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「ジェリコのラッパ」(Jericho Trumpet)とは、
『旧約聖書』の『ヨシュア記』は、指導者ヨシュア率いるイスラエル人の戦いの歴史を綴った書物である。モーセ五書のうち『申命記』の続編にあたる。
預言者モーセの死後、後継者に指名されたヨシュアは神命を受け、イスラエルの民を率いてヨルダン川を越え、神が与えると約束した「約束の地」を目指す。
その途上で最初に出会ったのが異教の神を奉じる城塞・ジェリコ(エリコ)で、視察に訪れた斥候はジェリコの王の命令で捕らえられそうになった。この時彼らを匿ったのは娼婦ラハブで、彼女はイスラエルが神の加護により勝利する事を悟る。そこでラハブは自分と一族の助命を願い、斥候達を城塞の外に逃した。その後ジェリコは城門を閉ざして籠城戦に入る。
これに対しヨシュアは契約の箱(アーク)を担ぎ出し、その先頭に7つの雄羊の角で出来たラッパを持った7人の祭司を歩かせた。この一群は1日に街の周囲を一周すること6日に及び、7日目には7回回った。
そして7人の祭司は一斉にラッパを鳴らし、民は鬨の声を上げた。途端にジェリコの城壁はことごとく崩れ、ラハブと親族を除いてすべての民は「聖絶」(民の抹殺・財産の破壊と略奪)された。
ヨシュアはジェリコの地に対し、神に背いた呪いの言葉を告げる。
▲おおよそ立って、このエリコの町を再建する人は、主の前にのろわれるであろう。その礎をすえる人は長子を失い、その門を建てる人は末の子を失うであろう。
Ju-87の特徴として、急降下爆撃の際に生じる「悪魔のサイレン」が有名である。
これは急降下爆撃時の風切り音にすぎなかったが、迫るにつれて絶叫のように高まる音がもたらす威嚇効果はすさまじく、標的として狙われた敵国の兵士はパニックを起こした。
そこでJu-87のB型・D型など一部の主脚の根元に、風を受けて動くサイレンを取りつけた。これが聖書の伝承に由来する虐殺と破滅の音、すなわち「ジェリコのラッパ」と呼ばれ、ことに1936年に勃発したスペイン内戦に際しては大いに恐れられた。
1941年以降は廃止されたが、その後もなお伝説として連合軍の兵士の間で語り継がれるのである。
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