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ゲーミングPC


ヨミ: ゲーミングピーシー
掲示板をミル!
9カキコ!

ゲーミングPCとは、PCゲームな用途としたパソコンのことである。「ゲーミングパソコン」ということもあるが、「ゲーミングPC」の方がGoogle検索で引っかかる数は多い。


概要


世界的には「PC」は以前からゲームなプラットフォームの一つであり、「ゲーム的としたPC」すなわちゲーミングPCは一大市場を形作ってきた。一方、日本ではファミリーコンピュータの普及以降、ゲーム役をPCだと捉えている人はどちらかといえばマイノリティだった。PCラットフォームの側から見て「家庭用ゲーム機」は「コンシューマーゲーム」と呼ばれているが、日本では「ゲーム」といえば「コンシューマーゲーム」であった(もっとも最近はソシャゲが一大勢だが…)。そのため「ゲーミングPC」市場はニッチな市場であり、内ではごく一部の人にしか関係のない世界だった。

しかし近年はコンシューマーゲームPCとのプラットフォームをえて同じゲーム提供される(クロスラットフォーム展開)場合も多くなっており、FPS/TPSMMORPGのような従来はPCでしか流行らなかったようなゲームコンシューマーゲーム世界に入り込んできている。PCゲームプレイするハードルは以前よりは随分低くなっているのではないか…と思う。


どうやって手に入れるの?


購入するか、自作するかの2択だ。

内でPCゲーム自体がコンシューマーゲーム市場に大きく押されていたこともあり、内の大手PCメーカーゲームPCの生産をほとんど行っていない。にBTOメーカー海外PCメーカーが生産しており、都内(秋葉原)はじめ都市に展開されるPCショップWeb上で買うことができる。デスクトップノート(いわゆるゲーミングノート)もあり、ここは好みがわかれるところだが、値段が同じならデスクトップの方が高性かつ排熱に優れる(この辺は後で詳しく説明している)。

もし希望に合う製品がない場合は、自分でパーツを買って望み通りのPCを組み立てることとなる(いわゆる「自作PC」)。というか、いまどきPC自作する人の多くはゲーミング的である。

なお近年は「外付けGPU(eGPU)」といって、ゲームの画像出に必須となるグラフィックボードThunderbolt 3のような高速規格を使って外部接続できる機器も登場している。Thunderbolt 3端子と十分なCPUを備えたビジネスPC(やMac)を持っている場合、これを繋ぐだけでもお手軽に「簡易ゲーミングPC化」(※Mac公式には「PC」とは呼ばない約束らしいが)することができる。凄い時代になったものだ。


どんなPCが「ゲーミングPC」なの?


特に決まりはない。持ちが「これはゲームをやるためのPCだ」と言えば、それは「ゲーミングPC」である。

…とはいえ、ゲームの要するPCスペックがどんどん上がる中、どんなPCでも快適に全てのゲームを楽しめるというわけではない。ゲームが要するPCスペック普通ビジネスソフトべてはるかに高く、ゲームに特化した性が必要となる。

ここから先で、人々が「ゲーミングPC」にめるものは何か、解説しよう。


高い3Dグラフィック性能


ゲーミングPCの最大の特徴はコレである。というかそもそもPCゲームをやる最大の理由は「高画質3D映像を得るため」である。

概要のところで言ったように、最近では要なPCゲームタイトルクロスラットフォーム展開が多い。簡単に言えば、特にこだわりがなければPS4でもXbox One Xでも(モノによってはSwitchスマホですら)同じゲームを遊べるので、ゲームPCがなくてもただ遊ぶだけなら数万円以内でコンシューマー機を買えば事足りるのだ。

そこであえて高いゲーミングPCにこだわる的はコンシューマー用ハードで得られない体験があるからであり、その中心は高精細映像に他ならない。もちろん、「PCマウスによる操作感がコンシューマー機のコントローラでは得られない」という理由も考えられるが、PS4Xboxなどはキーボードマウスの操作にも対応し始めており、逆にタイトルによってはPCゲームでもコントローラ(PCゲーム世界では「パッド」と呼ぶ)での操作に最適化されており、絶対のものではない。

なお、ここまでの内容から「コンシューマー機並みの描画性しかない低性なゲーミングPC」はそもそも需要が少ないということがわかるだろう。そのようなPCは完成品としてあまり売っていないし、自作しようにも低性グラフィックボード自体の製品数が少なく、がんばって作っても大量生産でコストを抑えられるコンシューマー機にべるとどうしても割高になってしまう。

以上から、ゲーミングPCの基本的条件のひとつが「コンシューマー機以上の3D画質を有すること」、言い換えれば「十分な性グラフィックボードを搭載していること」と言える。グラフィックボード選択肢は非常に幅広く、2019年初頭時点ではミドルレンジで3-5万円程度、ハイクラスで10万円台以上が相場だ。性が高ければ高いほどどんなゲームでも快適に遊べるが、ハイエンド製品は普通の人が簡単に手が出せる値段ではない。予算と相談して、自分のPCに必要なグラフィックボードがどのクラスかよく調したい。


不足のないCPU


グラフィックの出元となるゲーム自体の内部処理はCPUが行っている。CPUがある程度の性を持たないと、いくらグラフィックボードを良いものにしてもCPUがボトルネックになってしまい、グラフィックボードの性駄になってしまう。グラフィックボードの性に見合ったCPUを装備していることが最低条件となる。どのグラフィックボードにどのCPUが必要なのか、といった情報ネット検索すると検証の例がたくさん出てくるため、ぜひ参考にしてほしい。

そのうえで、実際にゲーミングPCにどのCPUを選ぶべきなのかは意外と悩ましい。

CPUの上位モデルと下位モデルとの性差は、

で決まる(キャッシュメモリ容量、バススピードといった要素もあるが、これは必然的にコアや周波数の身の丈に合った装備になり、この違いだけを意識して製品を選ぶことはない)。

現代のCPUは複数コア常識で、ミドルレンジでも6~8コアハイクラスハイエンドになると8~16コア以上のCPU普通となっている。そのため「CPUとしての性の高さ」を評価するとき、「複数コアで複数の同時処理をどれだけ素くこなせるか」を意味する「マルチスレッド」の高さがよく話題になる。しかし、実はゲームに限ればそれ自体が複雑なマルチスレッド処理を多用することは少なく、どちらかといえば「一つのプログラムのひと固まりの処理をどれだけ素くこなせるか」の標となる「シングルスレッドあたりの性の高さ」の方が重要なのだ。一言で言うなら、「コア数が多くマルチスレッド処理に特化したCPU」と「コア数はほどほどだがシングルスレッドあたりの処理が高いCPU」とが同じ値段だった場合、ゲーム用途だけに限れば基本的には後者の方が有利なのだ。

しかし、近年は自分のゲームプレイ動画配信するプレイヤーも多い。「ゲームプレイ動画リアルタイム配信」「大容量動画の編集」などといった処理はまさにマルチスレッド処理であり、このような用途も考える場合はマルチスレッドの高さも視できなくなる。

まとめると

のがよいだろう。


高速処理を支える冷却性能


高性グラフィックボードCPUを使ううえで、避けられないのが「発熱」だ。

PCパーツ半導体を中心とする精密機器であり、熱に非常に弱い。熱をうまく外に逃がせないとすぐ壊れてしまうため、どんなPCでも熱を外に逃がすファンなどの仕組みが備わっている。通常のビジネスPCでは爆発的な熱を発生するわけでもないため最低限の装置で十分でありあまり問題にならないが、別次元の高速処理を行うゲーミングPCでは各パーツの電消費はしく、発熱も別次元に多いため、高い冷却性の確保が課題となる。

しかし高い冷却性の確保のためには量の多いファンが必要となり、量の多いファンでは騒音が問題になる。うるさくても構わないならファンガンガン回せばよいが、それではゲームを快適にプレイする邪魔になってしまう。これを解決するには大ヒートシンクやゴツい冷装置を搭載する必要が出てくる(後述のように、そのゴツさこそゲーミングPCの魅の一つだというも多いだろうが)。これが、各パーツが小化してもなおゲーミングPC自体が小しづらい大きな理由である。

ここまでのことをとても雑に表現すれば、

  1. 理性
  2. PC温度の低さ
  3. 静音性

の3つはそれぞれ対立関係にあり、どれかを良くしようとすると他2つが悪くなり、すべてを同時に達成しようとすればするほどパーツが高価かつ大になっていくということを意味する。このバランスをどう上手くとるかが、ゲーミングPC選び/自作の腕の見せ所といえるだろう。


応答速度とリフレッシュレートに優れたディスプレイ


一般的なPC用のディスプレイリフレッシュレート60Hz、つまり1間に60枚の画面を高速で切り替えて動画を表示するのが基本だ。ゲームでもこれが基本なのは同じだが、近年は120Hz144Hzといった高速な画面表示に対応したディスプレイ普通に売られるようになった。120Hz以上の画面は非常になめらかである。初めてお店で見るとそのヌルヌルさに驚くだろう。またPCゲームの中で一大ジャンルであるFPS/TPSでは、この画面切り替えの速さの差が勝敗を分けるともいわれている(一般人に0.0~の差を認識できるかは不明だが)。 お金に余裕があるなら、高いリフレッシュレートのディスプレイを選びたい。

なおFPS/TPSの勝敗ということで言えば、画面切り替えの速さも(人によっては)重要ではあるものの、より重要なのは応答速度の方だ。これは「信号が入ってきて何で画面を描けるか」であり、こちらはゲームディスプレイでは1ms(1000分の1)ときわめて高速になっている。通常の低価格ディスプレイだと20-50ms程度あるものもあり、こうなってくると一般人でも勝敗を分けかねない差になってくる。応答速度は速いものを選んでおきたい。

もっとも「ゲーミングディスプレイ」と謳った製品を選べば、多くの場合これらは達成できる。ただし液晶ディスプレイの存在にはいくつか種類がある。代表的なのは「IPS液晶」「TN液晶」であり、

とそれぞれ特徴がある。お財布と相談しながら、自分がに遊びたいゲームジャンルでどちらが最適なのか考えて決めよう。


ゲームに特化したキーボードとマウス


ゲーム用途のPCキーボードマウスめられるのは「応答の素さ」「入成功したと時に明確にわかる操作感」「マウスボタンの豊富さとユーザー設定の自由度」などである。これらは、オフィスでの仕事を快適に行うのに理想的な性とは明らかに異なる

たとえば、キーボードを打鍵するたびに毎回「カチャン!」というメカニカルな音が鳴ったり、キーを入すると反動があったりするキーボードでは、ゲームでは「入に成功した」ことを体で実感できるためプレイ感覚の向上に大きく貢献するが、仕事で文書を入する場面ではタイピングの邪魔でしかない。「1/4000」といった高い応答速度ゲームにおける安定感につながるが、ビジネス文書作成の場面では全くの意味であり、ここにお金をかけるのは駄としか言えない。

逆に、ゲームに特化したものを選べばゲームプレイは非常に快適になる。キーボードマウスはぜひ自分に合ったものを選びたい。


ゲーマーの証、ヘッドセット


ヘッドセットをつけた海外の若者が、パソコン画面に向かって饒舌にしゃべりながら軽快にキーボードく」…というのはステレオタイプPCゲーマーイメージだが、実際にチャットしながらプレイするならヘッドセットは必須である。チャットはしないという人はヘッドホンスピーカーでも良い。ヘッドセットヘッドホンには線と有線があるが、線は取り回しが楽で快適な一方、ある程度の音の遅延が避けられない。有線は逆に遅延は最小限にできるが、ケーブルは煩わしい。サラウンドタイプヘッドホンなら、より高い没入感を得、音の発生位置を把握しやすくできる。

FPS/TPSでいわゆる「サウンドプレイ」(足音やなどを聞き分けて、どこで何が起こっているか音でも把握するプレイスタイル)をしたり音ゲーをするなら、基本的には「有線サラウンドヘッドホン」一択になるだろう。


ゲーミングPCらしい見た目


ゲーミングPCの大きな特徴の一つが、その見たである。


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最終更新日: 19/02/01 19:13
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