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アシダカ軍曹


ヨミ: アシダカグンソウ
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771カキコ!

アシダカ軍曹とは、アシダカグモ(脚高蜘蛛、学名:Heteropoda venatoria)に対しての敬称である。


概要


日本に生息する蜘蛛の中でも、かなり大の種である。
体長自体は2030mm程度なのだが、これはあくまで胴体と頭のみの値。
名の通り長く高い足を含めると、ちょうど、8cmCDから手の大の大きさ(8~10cm)の、ともすれば南などに生息する大タランチュラと見まごうばかりの巨体となる。
尚且つ生息地がおもに人であることから、その姿に覚えがある人は少なくないであろう。

人間に対しては噛んだりといった攻撃はせず(ただし掴んだりすれば当然防衛の為に噛んだりすることはある)、ももたないため、基本的に人間にとっては、外見をのぞけばである。
それどころか、後述の通りの益虫である。 


最強の害虫ハンター


アシダカグモ食はゴキブリハエなどの害虫であり、ゴキブリ対策を心得ている人間には、ムカデヤモリに並ぶ駆除を有した最強のゴキハンターとしてその名を知られる益虫である(不快害虫でもあるが)。

昆虫学者安富和男の著書『ゴキブリ3億年のひみつ』によると、

アシダカグモが2・3匹いるでは、そこに住むゴキブリは半年で全滅する

と書かれるほどの狩猟をもっている、まさに知る人ぞ知る仕事人である。

その実に敬意を表して付けられた敬称が「アシダカ軍曹」であり、彼のことを良く知る人間(=ゴキブリ退治に頭を悩ませている人間)は、彼がに現れたりすると「赴任してきた」としばしば言い表す。

以下に、その特徴を記す(以下、敬意を表しアシダカグモのことを『軍曹』と表記する)。


素早い


巨体の持ちでありながら、非常に素
軍曹の長い足は見掛け倒しではなく、天井・床問わず、あらゆる凹凸をもえて猛スピードで走破できる。

そりゃゴキを捕食するならそれなりに素くなくてはならないのは当然だが、ゴキブリがよっぽど軍曹の存在を察知して避難しない限り逃げることはできない。軍曹とゴキの機動にはかなり大きな差があり、めに察知してゴキが逃げてもたいてい追いついて仕留めてしまう。

実は感覚器官も鋭く、上述のようにゴキの方が軍曹を先に発見するということはどあり得ない。
大半のケースでは、ゴキが軍曹に気づくのは食べられているときである。
ゴキに飛ばれたらおしまいだろうという人もいるだろうが、ゴキが飛べるのは本当に生命の危機を察知して焦ったときだけなので、"軍曹捕食にかかったにも関わらず一旦手元から逃がしてしまった"というようなケースでしかあり得ない。


食欲<戦闘欲・好奇心 


軍曹食欲よりも戦いを優先するので(実際の理由は好奇心が旺盛なためと言われる)、例え仕留めた個体を食べている最中でも他の個体を察知してハントを再開する

この点がヤモリべて優れている点である。
ヤモリ捕食軍曹のそれに匹敵するものだが、ヤモリ食欲のない状態では獲物を狩らなくなるため、軍曹べて駆除自体は低いと言えるのだ。


仕事人


上記のように非常に優れた狩猟を持っているのだが、害虫を駆除した後にに居座ることはせず、次なる戦場颯爽と去っていく。

そのため「軍曹を見なくなった=害虫から居なくなった」ということである。

軍曹を見かけなくなったら、次の戦場へ向かう軍曹へ心の中で敬礼をすることを忘れてはいけない。


紳士


臆病とも言う。

上述のように、獲物に対しては軍曹は非常に獰猛だが、反面自分より大きな動物に対しては非常に臆病である。

蜘蛛に足を伝わる振動で周囲を感知しているが、軍曹人間などの大動物の振動を察知すると最悪の場合パニックを起こし、一散に逃げ出す。
通常は暗所に隠れて活動しており、人間の生活圏に現れる事は滅多にない。

万が一軍曹と遭遇し、その足の長い姿に耐えられなかった場合は、を瞑って祈りをささげつつ足踏みをするなどすれば勝手にどこかへ去ってくれるだろう。

まあ、パニックを起こして方向もわからず走り出し(※)、自分の体をよじ登ってくることもあるにはあるが。 

軍曹は基本的に「正面に向かって突っ走る」ので、横合いで足踏みをすればスルーする事ができる。多分。


清潔


軍曹は頻繁に、体に消毒作用のある唾液を塗っている。
このおかげで、軍曹の体は非常にきれいである(まあそんなことを言えばゴキもそうなのだが、気にしてはいけない)。

もし軍曹を見かけた際、自分の体や足をなぞるような動作をしていたときは、のんびりとシャワーを浴びているようなものだと思ってそっとしておいてほしい。


欠点 



外見が怖い


何だかんだ言っても、耐えられない人には本当に耐えられないほど怖い。この図を見ればその脅威がわかるだろう。

軍曹

人によっては軍曹と暮らす位ならゴキと戦うほうがマシとさえ言う人もいる。おかげで、人間に対しては別に攻撃をしたりしないのに不快害虫認定されてしまっている(つまりポジション的にはゴキブリとなんら変わらない)。

軍曹を見つけたときに駆除するのは簡単である。ゴキブリと同じ速度とはいえ図体が大きいので、簡単に叩き潰せる。しかし、軍曹がいるのは、ゴキブリもたくさんいるということの左なので、あせって潰したりすると、途端にゴキブリが大挙することになる。
慢して放っておいて、を清潔にしてゴキ対策を万全にするのが得策である。
軍曹だって餓死はごめんなので、ゴキがいなくなれば自然に出て行く。軍曹に定住して繁殖することは少なく、からへ移って餌をめる、移動の習性が強い蜘蛛である。 

この記事を読んだ人は自宅で彼らの姿を見かけたら、スリッパで引っいたりする前にの掃除をすると良いでしょう、そうすれば彼らは新たな戦場めて立っていくはずだ。


所詮蜘蛛


ゴキ駆除用に、と一緒に飼えば(?)璧だ、とか思ってはいけない。

所詮軍曹蜘蛛なので、も彼を見れば容赦なく手を出す。そして成すすべなく狩られる。

を飼っている場合は軍曹の赴任には期待しないほうがよい。


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最終更新日: 18/10/12 18:25
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