するに原神話というのは、ストーリーやその主人公の必然性をまとめたものだから。

>>93
金太郎は「力太郎」型類話で（木下康光　http://doors.doshisha.ac.jp/webopac/bdyview.do?bodyid=TB12180322&elmid=Body&lfname=006013020004.pdf#page=8）
桃太郎は「異常出生」だよ（篠田知和基　http://iyokan.lib.ehime-u.ac.jp/dspace/bitstream/iyokan/2283/1/AN00024786_1993_26_1-1.pdf#page=11）
両方とも厳密には「人間」じゃない。人間ではあり得ない怪力や生まれ方を備えている。

ノースロップ・フライによると、この手の伝説・民話・お伽話に登場する主人公は「ロマンス」に登場するキャラクター。敵役だけど、酒呑童子もロマンスに分類される。
主人公が本当に「人間」の場合は写実主義になる。

色んな所で言われているが酒呑童子の正体は一説には
漂着した外国人だって説があるよな。
特に有力なのはロシア人だって説。
毛むくじゃらで赤ら顔で大柄な体と共通する点がかなりある。

ザ･モモタロウのシュテンドルフが>>95そのままの設定だったな。
バカオニ3兄弟の先祖も日本に流れ着いた北欧系の海賊だったし｡

>>93
単なる俗説だけど坂田金時（金太郎）の母親は紅葉伝説の鬼女紅葉と言われていたり鬼退治した桃太郎も鬼だったとか皮肉な伝承も

>>97
平維茂「すまんな」

さけのみのわらし
って読んでた

>>29
俺も「鬼に横道無し！」ってのは（著者が）頼光（勝者）側への皮肉を込めたとかではなく
今の創作でも良くある『悪役「ひ、卑怯だぞ！」主人公「お前が言うな！」』みたいなノリなんだと思った

もともと鬼(キ)の対処法に「横道を設ける」というのがあって、
それを踏まえると「鬼に横道なし」は言葉遊びのセリフにも思える

個人的にあんまりイケメン！って感じに描かれて欲しくない妖怪
OTOGIってゲームのこいつはかっこよかった

>>102
おい、原典ディスるな。

酒呑童子が最強の鬼なら最美の鬼は鈴鹿御前だな。
鈴鹿御前は討ち取りに来た田村麻呂が一目惚れしちゃうくらい
絶世の美女だったって言われてるし。

>>95
鬼、天狗、カッパ自体に白人説がある

倒すほうも倒されるほうも山の神の眷属ぽい？
まぁ剣自体が元々そうなんだっていう話もある。
日本（人・神話）のルーツまで遡って考えると
ふいご発明前の時代に既に鉄工技術を確立して
山の斜面の季節風に頼ってた民族になるらしい。
現地・当時は金より高価だったとか…日本まで
来る頃には独占技術でもなく値も下がってたが。
あ、「山姥の子」枠は（元は必ずすぐ後ろに
　山姥が描かれていた）金太郎だけじゃなくて
あのヘラクレスも（名前通りなら）そうなのか。

そうなるとロシア系（国津神）どころか
貴種クラスの純正天津神って事になるな。
「日本が地元の神では勝てない」はずで
故郷の時点で祭祀対象か、末裔＝同族だ。
でも「当時」のヒッタイトの神ってそう
多くない上に末裔＝同族限定ともなると
「スサノオと同様の手段しか使えない」
（正統性を疑われるから）って事情で、
つまり元ネタ同様の毒使っての搦め手だ。
この場合は敵は水害等ではないし、所詮
偉いさんの箔付け用の家来だから正当性
スケール感、全てで劣るし、負ける方も
判官贔屓抜きだと微妙にしかならないか。

でもパズル＆ドールズでは主役だよ（ネタバレ）
他のＤＭＭのゲームに出られるかは微妙だけど。
最強妖怪？　そりゃ、すめｒ（ｒｙ
じゃなくて、日です。　話が終わっちゃうけど。
ち。

↑のどこを縦読みすればいいかわからない

あっさり死んじゃったせいかあんまりフィーチャーされてない気がする
当時の凄い人を大体網羅してて設定はかなり面白いと思うんだけど

死闘ではなく、酒飲ませて寝てるとこを集団で襲ったからなあ
どうして、こう東洋問わず化け物に卑怯な手をして勝つ話があるんだろうか。

正面切っては絶対に嫌な相手だから仕方ないけどさ


強い奴相手なら卑怯な手も作戦となるという人間の心理かな？(製作時はそんな事全然考えてないにせよ、似たような話が交流のない西洋にもある点から察するに

>>111
あんたの考える通りだと思うよ。そして、物語が製作された時にもそれはきちんと想定されていると思う
強い奴＝人でなしだと解釈してもいい。相手が畜生にも劣る人面鬼心の存在なら騙し討ちは正当化される。それを子供にインプットするための教材である――と、するだけならきっと酒呑は千年近く日本人に愛される敵役にはならなかったろうな

簡単に騙されるっていうチョロさがそのまんま、キャラクター性を生んでいる。このあたりは原典から人々に語り継がれるうちに物語が洗練されて、酒呑に魅力を与えるストーリーがより語り継がれやすくなり、演目などで受けるようになったっつー物語の淘汰じゃないかと思う
人間心理的に、こういった善悪、正当性の対比というモチーフは受け入れられやすいのだろう。だからアーキタイプとして世界中にあるんだと思う

どうも人間のだまし討ちが目立つけど、元々正規軍を出したら鬼達が散らばって逃げるから少数精鋭で油断しているところを狙うってのが抜けている。

まさにＨＥＬＬＳＩＮＧの名言の一つである「化け物を倒すのはいつだって人間だ！」といったところだな

正暦のころ、都では若君や姫君が失踪する事件が相次いだ。←攻め込む口実、嘘
この事態を重く見た朝廷が、安倍晴明に占わせる←攻め込む段取り
老人、山伏、老いた僧、若い僧で構成された旅人←送り込んでおいた諜報員。
「神便鬼毒酒」←ただの毒薬
貴族の娘に出会い←送り込んでおいたスパイ
「都で評判の酒です。これで一夜の宿を」←鉄鉱についての会合だった
鬼たちは痺れとともに眠りに落ちてしまう。←ただの毒殺
頼光は酒呑の首をとり←殺したあとに首を切断
鬼神に横道なきものを(私たちは全うに生きていたともとれる）←毒で死ぬ間際の辞世の句

朝廷側が鉄鉱(大江山で実際行われていた）で潤う運営者達を思い通りにできず、鬼と名づけ、略奪する口実にしました。実際は勝ったものが正義と言わんばかりに、朝廷側が正義だと主張するお話です。

卑怯もラッキョウもあるものか！

というのはともかく、力で勝る相手を知恵で倒すのは当たり前。正々堂々が素晴らしいなんてのは匹夫の勇というやつですよ。
酒呑童子や同種の悪漢が代表しているのは「力が強ければバカでもいいんだ」というマッチョイズムであって、「いや、本当に強いのはそういうことじゃないよ」という説話だから驕りを突かれて負けるという構図になる。
ただ、洋の東西を問わずこういったピカレスクなキャラクターはどこか庶民に愛される。殴り合いで勝ったほうが偉いという子供みたいな正義を皆どこか信じたいんだよね。現実にいたらジャイアンなだけなんだけど。

Fateのアレはこっちに書かずに別記事作ってそっちでやれや。

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酒呑童子(fate)あたりの記事作って住み分けして欲しい

酒呑童子は霧になるという能力的なものがあり、いやないけど
寓意的にはあるというか、正体を保ってる間でしか倒せなかったという
ネットの匿名も似たようなものに思っている色々似ているところがある
まあ目には目という考え方もあるだろうけどね