ニコニコ大百科

　近頃猛虎弁のようなエセ関西弁が関西弁話者にも広まっている気がする
せやかて、あったやで〜　とか
もともと、家と外、地域や世代によってかなり違いのあった関西弁にとって
将来関西弁の標準語となる可能性があるのでは？

>>390
個人的イメージ

しててん　の方が自分に言い聞かせつつ、聞き手が自分の立場にまわって
きいてくれるよう努める言い方
（聞き手と自分の境界がとりはらわれる感じ）

してたんやの方が　聞き手と発言者の差がはっきりして
発言者が聞き手に訴えかける感じ

日常会話では「しててん」の方が出現頻度がかなり高いように思う。
「してたんや」は、「してたんやわー」のような感じで使われることはそこそこあるが、
「してたんや」単独だと、キツく聞こえるな。

うちの地元の方言は東京式のアクセントに関西風の語尾がデフォなんだけど、それをエセ関西弁って言う関西人がほんと無理
マイナーであってもれっきとした一つの方言のことをそんな風に言うの失礼すぎだし、日本は東と西ですぱっと線引きできるわけじゃないってことをもっと知った方がいいよね

東京化する大阪弁「してまう」から「しちゃう」へ…
府民３分の２使用「関西的思考」消滅、“ネオ関西弁”も拡散
http://www.sankei.com/west/news/171220/wst1712200003-n1.html

当たり前だけど言葉は時間とともに変わっていくのだな。

>>395【吹田市の女子大学生は「『買ってまう』はコテコテすぎで、使わない」】と言ったらしいが、ウ音便よりも促音便が浸透している証でもある。

以下の調査は全て1988～89年に行われた調査であり、約三十年前の調査である。
「高くない」
タコーナイは80代では四割以上が使うが、60代では二割を少し上回る程に迄減る。四十代では二割を下回り、20代では皆無に。タコナイも60代では五割が使うが、20代では一割以下になる。
一方でタカナイは80代の使用率は一割以下だが、50代になると急増し、三割を超え、20代では七割以上が使う。タカクナイに近い形が若者に受ける様だ。タカクナイ自体も30代迄は五分程度だが、20代になると一割五分に急増している。

「近くて」
チコーテは40代では八割が使うが、30代では六割以下になる。20代では二割以下に減る。チカクテは四十代では一割以下だが、30代で二割に迫り、20代では六割になる。更にチカクッテも四十代迄は零割だが20代は四分程が使う。チカクッテ迄来ると最早標準語と云うよりも東京弁だ。

「黄金虫」
黄金虫をブンブンと言うか、カナブンと言うかの調査では当時の40代迄は八割程がブンブンと言うが、その後急落しカナブンに置き換わる。20代ではブンブンはほぼ使わなくなる。

「来ない」
此の時代は「コーヘン」と云う言い方が使われ始めた時代であり、20代の16%程が使っていた。現代では若者の多くがコーヘンを使うので、ここ30年程で激増した事になる。

2012～13年に「来ない」を調査した結果。若者ではコーヘンが一番の優勢へと変化した。更にコヤンといった形も浸透してきている。
https://www.taishukan.co.jp/kokugo/webkoku/img/photo/relay002_12_p04.jpg
「来ない」と云う意味の言葉が大阪で広まった順番。コヌは元禄期(江戸時代)キヤヘンは幕末頃。
コヌ→コン
　　　↘キワセヌ→キワセン→キヤセン→キヤヘン→キエヘン→ケーヘン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↘キヤヒン→キヤイン→キャーイン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コナイ+ヘン＝コーヘン→コヤヘン→コヤン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 キヤヘン↗

　京都市内の若者言葉やが
最近思うこととして　〜ったい　〜しちゃった　猛虎弁の〜やで、〜やんけ
が前よりも増えたような
　ガラの悪い奴は〜じゃ　って言ってたのが　最近では彼らでも〜や
が以前より浸透してきてる気がする

　しらこ、しらこい、貪欲、カモ、バリやばいといった言葉ばかり
使うボキャ貧も増えた

ネットスラングと化してるな 北海道や神奈川の人が(ネタとしても)使ってるのは意外だわ

>>394 地理に疎い人は北陸以西の西日本が関西弁と親和性が高いって知らんのやろな
あと、「エセ関西弁」って名称がアカンなって思う「西日本弁」「関西圏弁」「準関西弁」？

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関西以外の声優や役者が関西弁話す時のクッソ厳しい関西弁警察君ホンマ謎や、別にある程度下手でもええんちゃうの

せやな

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関西弁＝自分とこの方言をスタンダードや思てエセやなんや言うのは同じ関西人としても傍から見とってサブッて思うわ。
あんたの知らん関西弁があるねん。そんな簡単なもんちゃうし、やからおもろいんやんか。慣れてへん関西弁も別になんも思わへんし、恥ずかしがることないで

>>403
俺がレスしたんじゃないかってぐらい同じ意見だ
お前の知る関西弁が関西弁の全てじゃないだろ、という

>>400
自分らの方言への愛着や誇りが強いんやろな
せやから個人差はあれど違和感があればつつきたくなるんや
アニメ・ドラマやったらもうそれだけで見る気失せたりするしなぁ

別に役者の関西弁はなんとも思わんなぁ
ただ、ネット見てると 〇〇するやで〜
とか使ってるの見てるとイラついてくる

それは猛虎弁です

関西弁も猛虎弁も似たようなものでしょ

ぜんぜん違う

関西弁と気づかずに使ってる言葉「おる」

神戸をこうべ、と読むのは何でもウ音便を送る関西弁っぽいなと思うが、三重県に入ると、近鉄線の青山町界隈に、関西弁らしくウ音便を送る伊賀上津と、その東側に撥音便で処理する伊賀神戸（かんべ）が共存しているあたり、この辺でゆるやかに文化が変わるんだろうなと思う。

>>411
いや、近畿方言の範囲はもっと広い。ハ行四段動詞のウ音便の使用範囲は伊賀神戸よりももっと東になる。アクセントも京阪式で完全に近畿方言の範疇。そもそも何でもウ音便になる訳ではない。バ・マ行四段動詞のウ音便も昔は一般的に使われていたが、近畿では奈良県南部と志摩半島周辺を除く地方で廃れた。

伊賀神戸辺りの方言では斯うなり、完全に近畿方言の特徴を備えている。
アクセント・・・京阪式　　良い・・・エー　　断定助動詞・・・ヤ　　居る・・・オル　　見ろ・・・ミヨ　　買った・・・コータ
高くて・・・タコーテ、タコテ　　珍しくなる・・・メズラシナル　　行かなかった・・・イカンダ　　足りない・・・タラン
これでも中部的特徴があるとすれば京都も大阪も中部的という事になってしまう。そもそも神戸(かむべ)をカンベというのは一般的で「読みた→読んだ」「飛びて→飛んで」の様な撥音便は畿内でも使う。コーベと言うのも単なる単語ごとの揺れでしかなかろうと思う。

方言区画論という日本の方言を特徴に鑑みて地域ごとに分類する論があり、私も幾つかの方言区画図を見たが、いずれも伊賀神戸は西日本方言の中の近畿方言に区分される。本当の境界は揖斐川に沿う形で京阪式か東京式かのアクセント境界があり、其の儘北上し岐阜へ入るまで続く。

つまり三重でも長島からは近畿方言では無いとも言えるが、実際の東西要素の分布では「白く/白う」の境界は愛知の東部にあり、「行かぬ/行かない」の境界は静岡市の西にあり、「起きよ/起きろ」の違いは伊豆半島近くにある。
つまり三重は一番狭く見積もった時の近畿的方言の特徴を持った地域で、寧ろ中部地方に近畿要素が食い込んでいるのが現実だ。それも下手すると関東の近くまでも食い込んでいる。愛知や静岡辺りを東西方言の移行地域と考えている方言学者は多い。伊賀神戸周辺ではなく。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/0a/Japanese_dialects-ja.png
【長島と桑名はその間に揖斐川をへだてて居るだけであるが兩者間にはアクセントの著しい相違が見られるので、更に濃尾勢の他の地方を調査した結果、桑名方言の屬する近畿アクセントと長島方言の屬する東京アクセントとの境界線と云ふものが或部分では比較的はつきりして居る事を見出すに至つたのである…】服部四郎

関西の一部ぽっかりとアクセントが東京式のとこがあるって面白い。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/54/Japan_pitch_accent_map.png/800px-Japan_pitch_accent_map.png

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%81%AE%E6%96%B9%E8%A8%80%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88

>>413
ただし、十津川方言は東京とは同じ東京式アクセントと云ってもかなりの違いがある。類の統合の仕方も違う。十津川人が東京人と同じ文章を読めば、語彙のアクセントが違う事に気付く筈。更に紀伊半島南部(太平洋寄りの地域)では十津川以外にもアクセントが独自に変化している地域が密集している。反対に岡山県倉敷市下津井(岡山県で唯一、京阪式アクセント)の様な地域もある。

東京式アクセント＝東京と同じ様なアクセントで単語を発音する　ではなく「高起式・低起式の区別が無く、下げ核がどこにあるかで区別する」なので。

音韻・語彙・文法は完全に近畿的特徴又はそれが独自変化したものから成る。
十津川のアクセントは和歌山県の田辺などで用いられるアクセント(室町時代の京都アクセントに類似した、古典的なアクセント)から派生したと考えられる。

三拍名詞のアクセントで説明すると、
十津川は三拍名詞の三類と五類のアクセントが同だが、四類は違う。東京は三類と四類が同じで、五類は違う。
十津川では六類七類のアクセントが違う。東京では同じ。

声優とかは関西出身の方が
関西弁が話せるというアドバンテージがある分向いてるんかな？

標準語は誰でも習得できるけど関西以外の出身の人が違和感のない関西弁を話す事は至難の業

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>>416
関西人が違和感のない標準語をしゃべるのも昔は難しかったんやで
というか今も、関西から出た事ない人にあえて「標準語で喋れ」って言うと
バカにしてるとしか思えないような珍妙な発音や語尾が付加されてしまう事がある
本人も滑稽な事には気付いているが、あえて「標準語で」と言われるとどう喋ったらええのか分からんのや
（これと逆の事をやって突っ込まれるのが、いわゆる似非関西弁）

何気に標準語の普及もテレビが果たした役割は大きいと思うわ

リアルの話し言葉としての関西弁は違和感なく受け入れられるんだけど
猛虎弁だかなんｊ語だか知らんが
文章で関西弁が市民権を得てると勘違いしてる連中が鬱陶しすぎる

むしろ、喋ると一発で大阪の人とわかるけど、喋ってる内容を活字にすると全くもって標準語って人が関東によくいるよな
イントネーションは簡単に補正できないけど文章だけなら簡単に補正できるっぽくて

まあ、その人は何年かぶりで大阪に帰ったら似非関西弁の東京もんと思われたそうだが…