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アサルトライフル


ヨミ: アサルトライフル
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アサルトライフルAssault Rifle)とは、の一種である。突撃銃とも呼ばれる。

最古のアサルトライフルはドイツ第三帝国Sturmgewehr 44(Sturm=、突撃、Gewehr=武器、)
であり、アサルトライフルのSturmgewehrの直訳である。


概要「第二次世界大戦文庫11 拳銃・小銃・機関銃」ジョン・ウィークス 小野佐吉郎 訳 サンケイ出版 1985 1刷


第一次世界大戦が発生すると、当時の標準武器だったボルトアクションライフルは、塹壕戦には適さないことが明らかになった。頑丈ではあるが、大きすぎて重く、連射もできない。また機関銃戦闘役となり、個々の小銃手では対抗することが不可能だった。

塹壕は幅が数メートルしかないのでサイズをもっと小さくする、必要に応じて連射ができること、これまでと同じ効を持ちつつ少し弱い弾薬を使い、さらに取り扱いが簡単なこと等が要された。このアイデア第二次世界大戦中にドイツで具現化される。ドイツ1944年に、この新兵器に「シュトルムゲヴェール」という名称を付け、これがそのまま一般的な名称になった。

アサルトライフルでは3つの異なった役割が意図されている。


フィクションにおいて


ゴルゴ13」や「人はスナイパー」に代表されるように、メディア作品で「スナイパー」と言うと何故かアサルトライフルを持っていることが多い(特にステアーAUG)。前述のとおりアサルトライフルの基本は「射程や威は下げて、使いやすく」なので、いわゆる「ウンメートルもの距離から一撃必殺」っていうような狙撃用の、と言うわけではない。それは文字通りスナイパーライフル狙撃銃)の分野である。(ライフル狙撃、と言うイメージによる誤用、混同が多いと思われる)

論、命中精度はによりけりであるし、そこまで遠方の標に当てられないというわけではない。中にはM4のようにスコープやレーザーサイト等を装備可だったり、狙撃モデルバリエーションを持っていたりする突撃銃も存在する。

逆に「アサルトライフルってマシンガンの一種だろ?」というような扱いを受ける場合があり、一部のゲームではサブマシンガンの純な上位種だったりする。実際、ちょっとした改修で軽機関銃になってしまったアサルトライフルなども存在する。広い意味では自動装填機構を持つ銃器は全て機関銃なので、アサルトライフルは機関銃の一種と言えなくもない。しかし、本格的なフルオート連射を行うために必要な、身の冷却や交換といった仕組みをアサルトライフルは持っていない。ついでにマガジンの装弾数が2030発程度なので、フルオートならすぐに撃ち切ってしまうこと請け合いである。アサルトライフルのフルオートは、あくまでおまけと割り切るべきであろう。

まとめると、アサルトライフルとは

という、おおよそ個人用銃火器に必要となる、互いに相反するスペックバランスよく実現した、現代銃器スタンダードというべき存在なのである。


軍隊での使用例


アサルトライフルは、今日では軍隊における最も一般的な小火器となっている。様々な良や発展を続けた結果、部隊の単位時間当たりの火力を向上させることに貢献。今のところ取って代わる武器はなく、今後も当分は歩兵武器のとなり続けるであろう。


歴史


第二次世界大戦までは兵士用のライフルも、ボルトアクションセミオートマチックが流であった。しかし第二次世界大戦が始まると、ドイツ軍今日的アサルトライフルの原となる「StG44」(直訳すると、四十四年式突撃銃)を使用し始め、最も多い交戦距離歩兵の総合的な火力を向上させられることを明した。ちなみにドイツにはFG42という降下猟兵用の自動小銃もあったがお察しください

第二次世界大戦が終わると、ソ連ミハイル・カラシニコフStG44を参考に「AK-47」を開発した。命中精度はほどほどでも、とにかく安く作れてとりあえず動くことを重視したソ連らしい作りで、戦後傑作小銃の筆頭となっている。その後は中国などでライセンス生産されたが、構造が簡単なことから海賊版が発展途上国などで次々と作られ、世界中にばら撒かれる結果となった。「カラシニコフ」の評判と悪名は世界中にき、国連人権団体からは「カラシニコフは殺傷人数でみると、大量破壊兵器に等しい」などと言われるようになる。しかしカラシニコフさん本人が海賊版の利益を貰っているはずもなく、その名にただ悪いイメージだけを持たれる結果となった。カワイソス

以後、世界各地で様々な突撃銃が開発された。開発者の全独自設計のものもあれば、ライセンス権を取得した突撃銃の構造に基づいて開発されたもの、どう考えてもあそこアレをパクったとしか思えないものなど、開発の経緯も様々である。


警察での使用例


アサルトライフルはその名の通り、300m程度の交戦距離歩兵部隊の火力を高める効果の武器である。よって警察では国家憲兵戦闘部隊や、後進国警察だか軍隊だか武装民兵だか良く分からん戦闘組織以外では、あまり染みのない武器であった。しかし今日では以下のようなことから、文民・武官問わず警察でもしばしば使われる武器となっている。

尚、英語Assaultはかなり攻撃的な意味の言葉であるので、警察が自身で使う突撃銃については
Tactical Rifleという専門用で示すことが多々見受けられる。以下の項で示したカリフォルニアハイウェイトロールの使用法がその典的な例。
警察Assaultを使う場合は、例えば性犯罪を「Sex Assault」と表わすなど、犯罪行為に関するものが一般的。同様に、スタングレネードFlash Bang」と言い換えるなど、攻撃的な文言や表現は極排除するように配慮されている。


特殊部隊


第二次大戦後は世界中で体制の変革があり、思想や民族を問わずにテロが起こり始める。1960年代後半から70年代初頭頃からさらに活発化し、またを使った犯罪が色々と起こったことで、各警察に対テロや対犯罪特殊部隊が編成された。

当初、こういった部隊の近接戦闘火力を支えたのはH&K社のMP5であった。MP5は元々は戦車搭乗員などの自衛用武器として開発されたものの、高性フェチドイツ人がクローズボルトローラ遅延機構などを組み込み命中精度を高めた為、軍の要に対してオーバークオリティな上に高価で売れないと言う憂きにあっていた。しかし捨てるあれば拾う有り。この性が人質救出を行う特殊部隊の近接戦闘戦術に見事に合致し、各警察特殊部隊で採用されていくことになった。

ところが時代を経ると、テロリスト犯罪者の側も対策を施すようになる。体に防弾ベストなどを装着し、MP5が発射する9mm弾による負傷を緩和する措置をする輩が登場。こうなると、さすがのMP5もやや弱い。そこで文民警察特殊部隊でも、アサルトライフルを使うことが一般的になってきたのだ。

参考までに、内容の信頼性がまま怪しいと軍板で評判の某軍事雑誌で特集された、サンジェルス保安官本部特別執行局特殊火器隊(Los Angeles county Sheriff's Department,Special Enforcement Bureau,Special Weapon Team)の突入班の装備と編成をご紹介する。

巡査部長 HK416+サプレッサー+ダットサイト
隊員A HK417+スコープ
隊員B MP5
隊員C MP5

HK416及び417は、M4カービンベースH&K良を加えたアサルトライフルで、前者が5.56mmで後者が7.62mm。全の各警察ではこれらの装備以外では、M4カービンG36などが使われている。狭い室内で交戦するため、一般的にはカービンなど短銃身のものが多いと思われる。日本人の感覚からすると物々しい感じもするが、この人たちは対テロ専門部隊というわけではなく、基本的に凄く悪い人を捕まえるお巡りさんです。


パトロール


特にアメリカで顕著な例。パトカーでパトロールする普通お巡りさんが、自動小銃を装備する場合がある。

きっかけは1997年に発生したノーハリウッド銀行強盗撃事件。カラシニコフのコピー品にドラムマガジンを装填し、防弾チョッキで体を覆うという、福本伸行先生の「銀と金」第8巻に出てくる神威勝幸のような姿をした銀行強盗2名が、警察に向かって発しながら逃走を図ったという事件。最終的にはで制圧され死亡したのだが、その間に市民や警官に多数の負傷者を出した。パトロール警官はショットガンやけんを装備していたものの、犯人火力には中々太刀打ちできず、命中しても防弾装備をっているので制圧に手間取ったのだ。

ここから、パトカーでの警ら活動にもより強な自動火器が必要ではないかということになり、MP5などのサブマシンガンや、M16M4などのアサルトライフルを装備する警察機関が増えた。パトロール警官が自動小銃を装備するには、既定されたパトロールライフル課程を受講し、資格を得なければならない。

また警察学校で最初からそれを組み込んでいる場合もある。例えばカリフォルニアハイウェイトロール警察学校は、全ての補生に火器取扱課程で自動小銃の操作習熟を課している。ソースこれ[外部](pdf注意)の49ページ

d. Weapons Training.

(火器訓練)

This program prepares the cadet to meet the challenge of “real worldencounters.

(この課程は、補生に現実に遭遇しうる状況に望んでもらうことで、任務への備えとします)

(2) Each cadet will also complete a firing course to familiarize him/herself with tactical rifles.

(各補生は火器訓練課程で、タクティカルラフルに習熟してもらいます)

※多少意訳

今日では、パトカーのカタログに掲載された内装の画像を見ると、必ずショットガンと自動小銃が固定具に備えられている。つまり「こういった装備をこの車両は搭載できます」というのは、最必要不可欠な説明と言えるだろう(アメリカ限定)。


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最終更新日: 18/02/18 01:14
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