つまらないストレスを安心して捨て去るための一冊。
日本人には「逃げる力」が足りない!
概要
『永遠の0』『海賊とよばれた男』をはじめとした名作を生み出した、ベストセラー作家・百田尚樹氏のエッセイの一つであり、PHP研究所(新書)から出版され、その独特なタイトルから発売前より話題となり、発売して間もなく累計発行部数は10万部を超えた。
多くの人々は逃げることを「よくないこと」「恥ずかしいこと」「消極的で後ろ向きなこと」と思い込んでいるが、実は必ずしもそうではなく、百田氏は逃げることは戦うことと同じくらい積極的な行動であるとしている。
人生において人はよく戦うか・逃げるかの選択を迫られるが、戦っても勝ち目が無い、状況は変わらない、あるいは得るものが無いと判断したら、本当に大切なものを見定め、それを守るために逃げるべきだとしている。
たとえ恥だとしてもそれは一時的なものであり、生き残りさえすれば再起や逆襲を計ることができる。そうした逃げることの重要さを、古来の兵法書や動物の習性、戦国武将や維新志士の生き様も例に挙げながら、人生についての根本的な考え方を語っている。
また、そうした逃げることの必要性を語る一方で、逆に本当に「逃げてはいけないとき」つまり「悪い逃げ方」についても語っている。
目次
- 第一章:積極的逃走のすすめ
- 第二章:人生の勝利者は「逃げる達人」
- 第三章:会社や仕事から逃げる
- 第四章:人間関係から逃げる
- 第五章:逃げてはいけないとき
- 第六章:突発的危機から逃げる
- 第七章:国の危機から逃げる
- 第八章:守るべきものがあれば、逃げられる
エピソードが紹介される偉人
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関連項目
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