ニコニコ大百科モバイル

7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します


グワジン


ヨミ: グワジン
掲示板をミル!
10カキコ!

グワジンとは、アニメ機動戦士ガンダム」およびそのシリーズに登場する架宇宙艦船・艦級。


概要


運用はジオン公国ムサイチベとは違い、その後継国家であるジオン共和では使用されていない。アクシズネオジオン)では後述するように、その建に重要な役割を果たした艦だが地球圏帰還時には確認されていない。デラーズ・フリートでは、エギーユ・デラーズがその旗艦として使用・座乗した。


艦名と艦種


艦種は宇宙戦艦または大戦艦。本級の工をもって「チベ」は戦艦から重巡洋艦に格下げされており、「ムサイ」と並んでジオン軍の艦種分類に大きな影を与えている。

艦名の由来は不明。たぶんにスキャット的な命名である。なお、一番艦は「グレート・デギン」、二番艦は「グワメル」。ネームシップである「グワジン」は三番艦または四番艦とされている。これは一番艦としての栄誉をあえて国家元首の名前を持つ「グレート・デギン」に譲り、逆に「グワメル」は不名誉な事故で喪失してしまったため存在そのものが抹消されたからだとされる。また、「グレート・デギン」はデギン大公直属のお召艦であるため、軍の命名分類からは外されたとする説がある。


建艦までの経緯


0058年の独立宣言と共に防隊の発足を宣言したジオン共和(のちのジオン公国)だが、将来的に軍備の中心となると予測された宇宙戦用の機材については思うより開発が進まなかった。

0069年、ようやく本格的な宇宙艦であるミサイル艦「パプア」が工。0070年には宇宙戦艦チベ」がこれに続く。しかし、その0069年に電磁波かく乱効果を持つミノフスキー粒子が発見され、同じく0070年にはメガ粒子砲が開発されており、両艦は生まれながらの旧式艦と言う烙印を押されてしまう(チベメガ粒子砲に換装することで何とか第一線にとどまった)。

0071年、ジオン軍ミノフスキー粒子散布下における戦闘を前提とした機動兵器の開発に着手。これがのちのMSであり、0073年には試作完成0074年にザクⅠとしてロールアウトする。

0075年7月、初のミノフスキー粒子散布下戦闘MS装備を前提とした「ムサイ」が工。これをもってMSの本格的な量産がスタートする。

一方、艦隊旗艦としての性は「ムサイ」にはめることが難しく、旧式艦の「チベ」には不安があるため別設計の新艦がめられた。これが「グワジン」である。


性能


全長・横幅・トン数については440メートル320メートル108,100t説と294メートル214.6メートル35,000t説があり、かなりの矛盾が生じている。前者は0083に登場したグワデンを元にしたものであり、この艦のみに適用すべきだとする意見もある。ただ、いずれの説を取るにせよ従来まで戦艦に分類されていたチベ235メートル113.2メートル・16,000tよりは大化している。一方、仮想敵である連邦マゼランは全長こそ327メートルであるが、横幅は94.5メートルと細長の船であるため対照的である。


武装はが連装メガ粒子砲3基である。上部に同線軸上に配置されている。このうち前部の一基は艦直上に配置されており、の形もそれに合わせて涙滴の独特な形状をしている。

より小径のメガ粒子砲が下部に連装10基。チベの対と取り付け位置や形状が似ているためか、ムックファンサイトでは対と解説されることもある。

ミサイルランチャーや小機関も多数装備されているとされるが、詳しい取り付け位置と数については不明。いずれにせよ、大艦であるためチベよりは充実していることは確実のようだ。

他にMS搭載も付与されている。本来の役割は艦隊旗艦であるため不要な装備とも考えられるが、一機でも多くMSを運用しなければならないジオンの懐事情や直掩による防への期待からか、オミットされることはなかった(のちに建造された連邦の艦隊旗艦バーミンガムとは対照的であり、結果的に正しい判断であった)。ただし、船の影カタパルトは装備できず、搭載コムサイもあくまで大気圏往来用であるためMSは自発進が前提である。搭載機数は10機から24機説まであり、こちらも極端に分かれている。

エンジンは熱核ロケットが8基であり、非常に大である。また、宇宙世紀の艦艇としてはしく外部に燃料タンク(ヘリウム3か)を搭載し、長大な航続を誇っている。


また、装備ではないが本級の特徴として、非常に高い居住性が挙げられる。これはザビのお召艦であることもさることながら、緊急時には政府王庁の機を移すことも視野に入れられていたためである。前述の長大な航続もあり、辺への避難・亡命も考慮されていたのだろう。史実を見るとある意味、航続とこの居住性が「もっとも役に立った」機であると言える。

は、艦首が旧世紀の大客船の上部構造物をほうふつとさせる流線である。船体に組み込まれ前面に出ている艦もこの印を後押しする。また、ウィングを装備しているが、これは大気圏突入を考慮していたことの名残である。


評価・実戦


高い攻撃を期待されて工したが、実戦には後半まで恵まれなかった。序盤のブリティッシュ作戦ルウム戦役などでは数艘が参加したとされるものの、多くは艦隊予備であったらしい。この理由として、実戦指揮官であるドズル・ザビ中将は艦隊と足並みをそろえることができる艦隊旗艦改造ムサイファルメル)を重用したこと(異説として、客船並の居住性を持つ本級は奢に過ぎ、前線の将兵と苦楽を共にしたいドズルの持が許さなかったとも)、大かつ独特の意から集中攻撃を受ける危惧があったことなどが摘されている。

中盤の立った活動としてグワメルによる大気圏突入実験が挙げられる。しかし、これは強度不足やジオンの大気圏突入装備のノウハウ不足もあり失敗。高度30000メートル空中分解すると言う大事故を起こしてしまう。一方、キシリア少将が積極的に導入を図った巡洋艦ザンジバル」は難なく大気圏突入任務をこなし、面を潰されたジオン軍上層部は事故と艦の存在そのものを隠ぺいした(余談だが、キシリア台頭の要因になった事件である)。

以後は温存され、前線に出ることもなく本宙域の防任務に当たっていた。再び前線に現れるのは12月ソロモン攻防戦からであり、ドズル・ザビ中将旗下のグワランがティアンムの連邦軍艦隊と交戦、撃沈されている。

グレート・デギンはデギン王が単身で連邦への講和をめる際に座乗艦となり、レビル中将との接触に成功しているが、直後にギレン示を受けて発射されたソーラ・レイの攻撃を受け、連邦艦隊と共に消滅した。一年戦争の最大の戦果はこの作戦の「釣り餌」になったことである。

また、キシリア少将旗下の突撃機動軍には少なくとも3艘のグワジン級が確認されているが、このうち少なくとも2艘はア・バオア・クー周辺で撃沈されている。

一連のエピソード物語る意外な脆弱性は、(ファン考察の域を出ないが)一説によると元の設計が客船であったことに由来すると言う。当然、装甲は客船の頃とはべものにならないものが用意されていたはずだが、艦が前面に出ており非常に被弾に対して脆弱であったりノウハウ不足による大気圏突入に要する強度への軽視が見られたりと、攻撃して危険な印のある船である。戦後の事件であるが、デラーズ・フリート所属艦のグワデンも内訌の結果とは言え、艦を容易に潰されている。

建艦には当然、多大な工数を必要としたため量産艦としても優秀とは言えない。総数は10艘前後とされ、マゼランよりは確実に少なかったと思われる。ただ、艦隊旗艦としての数としては妥当とも思われ、MSにより大艦はこの程度の生産数に節約できたとも言える。


姉妹艦



後継艦


後継国家であるジオン共和では継続使用されることはなかった。これはザビとのつながりがある人間に優先的に配備されていた関係上、ザビ色を払しょくした共和上層部にとって都合の悪い存在であったためと思われる。また、多くは戦没するかアクシズに逃亡するかしており、残存艦そのものが少なかったことも考えられる。

アクシズには少なくとも2艘以上の本級が存在していたと思われるが、0087年のアクシズ地球圏帰還時には見受けられない。多くは解体され、新造艦の部品に回されたものと思われる。また、デラーズ・フリートにはグワデンが参加。

長大な航続を持つと言う利点はアクシズでは重要視され、本級の拡大強化であるグワダン級・グワンバン級戦艦工している。また、悲願であった(?)大気圏突入も次級のサダラーンで実現しており、エンドラ級と並んで地球制圧作戦に大活躍している。

ネオジオンにとって特別な艦となるレウルーラも本級が元の設計であり、0096年の戦没まで現役であった。

後継艦にはムサイに次いで恵まれた艦であったと言え、しかも連邦軍ではなく本流であるジオン系組織に好まれた系譜となった。ただし、漫画機動戦士ガンダム ムーンクライシス」では連邦軍が本級の設計をもとにベクトラ級機動空母完成させており、連邦側から視された訳ではない(ムーンクライシス外伝であり、ガンダムUCの登場と共に宙に浮いた作品になってはいるが)。


その他よもやま



関連動画



■sm11015934[ニコ動]

■sm18839568[ニコ動]


関連商品


■azB000VI5EKM


関連コミュニティ


■co223


関連項目



最終更新日: 16/09/24 09:03
タグ検索 パソコン版を見る


[0]TOP
ニコニコ動画モバイル
運営元:ドワンゴ