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アーケード商店街とは、天蓋で覆われた商店街である。一般にアーケードともいう。
1950年代以降、アーケード商店街の発祥の地である福岡県北九州市の中心的商店街「魚町銀天街」をはじめ、アーチ状の屋根が付いた商店街が全国各地で登場した。天候に左右されることなく買い物ができ、当時は「近代的」「おしゃれ」の象徴となり多くの人を惹きつけた。
しかし、モータリゼーションが進行し、商業の主役は中心の繁華街から郊外のGMSやロードサイド専門店にシフト、更に大店法の緩和に伴うショッピングモールが林立すると、客足は減少する一方で、一部商店街ではシャッターを閉めたままの店が多い“シャッター街”が増加し、地価の下落やスプロール化といった社会問題となっている。最近では「昼間でも薄暗い」「アーケードを維持する資金を稼げない」といった声から、アーケードを撤去すべきかいなかのアーケード問題があがっており、中にはオープンモール型に変えたところもある。しかし、その場合は庇の設置負担などの問題もある。なお、アーケード街は店は閉めているものの、シャッターの裏側の住居に店主は住んでいて、別の場所にてテナントに入居、運営しているケースも多く、そのため安易に商店を撤去、再開発できない隠れ住宅街も多い。
日本一通行量が多いといわれているのが大阪市中央区の心斎橋商店街であり、近年はインバウンド客の増加もあり、平日ですら目の前が見えないほどの人混みである。
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