ニコニコ大百科

・ダミー：ケースで完ぺきな悪になりたいが、Zの残す最後の世界次第で離反表明
・ベル・リン：ケースで自分の種族のみの王国を作るのが目的だが遺伝子確保が優先
・カーン：差別せず助けてくれた恩義で協力。恩人の為を思って非情な行動を取ることもする。

なんだけどカーンの行動が謎だ。
ケース持ってないとバレた時「とんだ茶番だな」と言って消えたのとハロウィンで笑を観察してたのが分からん。
・願いが叶うまで「所有権は移らない」のに移ったから他二人を引き留められないのが茶番なのか？叶えてないのに手放した事か？
・死にたいはずの笑がケース使ったのは実はZで笑じゃなかったと推測した。
　だから二人が居なくなった時に本当の願いはなんだ？と聞いたのだろうか？

ダミーは悪ロール優先だから、Ｚの方針が善か悪かで別れるのは当然で。
ベル・リンは、目的が『遺伝子確保』って方針としてのものと、『自分の種族以外は...』って感情優先のに分けられそう。実際、持ってる目的が一つって訳じゃないだろうし。エミに責任とってもらうってのは、前者が上手くいかなかったからこその癇癪で『後者』だろう。
カーンは、心の整理が付く前だったんだと思う。父に処刑されかけてる時に世界が滅んで、それについて深く考え込む事が出来なかったから、先を見据えて思考できずにいた。

こうして全体的にみると、思想の段階が大分違う気がする。
完全に心決まっちゃってるやつと、感情の赴くままに行動してるやつと、自立する前で止まって依存しちゃってたやつ。


……というか直接会わない理由って、多分『自己保全』とかだと思う。
『あんな状態』のＺが、果たして『エミの父親』と判定されるのか。
案外会ってエミが死ななかったら、やってきた事が完全に『自分のエゴ』になるし、そうなると『エミのため』って目的も維持できなくなる。

……それでも『娘のため』ってのは、本当にそう考えて行動してそうだから、救いが……

Zって痛いとこ突かれると、俺の想いの強さが～でズレた反論して必死に「自分の行為は笑のため」と言い聞かせてる感じがあるし、ヒーロー達をイレギュラー扱いでヤケに反発しながら自ら排除しにこなかったり怪しいとこがあるのが。

ヒーロー呼び出したのは笑じゃなくてZで、無意識化の「笑を真の意味で救う」って願いを叶えるために呼び出されてそう（本当はイレギュラーじゃない、本人が望んで招き寄せた、EDで言ってる期待通りの終末の為の存在）。

ラスボス候補のダミーはともかく、ベル・リンは本筋にあんま関われなさそうだけどどうすんだろ。

カラオケで直立して歌ってるキャシャーンとそれに合わせ吠えているフレンダーが微笑ましかったw

>>664
シュールな光景になってたけど平和な(様に見える)世界を満喫するキャシャーンって考えると結構重たくもある
これが後のシーンでキャシャーンが笑に言う言葉に掛かってる所もあるから余計に

>>665
後のシーンの事とか書かなくてもいいから

なんで笑を生かすだけで並行世界創造とか大掛かりな事してんだろう？
笑が死なないように最善の選択肢を選び続けてるって事は常に監視してるんだろうし、命の危機が迫った時だけケース使って問題を排除すれば並行世界なんていらなくね？

簡単に言えば常に命の危機が迫ってるから
ケースを使い続けてるというところ

誰かが穴の空いたバケツに例えてたけど
バケツが空にならないようずっと水を継ぎ足してる状況

穴あきバケツの例に倣うなら
穴の数も穴の場所も、穴を塞ぐ方法も不明な状態なんだよな、現状って
エミを生かす唯一の手段が>>669で言われてる「水を継ぎ足し続ける」事な訳で
そもそものバケツが人類の理解の範疇外みたいなもんなんで、対処療法が限界っていう八方塞がり

あくまで例え話だし、Zの方に大分寄った見方ではあるけどね
ヒーロー側は>>667に近い疑問はあるし、それに対してふざけるな！とキレたのがZ

カーンさんが俺が産ませてやろうかって言ってたのはなんだったんだ、キャラが違ってるようにしか思えん

闇落ちしてからキャシャーンに説教くらうまでは黒歴史だから・・・

今時こんな酷いCGアニメってある？
タツノコはよくこんなの垂れ流す気になれるなな。

そうだなな。

>>672
カーンは生真面目だから本気で同情してた可能性
俺が産ませてやろうか（善意）

カーンさん当時は悪ぶって産ませてやろうとか言ってたけど、
OKされたらうろたえるかおまえはそれでいいのかとか説教してそう。

>>672
カーンのあの台詞は「Zに肉体はなく残留思念体である」という伏線だと思うよ。全体を見るとあの三人の中でカーンだけがZを深くまで知っているって事を示すシーンだと思う。
ダミーの知らないZの願いを知っていて
ベルと違って肉体がないことを知っている
ある意味カーンは寝返るためのフラグを準備されたキャラな気もする

今更だけど、対偽物の時の偽物の組み合わせって、結構よく出来てたと思う。
（動画のコメで、それぞれの偽物に４人全員のデータインストールされてるみたいに言われてたけど。戦ってる間の描写的に、○○には××のしか追加されて無さそう）

戦闘データにしても、攻撃の種類が近いものを入れてそうだし。
偽物テッカマン（inキャシャーン）は、体格差を活かしてキャシャーンと殴り合いしてたし。逆に言えば、偽物キャシャーン（inテッカマン）は武器持って、素早さを売りにしてたっぽいし。
結構、ボディの違いを戦闘に活かしてるのが解りやすかった。

しかも、この手によくある『自分の偽物の戦術を参考に、目の前の偽物を倒そう』としても、地味に出来ない仕様になってそうなのが面白い。
偽物が、新規インストールしたであろうヒーローの武器や攻撃を、やたらと使っていたから、逆に参考に出来ないんだよな。

あの偽物って、描写からしてベル・リン製作で良いよね？

ベルリンの言動からして、製造プラント的な何かしらの物品作成手段を持っていると思う。

そういえば、ちょくちょく挿入されている山羊は何を象徴しているんだろう？
エスケープゴート以外だと悪魔的なあまりよろしくない概念の象徴だけど。
「鉛筆」に対して「紙を食らうもの」とかそういう暗喩？

カーンは若くしてロボ？になっちゃった奴だし、内面はむしろ健全な年頃の青年なんだろう。女性に興味あっても致し方なし。だから擦れてる時にベル・リンにあんなこと言ったり、笑に近づいたら絆されたりするというか、キャシャーンと同じように普通の青年らしい人生を失くしてる＆上月ルナがいないというか。

ヒーローとして、笑を想う者として物申してやらんといかんと思ったのだろうけど、すぐに笑のためにやってる事じゃないとか自分の心を守りたいだけと言いきったのは「んっ？」って思ってしまったかな
Zのやってる事考えたら道理としても感情としても当然ではあるんだけど、今の行動を止めたら娘が死ぬ相手に向かってこうすればよかったのにとかの代替案の提示もせず否定だけしてるのが何とも言えずもやもやした
多分7話でZに感情移入してしまったせいもあるんだろうが…何とか視点をニュートラルに戻したい

>>662
10000の世界で自分が一緒に居た事で娘を死なせた男…の残留思念が今いる世界をそうじゃない10001番目の世界かもしれないって希望(?)を持てる訳ないし、そう言う事は考えてないんじゃないかね
まあこういう10001番目の希望を持てる人間こそがヒーローって言われるんだろうが
Zの自分を否定される怖れが現れてる部分があるとしたらヒーローを排除しようとしてる部分だと思う

>>682
一人でダミーに会いに行って倒された武士は、周りの仲間と協力することを覚えて
8話でも「一緒に考えようぜ！」って笑ちゃんや皆に提案してる
一方でチームワークを大切にしていた筈の健が、今度は一人でZに会いに行って一方的にやられた
もしかしたら今までのことが、何かしらの形で健自身に返ってくるのかも
孤立化とかチームの分裂とか

ヒーローたちが達観し過ぎちゃってるのと笑ちゃんが根暗過ぎるのが相俟って似た者気質のカーンさんしか笑の心を刺激出来ないのね
ベルの「笑ちゃんに責任取ってもらおうと思って(キレ気味)」の責任って「最強の遺伝子を持ってる筈だったZが実はロボで遺伝子取れないから腹いせに笑を殺す」なのか「不能のZじゃ話にならんから最強の遺伝子の片割れを持ってるであろう笑のDNAを根こそぎ奪う」のどっちにかかってるんだろうか

>>683
ヒーローが「世界も笑も全部救おう」路線で行くのは当然だしそれで良いんだけど現実的な問題で言うなら下校中に道草食っただけで代償を支払わなければ笑を延命出来ないって時点で実質無理ゲーな気もする
まぁ今回目覚めた笑自身のケースの力で全世界全分岐強制デッドエンドはどうにかするんだろうけども

>>684
ベルは今までZの事を自分に遺伝子を提供出来る人間と信じて従っていた。
なのに今回の話で彼の正体がそれが無理なロボである事を知ってしまいキレた。
なんで責任ってのは前者的な意味の方が強いかと。(勿論後者的な意味合いも含まれてるけど)

健は本家ガッチャマンからして、正義の側となるとジョーとは別方向で頑固、悪を倒すためなら時には非情な判断もできる男。
3話では命を厭わない作戦を何のためらいもなく武士たちに「やるぞ」と言い放ち、自分も負荷の莫大な大技を迷うことなく使った。
その「ヒーロー」として真っ当すぎる姿が凡人には眩しすぎる。
Zに対して「あんたには不可能かもしれない、だが俺たちなら諦めない」と何より正義の意志を優先して言い放ったのは、それを強調していたと思う。
だからZが「ふざけるな！口先だけならなんとでも言える！」と返すのはヒーローではない大多数（視聴者を含む）の代弁にもなった。
そういう意図のもと提示されたシーンだったと思う。
同様に笑も強すぎる光を直視できずに、同じ陰を背負ったカーンの元で本心を口にしたんではないかな。
>>683の言うようにそれを健自身が省みる展開もあるかもね

健は相手に事情があって思うとこあっても、言うべき時はまず堂々と「間違ってる」と突き付けるタイプなのは今までの振る舞いで分かるし、「世界も笑も救う」ってのは誓いや方針みたいなもんで案を出す前に決めるべきものだし、むしろ協力して一緒に案を考えることも想定しただろう話し合いだったけど、Zの地雷踏んじゃってブチ切れてご破算になっちゃったってのが今回の話だろう。

それに問答して、笑を気持ちを考えてるのかと問いても、全く取り合わず、諦観を語りながら笑の為と言い続ける態度や、痛いとこ突かれた時の狼狽えと逆ギレを踏まえた上で「Zは自分の心を守りたいだけ」という結論が出たんだろう。Zのやり方では笑の命は守れても、心を守ったり成長させることはできんだろうし。

実際笑の心の成長はヒーローたちとカーンとの関わり+父親との再会(厳密にはあえてない)で成ったからね・・・
ただ問題は現段階でZ側は本人の状況もそうだけど笑への危険が及ぶまでに余裕が全くないから話を聞く余裕がないんよね
あとZ的に今更現れた奴が何言ってんだ感もあるのかもしれん、一人手さぐりで探し続けてようやく見つけた現状唯一の手段実行中にだし

まぁ8話の問答は内容もさることながら、「ここからは一人で行かせてくれ」から始まり、話し合い決裂からの殴り合い（しかも1話ぶりの再戦、再BGM）でラスボスからの返り討ち、帰還してからの「勝手に戦いに行った挙句、これかよ」「戦いに行ったわけじゃない（話し合いに行っただけだ）」がヒーローもの王道で最高だった
ぶっちゃけこれがやりたかったんじゃねえか感まである

健さんのそういう長所でもあり短所でもある人間性は
まず高確率で劇場版のジョー絡みで揺さぶられるんだろうな…