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コントラバス


ヨミ: コントラバス
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 コントラバスは、弦楽器のひとつ。本項で解説。

 また、楽器の音域を表すのにも使われる(コントラバスリコーダー等)音楽である。


概要


[画像を見る]

 極めて低い音を出すことができ、ウィーン古典以降のアカデミックな音楽では合奏の底を支える楽器である。オーケストラではヴァイオリンヴィオラチェロともに「弦楽器」として括られるが、ヴァイオリン属と呼ばれるこれらとはご先祖が違い、調弦の間隔や胴体の形が異なる。
 名前がとにかく多く、の種類が二通りあったり、弦の本数が4本だったり5本だったり後述演奏姿勢も立奏、座奏の二通りがあったりと、色々ブレの多い楽器である。
 アカデミックな場面の音楽では様々な編成の楽団において欠かせない存在であり、活躍の場は多岐に渡る(その割にニコニコ大百科に記事が作られたのはヴァイオリン属のどの楽器よりも後だったが…)。

 ピアノヴァイオリンのようにおけいこ楽器として定着していないので、幼少から始める人はあまりいない。一方で、吹奏楽オーケストラの編成に含まれる楽器なので、中学校高校の部活で始める人は多いと思われる。プロの中にも、10歳を過ぎて始めた奏者は少なくない。

 低音楽器は周波数の特性上他の楽器よりもより大きい共鳴器を必要とする。そのためとにかく巨大な楽器である。
 画像を見て分かるように、その大きさは人の背丈をえるほどである。弦長もおよそ100cmほどあり、上端近くを押さえるときには人差しから小まで一杯広げてやっと全音(長2度)の音程が取れる。また、大きさ故に保管や運搬には非常に苦労する。
 しかしながらティンパニなどのように楽団で楽器を所有しているところが多いため、だけ持って行って楽器は現場で借りる、というケースもある。学生オケの奏者で自分の楽器を持っている人はむしろ少数である。


名称


 各国語における名称は以下のとおり。「コントラ」は「対抗する」、「ダブル」というのは「二重」という意味で、いずれも「(通常のバス音域の)1オクターブ下の」という含みを持たせているのである。
 また、「アップライト」は、横にして弾くベースギター後述に対して「縦の」という意味。 →タグ検索[動]


略称・俗称


 用いられる音楽ジャンルが広いせいか、この楽器には多くの呼び名が存在する。


管弦楽において


[画像を見る] オーケストラでは、弦楽五部(第一、第二ヴァイオリンヴィオラチェロ、コントラバス)の最低部を受け持つ。モーツァルトベートーヴェンなど古典までの曲ではチェロパートオクターブ下を弾くのがほとんどで、楽譜も共通のものを用いることが多い(コントラバスの譜面は実音よりもオクターブ高く記すので、チェロと同じ譜面を弾くと、オクターブのユニゾンになる)
 もっと後の時代になると、コントラバスの使われ方も多様化し、交響曲の楽章のアタマでソロを弾かせる奇特な作曲家も現れる。

 使われる音域はヴァイオリン等にべて広くなく、2オクターブ半ほどであるのが普通だが、ごく稀ながらそれを大きく逸脱したとんでもない高音をパートの奏者全員に要求してくる迷惑な作曲家もいる。

チェロ最低音のオクターブ下まで弾くには、多く作られている4弦の楽器では音が足りない。そのため、

 といった対策手段を採る。


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室内楽において


 室内楽においては、コントラバスの活躍の場は広くない。室内楽を演奏する編成のうち、メジャーなものには弦楽四重奏(ヴァイオリン2、ヴィオラチェロ)やピアノ三重奏(ピアノヴァイオリンチェロ)があるが、いずれもコントラバスは含まない。
 コントラバスを含む室内楽のレパートリーとして、代表的なものには第4楽章のメロディーが有名なシューベルトの「ます」、ロッシーニ作曲したチェロとの二重奏が挙げられる。

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独奏楽器として


 独奏の分野において、コントラバスは極めてマイナー楽器である。ヴィオラマイナーさを競えるくらいマイナーである。チェロソナタ編曲でないコントラバスソナタなんて少数だし、「コントラバス協奏曲[外部]」と聞いても大抵の人は「?」だろう(ちなみに、2011年2月時点でニコニコ動画に挙げられているコントラバス協奏曲の動画0件である)。
 ただ、低音域の豊かな音色や高音域のりのある音には、他の弦楽器にはない魅がある。較的有名な曲に「」(サン=サーンス作曲動物の謝祭」の1曲)など。

 独奏曲にはソロチューニング定したものが多い。これは、すべての弦を全音高くするというチート特殊なチューニングである。専用の弦も用いられる。

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吹奏楽において


 吹奏楽にも、一の弦楽器として編成に組み込まれる。


ジャズ等において


 ジャズ演奏するビッグバンドコンボ、またロカビリーバンドにも用いられる。奏法は弾き(アルコ)よりも弾き(ピチカート)が。大きな音を得るためにピックアップを取り付け、音を電気的に増幅するのが普通である。

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派生楽器


 この楽器からは、さまざまな音楽ジャンルのニーズに合わせて楽器が生み出されている。これらと区別して、コントラバスはアコースティック・アップライト・ベースとも呼ぶことができる。


著名なコントラバス奏者の一覧



架空のコントラバス奏者の一覧



関連静画


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関連項目


演奏してみた


最終更新日: 16/01/29 20:26
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