ニコニコ大百科

真に大人になるって世の中の嫌だけどどうにもならない部分には『そうゆう事もあるし』みたいに何かしら割り切って消耗しないようにする物と思うんだがね。
高二の人はそこから自意識が離れられなくて半ば鬱状態になってる辺りガキから脱してないよなと。

中二病も高二病もそこまで共感しないけど、中二と高二の対立に象徴されるような
現実とファンタジーの対立は興味深いテーマだな。

例えば、科学は宗教やオカルトにどこまで切り込めるのか。換言するなら、
実験事実と純粋論理に立脚しながらいかにして神秘的な言説と闘ったり現象を究明したりできるのか。
これは一見シンプルな問題に見えるが、科学哲学と言って深くて複雑なトピックが盛りだくさんだ。
一応言っておくと似非科学とオカルトは別だからな。似非科学は科学を装うため
科学的立場からの否定が比較的たやすいが、オカルトは一筋縄ではいかない。

これは面白いテーマだが難しいテーマでもあり、そのためか創作物ではあまり見かけないな。
特に中二系創作物では、妄想に理屈をつけるものや魔法と科学を混合したものは多くても、
妄想と理屈の衝突はそこまで掘り下げて扱われない印象が強い。

高二病も中二病も別に個人でやっていれば「元気があって大変よろしい！それぐらい元気なら働け！」で済むが、

公共の場に持ち出したり他人に押し付けるものではないな。

>>1591
ガキから脱してないからそういう名前がつけられてるわけだしな

サブカル方面に行くと高二病的な思考が染み付きやすい

厨二を創作に昇格するというのならいくらでも例はあるんだけど、高二的な精神を創作に持ち込むのはウォッチメン以外なかなか成功例を見ない。

有名になったウォッチメン（ダークナイトも比較的そっち方面か？）が珍しいだけで、大半の高二病作品が一般的な話から外れた、それどころか既存の作品に水ぶっかけるような話になるから、そりゃ成功と言えるほど有名にならないだろうな。

あと「高二病の好む雰囲気を持つ創作」じゃなくて、「作者が高二病」と邪推されちゃってるような話は大抵駄目な気がする。

高二とか中二病とか、そもそもそういう言葉を作ってしまった罪は大きいね。伊集院を責めるわけじゃないんだけど
そんな概念がなければもっとお互い共存しやすい未来ができて無駄な言い争いは生まれなかったと思う

ぶっちゃけそれはある。そういう思想とか行動する人は昔から存在したけど、それをわかりやすく言い表せる言葉もなかったのに、それをまとめて型に嵌めることができる便利な言葉ができたせいで、レッテル張りの言葉として扱われるようになってしまった。しかも型に嵌めたとはいえ、それでも定義が曖昧だから、意味が拡大されやすいし。

普通なら造語なんてそうそう広まらないはずだけど、困ったことに発信元が大手で、「中高生あるある」だから理解と受け入れやすさのせいか、広く根付いちゃったというか。

個人的には、高二病の定番である「偽善」って言葉も、武装錬金でその言葉が出たくらいから爆発的に増えた感じがする（正義の味方批難の作品がその時期に流行ってたのもあるが）。それ以前は碌に見ることもなかった言葉だったのに、それ以降の創作では偽善という言葉が異様な頻度で出てくるし。

>>1597
それらの作り手のアラン・ムーアやクリストファー・ノーランでも作品の端々をよく見てりゃ、完全には高二的な精神に呑まれてはいないと思うんだよなぁ。

一時期アメコミでもウォッチメンやダークナイト・リターンズの後追いのやったら暗くて鬱屈としてるだけの話をグリム&グリッティと言って嫌う風潮が出来た事もあった。
高二精神は味付けにはなっても中二と違って夢を見れないから名作が生まれ辛いのかなと。

そもそも高二自体創作向きじゃないからな

>>1602
高二病以降は基本精神が後ろ向きで卑屈だからな
キャラにしても嫌なやつにしかならん

鉄血とかプリンセスプリキュアのファンがこんな感じ

昔どっかのサイトの記事を思い出したんだが

中二病は「俺もお前らもTUEEEE」ってタイプで
高二病は「俺は強いけどお前ら雑魚」タイプで酷くなってるって書いてあった

うろ覚えかつ間違ってたらスマンけど

ダークナイトはシリーズはストーリーはネガティブだけど主人公はそれでも諦めないって姿勢だからな
この世の中は九分九厘クソだけど、それでも頑張ってる連中はいるんだぜって流れだから必ずしも暗い気分にはならない

何者っていう最近映画化もした小説の主人公がこれだった気がする
所謂ネットで馬鹿にされるキャラに色々文句はつける・隠れてやってる行動や発言がまさに高2病
最終的にその主人公はその馬鹿にしてた存在からカウンターを食らって読者は主人公に共感すればするほどダメージを食らうという名作

バーナード嬢曰くのさわ子が高二病かな？
と思ったけど、微妙に違うなぁ
あれは自覚的で確信犯だし作品必要以上に貶すわけじゃないし

俺ガイルの八幡かな？

今の30代から40代のミリオタは末期高二病患者みたいのが固まってる感じが凄い
後味の悪さが凄まじい戦争映画(炎628とか)を崇めたりリョナ鬱末期戦ネタをやたら持ち出したがる人をよく見るわ

例のアレカテゴリに多い印象あるな
レスリング流行ってたときはそうでもなかったんだけどなぁ

アレは最早ある対象を語録使って何かを馬鹿にするコンテンツだからね
わざわざ無名の痛い奴引っ張りだしておもちゃにして優位に立とうとする感じがまさに高二病というか

いや悪いが流石にaiueo700やおでんツンツン男みたいな
しょーもない犯罪行為繰り返してネットに晒してるようなのは
高二病関係なくおもちゃにされても当然の人間だとしか

>>1611
そういう発想が既に……

おでんツンツンは普通に犯罪だし…
玩具にしてる人間はまぁ置いといて「この程度で叩くとか正義厨きめぇｗｗｗ」
って煽ってる奴の方がどちらかと言うと犯罪に動じない・何も感じない俺かっけーがしたい高二病に見える

>>1613
どこからそんな人物像が出てきたのが謎だがそんな奴っているのか？

対象は悪いのは確かだけどそこまでやる権利はあるのかってスタンスの人間に対して常識人ぶってるとか果てはネタにマジレス扱いな開き直ってるのはよく見かけるが

まあ俺の上げた底辺を叩いて自己を確立しようとする人間が正義厨とは思えないけどね 建前として使うことはあるだろうが

ダークナイトに関しては、最後の方でどちらかの船を爆破すればもう片方は助かるぜ！
ってシーンで結局両方とも爆破スイッチは押さなかった展開は高二病は嫌いそう

まぁ高二病が苦手な自分でも、実際にあんな展開になったらどっちかがスイッチ押すだろｗとは思うけど

中二病とか低学歴とかえらく底辺や特定の層をコケにしたがるまとめサイトに限って高二病については触れたがらない。
やったらブーメランにしかならないって薄々自覚してるんやろうな。

>>1615
船の二択はむしろあの展開以外ありえない
どちらかが押す展開はツッコミどころありすぎ
そもそも押せば本当に自分が助かるという保証がされてる訳じゃないのに
ジョーカーの言うことを真に受けて付き合う人間なんてフィクションでしかありえない存在

高２病が求めるのはリアルじゃなく露悪だからね、現実の人間は思っていても無駄に敵を増やしたくないから
そんなに悪意をむき出しにはしないもんだけど…負のご都合主義っていうのかな？
都合よく（悪く）主人公ばかりに不幸が起こったり周りが無駄に嫌な奴ばかりだったり
ああいうのが好きだよね高２は

>>1617
ストーリーの筋的にその通りだし、「悪ふざけ」として誰も押さなくても別段不思議ではない（それこそ高二病が好きそうな形でも、希望的憶測や、なあなあ、人殺しは嫌だ・責任取りたくないという保身から一般人側が結局押さない、犯罪者側も「どうせここにいる奴ら屑共だし、自分も未来ないから最後くらい正義感に浸ってやる」でとっとと誰も手の届かないとこに誰かが勝手にリモコン投げ捨てる可能性すらある）。

まあ高二病はそういう流れや理屈に関係なく、二択を選ばない選択肢は問答無用でご都合主義、甘え、醜さから目を反らしてる！って脊髄反射で反発するって話だろう。

現実は厳しいのが当たり前なんだ！
厳しい現実こそが正義で絶対的で不屈で最強だ！それが常識・当たり前！

だから、中二病みたいな偽りの世界を作って現実から逃れようとしてる奴は
笑止千万！所詮は姑息で卑怯者に過ぎない！
その程度で少しでも思い通りになると思ってる馬鹿だ！
厳しい現実への反逆罪として粛清されるべきだ！

向こうで笑ってる奴も、ドヤ顔で自信満々にしてる奴も気に食わん！
何度も言うが、ここは厳しい現実社会！苦しみに耐えて粛々と生きるのが普通だ！
それも分からないようなら、現実の厳しさを教えて支配してやる！逃してなるものか！
俺が現実社会・正義の味方だ！


……と思ってるのかな
内実、承認欲求が上手くいかず面白くないから、
満たされていそうな他人を見るのが辛抱ならない
だから、満たされない普通に皆陥れて安心したいだけじゃないかな？