ニコニコ大百科

ピノキオＰこれやる気なかったろｗｗｗ

何言ってるんだ全力だろ（棒

しかし良い意味で実験的で暴力的な曲が出たものだ。

ピノキオP初めての感性の反乱β曲として歓迎しよう。

>>2
ベニチオはなんなんだ？
今回のは感性の反乱βにふさわしいけどベニチオはどこかずれてるんだよなぁｗｗ

>>3
ベニチオは一種のネタ曲だと思う。感性の反乱βが付く曲は、音が前衛的だったり実験的だったりしている必要があるからね。

好き×9も音が感性の反乱βではなかったけど、この曲は当てはまるだろう。

これ絶対実験曲だよな

熱出した時に見る夢ってタグついてるけど正にその通りだったｗｗｗ

やる気ないはさすがにねーよ
やる気なかったらこんなオケ作れないしむしろ本気

新曲って言ってもこれだいぶ前に作った曲なのか
歌詞も一見訳わからないようだけどメチャクチャでもないし
前からのピノキオPらしさが詰まってるんだよな
ただ動画は何回見ても意味がわからないけど…ww

やっぱりピノキオPはすばらしい

ベニチオからいろいろ進化してる

昔の電気グルーヴみたいな感じで
名曲だが「やる気ない」とか的外れもいいとこ

記事の背景もPVみたいにレインボーにして欲しいww
今回もピオキオPは素晴しいわ

>>12ナイスアイデア(　´∀｀)b

ピノキオPは無意味なことを叫んでも無意味に叫んだりしない
不必要なことを訴えても不必要に訴えたりしない
こいつぁ間違いなく本気で巫山戯てやがる……

>>12
良いと思うけど見にくくね？ｗ

>>12
目チカチカして痛くなりそうだなそれｗ

ベニチオでもめんぼう出てたよね　関係あったりするのだろうか

動画のコメントに「私火星人なんでよくわかります」ってコメあってくそわろたｗｗｗｗｗ

「エンタメ的スーサイド」にゾッとした

歌詞の内容は認めようとしない事実と個人的に解釈した
スケベなの指摘されても認めたくないし、ジャズやってる友人にJPOP聴いてるなんて言えないし、自殺のニュース聞いたら職場で盛り上がるし…

そうなると、「本日のラッキーアイテム 卒塔婆だったし」はどう解釈すりゃいいかさっぱりだがｗｗ

ふむ、そろそろ誰かピノキオPの歌詞を現代詩的に解釈する人はいないのだろうかね？

個人的には、ピノキオPの歌詞は「感受性の琴線に触れるもの」であって、「同時代的な反発心」に依存すると思う。詩人・西脇の言葉を借りるなら、ピノキオPの歌詞は「一種独特の興味で、現実を少し変わったものに意識される手法」が非常に意識されていると思う。

こういう詩的手法は「超現実」と呼ばれているけど、なかなかボカロを聴く人に詩人は少ないだろうし、まして論文や論考をちゃんとする人なんていないだろうし、難しいだろうけども。

この曲解釈できる人はすごいと思う

これは感覚で解釈するような曲だとは思いつつ
全体的に～だと思ったら～だしという2つのフレーズをつなげたものがつらつらと歌詞になってるわけだが
前のフレーズは何気ない日常、対してそこからは予想できない非日常やブラックなものが後のフレーズに組み込まれている

つまりは>>20の言ってるようなこともしかり
無意識のうちに自分たち人間ってのは黒い考えを持ってるってことだろう
それを”スケベ”と揶揄してるというのが俺の大まかなとらえ方

卒塔婆は深く考えず、即身仏やらスーサイドやら全体的にブラックジョークを彷彿とさせるっていうか
生きるうえでのダークな側面、死だったり争い、今を生きてる自分たちにとって非現実なもの
一見つながりがないように見えて、いつでも近くにいるよと、他人事じゃないよってことを言いたいのかななんて思った

特にニコニコのユーザーの層なんて特に面白おかしく戦争やら死刑やらって言葉を口にする
別に学生層に限ったことじゃないし、ゆとりだゲーム脳だとか煽るつもりは毛頭ないが、いわゆるそういう平和ボケに対するやわらかい皮肉だろうと

あとは普通に言葉遊びだったり、逆に重く考えすぎてたことが大したことじゃなくて腑抜けだった、みたいな表現もちらほら

何が言いたいかって俺はこの曲大好き
こんな風に解釈しなくたって楽しめるもんね
はんにゃさんのPVと相まってこのカオス加減がじわじわきますわ

解釈とはいえ連投ごめんなさいね

対比している２つの言葉も繋がりがあるから
一つ一つの意味を解釈してもおもしろそう

長い旅をしてるけど窓のない部屋　→　家の中でRPG？
永遠の愛に似てるのにただの石　→　婚約指輪からの離婚　とか…？
あと「魔法少女を夢見て磁気ネックレス」の繋がりがわからん

「解釈」と言うとみんな嫌な気持ちになるだろうから、ちゃんと責任をもって「読解」する。

＞愛の言葉に見せかけた あるあるネタだし
これは「愛の言葉」と「あるあるネタ」という「遠いものを連結」したジョークだ。両者に共通する「言葉」という要素を引っかかりにして、「愛の言葉」を「あるあるネタ」に見立てている。遠いもの同士がくっついているのに、なぜか頷けて笑える、という手法。こういう「現実を超えて現実っぽい」ことを書くのを「超現実」と言う。

＞日焼けの跡に よく似てますけど毒手だし
これも上と同じ。「肌」という共通点を基点にして、「毒手」を「日焼けの跡」に見立てている。

＞ケーキ入刀を利用しての処刑法だし
これも同じ。「刀」という言葉に含まれたイメージを基点にして、「ケーキ入刀」を「処刑」に見立てている。

＞巣鴨の街並みに馴染む即身仏だし
これも同じ。「日常」を基点にして、「巣鴨」という「日常」に、「即身仏」という「非日常」をぶつけている。笑いを誘っている。しかもそれが「街並みに馴染む」と言っているところから、ピノキオPの頭の中では、こういう「遠いもの同士」が「全部一緒くた＝当然」になっているということが分かる。

この手法は何も「スケベニンゲン」だけじゃなく、他の曲でも見られる。例えば、

＞いじめっこ　いじめられっこ　どちらもピーマンは苦いね大発見（ありふれたせかいせいふく）
これは「苦いという味覚」を基点にして、本来別々の立場にいる者同士の「いじめっこ」も「いじめられっこ」も「同じものだ」としている。それを「ピーマン」というへんてこりんな音、イメージで書くことで、変な笑いが出ている。

「ラブソングを殺さないで」なんかは、「愛」を基点にして、曲全体で「クラスのあなたに恋をして」いる人や、「現実世界は敵ばかり」な人や、「天涯孤独」な人や、「しわくちゃになるまで共に」いる人を、全部まとめあげて「一緒」と言っている。だいたい曲調もラブソングとか言っておきながら雅楽調だし、ラブソングに雅楽という「遠いもの」をぶつけて笑いを誘っているよね。


「遠いものの連結」これがピノキオPの使っている手法であることは間違いない。たぶんピノキオPの曲なら、ほとんどの曲で「解釈」じゃなくて「読解」が出来るはずだから、みんなもやってみると良い。

個人がなんとなく感じ取ることや真面目に行っていることでさえも、他方ではその姿が滑稽だったり皮肉に見える。

意味づけしようとした途端、意味がゲシュタルト崩壊していく。

スケベニンゲンという題名さえも、実際オランダの地名なのか、人間の性を言っているのか判別できない。

色々毒を織り交ぜつつもシュールさではぐらかすことによって、そうしたかき回すうずまきぐるぐるした感性を表現した感じがする。

なんかいつの間にやらゆったりと各々の考えが出てて面白いな。
文字だけの詩と同じで読解（自分も使っちゃってるけど、解釈って言葉も読解って言葉も『私が私が』みたいになるからさらっと流せそうな単語ってないもんですかね?）しようとすると味気ないものになるけど、やっちゃうよね

>>26
｢関連付け｣は詩的表現で多用されてるけど、個人的には｢肯定（否定）｣をメッセージとして孕んでる作品が多いとこにも着目したい。

｢スケベニンゲン｣は素直に肯定すればいいものを、バランス崩して意固地になってる雰囲気
｢マッシュルームマザー｣は発言力の強い人々に少数が否定されている曲
｢ラブソングを殺さないで｣は全員肯定した曲
｢かえるたちのうた｣は少数の肯定で十分だったのに、たくさんの肯定と否定で押しつぶされる歌

こんな感じかなぁと思ったけど、やっぱうまくまとまらないや。
さて、今日もスケベを研究するとするか…

>>28
「読解」と言ったのは、私は私は、というよりも、「こういう考え方は共有できる」、という意味で使ったかな。「解釈」だと、「この解釈は共感できるけど、あの解釈は共感できない」みたいに、各々が各々の「共感」で歌詞を読むことになってしまう。

そうじゃなくて、「読解」、つまりは「こういう事実がある、またこういう事実がある、さらにはこういう事実ある、ここまで言ったことを総合すると、上記の事実は正しい」という風に理解するということ。

だから「スケベニンゲンでは遠いものを連結して歌詞を書いている、またありふれたせかいせいふくでも遠いものを連結して歌詞を書いている、さらにはラブソングを殺さないででも遠いものを連結して歌詞を書いている、よってピノキオPは歌詞を書くときに遠いものの連結を意識している」とする訳だ。

これなら各自のバラバラな解釈に依存しないで、客観的に説得力を持って「歌詞を作品として読み解く」ことが出来る。

とにかくすごいと思った(小並感)