ニコニコ大百科モバイル

7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します


イモガイ


ヨミ: イモガイ
掲示板をミル!
20カキコ!

イモガイとは、円錐形の殻が特徴的な巻である。


概要


に暖かいに棲息する巻類。殻の形状が里芋に似ていることから「イモガイ」と呼ばれている。

まだら模様や縞などド手な模様の殻を持つ種類が特徴的であるが、「綺麗なバラにはトゲ、もといがある」とばかりにを隠し持っている。それもかなり強なやつを。
を持つと聞くと、『食べると中』系のことだと思う人も多いだろうがこのイモガイ類はそうではない。

こいつらはのくせに毒針を飛ばすというとんでもないなのだ。

類は口の部分に「舌(しぜつ)」という、の役割をする石灰質の器官を持っているが、こいつはこの舌を内部が中毒針進化させ、これで狩りや自己防衛を行なっている。狩りと聞いて「まさか」と思った人は正解。
イモガイ類は食性のであり、ゴカイ等の小動物や他の巻類、さらに種類によってはまでをも襲って食べている。
自分たちとべて動きが圧倒的に素小動物を仕留めるため、イモガイ類はコノトキシンという強神経を充填した毒針を相手に打ち込んで相手の動きを止める。このうち食性の種は動きの素を相手にするため、脊椎動物に対する性が特に強くなっている。
また毒針には銛のような「かえし」がついており、獲物のがもがいても逃げられないような仕組みとなっている。毒針から抜け出せないまま猛で動けなくなった獲物をそのまま大きな口で丸呑みにする。

の対人間を含む陸上動物も例外ではなく、「なんかサンゴ礁に綺麗なが居るな」と思ってうっかり手をだそうものなら身の危険を感じた食性の強イモガイに刺され、そのまま中から向こうの世界にご招待・・・なんてこともありうる。毒針ゴム長靴やウェットスーツをも貫通するため、絶対に手を出してはいけない。
特にその中でもアンボイナガイ沖縄の人から「ハブガイハブ並のを持つ」だの「ハマナカー(刺されるとの中辺りで尽きてしまう)」だの言われて恐れられている、ハブクラゲ先生ウミヘビ先生と並ぶ「沖縄死ぬがよい最終兵器」状態である(詳しくは「アンボイナガイ」の記事を参照)。

一方で他の類を襲う食性のイモガイ類は「同じが相手」であるため(食性の種とべれば)脊椎動物への性は強くないが、それでもタガヤサンミナシガイのように刺されたら人間でもアウトな種類は存在する。
また、食性の種は動きの鈍い相手を仕留めるため、毒針高橋名人の如く連射ができる。

カイ類などを食べる食性のイモガイは前2種にべるとさらに性は弱めになっているものの、用心をすることに越したことはない。

性イモガイに刺されると、はじめは微かな痛みが刺された部分に走るだけなので気づきにくいが、しばらくして刺された部分に痛が走り、さらにれ・腫れ・吐き気・めまい・発熱などの様々な症状が現れる。重症の場合はさらに血圧低下や視低下、全身麻痺などの症状が現れ、最終的には呼吸不全により死亡する。

厄介なことに、イモガイ類のであるコノトキシンには血清が存在しない。このため、イモガイに刺された場合の対処法としては人工呼吸などで生命維持を行いながら、患者の体内からコノトキシンが排除されるのを待つより他にはない。

手な模様の里芋殻を持つ巻を見つけても、絶対に手で触れないように。

イモガイはこんなにも危険ななのだが、全身を頑丈な甲羅で装甲している敵のカニには毒針も通らず、捕食されてしまうこともあるという。


美しい貝殻


その恐ろしい性が話題に上がる一方で、イモガイ類の殻は表面がなめらかで形も整っており、きれいなの地に褐色などで幾何学的かつきめ細やかな紋様をもつため、収集も存在する。

現在でこそ大量に発見され価格は下がっているが、かつてウミノサカエイガイ殻は2000ドル(1950年当時約72万円)もの価格がついたこともあったという。

危険性や希少性からやや高価になるが、沖縄土産屋など、販売しているところもある。見かけたら是非、美しい殻を思い出に残していただきたい。


関連動画


イモガイの捕食シーン。多少グロいので注意。

■sm10407156[ニコ動]

■sm10398942[ニコ動]


関連商品


■az4861461561
■az4054016758


関連項目



最終更新日: 14/06/25 20:38
タグ検索 パソコン版を見る


[0]TOP
ニコニコ動画モバイル
運営元:ドワンゴ