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ステルスレイダー


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中村名人は、ステルスレイダーを使用している!

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ステルスレイダー(Stealth Raider)とは、ヨメガが販売するヨーヨー「ヨメガ・セイバーレイダー」(Saber Raider)の、ハイパーヨーヨーでの呼び名である。
ニコニコ大百科では、ヨーヨーの記事は海外名で作られているが、本機は日本での特出した人気を考慮し、ハイパーヨーヨー名で記事を作成した上で海外名はリダイレクトとする。

なお、製造上は関係だが、プロモーション上関連性のある「スーパーヨーヨースーパーアドバンスラインの「ステルスレイダー」についても最後に記述する。


概要


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ヨメガ・レイダー」のストリングプレイタイプモデル
ヨメガ・セイバーウイング(ステルスファイヤー)」のボールベアリング版。
ボディ形状がV字ストリングが乗せやすくなっており、ストリングプレイに向く。

ハイパーヨーヨー初のボールベアリング機種であり、「ヨメガ・ファイヤーボール」「ヨメガ・ブレイン」のナイロンベアリングとはべ物にならないスリープを発揮した。
バタフライ形状だが、幅が狭くエッジが高いため、ルーピングもそこそここなせる。
また重量も軽く、子供にも扱いやすい。

第1期ハイパーヨーヨーにおいては、1フリースタイルストリングプレイルーピングプレイも同時にこなすの普通であった。また、お小遣いの少ない子どもは、2000円えるハイパーヨーヨーがいくつも買えるわけではない。汎用性の塊であった本機のポテンシャルが最大に生かされた環境だった。


歴史



1990年代


1997年発売。

海外メーカーOEMであるハイパーヨーヨーの中ではしく、「ステルスレイダー」は日本で先行して発売され、後に本で「セイバーレイダー」として発売された。

第1期ハイパーヨーヨーボールベアリング機種第1号であり、ナイロンベアリング機をえるスリープ5000円という高価格は当時の子供達から話題を呼んだ。

ノーマル形状版は「ハイパーレイダー」だが、こちらは当初(株)ファルホーク(現・(株)モンベル)が取り扱っていたこともあり、ハイパーヨーヨーとしての発売は「ステルスレイダー」より4ヶ遅れることになった。

ハイパーヨーヨープロモーションは「ハイパーレイダー」の発売を待たずに進んでおり、「ステルスレイダー」は、コロコロコミックテレビCM、『ハイパーヨーヨーテクニックビデオ スピナープログラム』などで大々的に取り上げられた。

中村名人の使用ヨーヨーとしてもプッシュされ、『スピナープログラム』での中村名人は、ステルスレイダーを使用している!」というナレーションは今でもりぐさとなっている。

超速スピナー』では、主人公ライバルであるイケメン天才少年・北条院斗の使用機種として登場。
知的なイメージと共に、やはり人気を読んだ。

この頃は、スリープルーピングも一つのヨーヨーでこなすの普通であり、その両方が可である本機は、高価格もあいまって小学生たちのあこがれの的だった。

一方、ノーマル形状より「ステルス」形状のほうが大きくプロモーションされたという事情は、のちに競技ヨーヨー全体の流れとハイパーヨーヨーの乖離を生んでいく原因ともなった。


2000年代前半


しかし、90年代末には、世界大会でストリングトリックルーピングトリックが別部門に分離され、ストリングトリック機はストリングトリックに特化して進化をするようになった。
そのため、トラピーズ有効幅(ストリングが乗る範囲)とストリングギャップ(ヨーヨーの隙間)を広げ、重量を重く外側よりに、ベアリング径を大きくするのが当たり前になった。

ステルスレイダーは、このトレンドに全に逆行していた。
トラピーズ有効幅もストリングギャップも狭い。ベアリングサイズは外径7.94mm(サイズE)と、ヨーヨーベアリングでは最小である。すなわち、滑りが悪い。
重量は軽く、内側よりである。すなわち、スリープ時間が短く、傾きやすい。

さらに間の悪いことに、この頃「オフストリング」「カウンターウェイト」「AAA」などのエクストリームプレイが登場した。これらは、どれもこれもストリングトリック特化機の方がやりやすく、ステルスレイダーに向いていないものばかりだった。

ヨーヨーは、2Aと4Aを専用機に任せ、1A・3A5Aストリングトリック機で行うのが普通になった。
マルチパーパスモデル」の意味が、「スリープループの両方こなせるヨーヨー」ではなく、「オフストリングもできるストリングトリック機」に変わっていた。ループ理に同じヨーヨーでやる必要がなくなったのである。

ループもこなせる」に意味がなくなったヨーヨー界で、ステルスレイダーは全に時代遅れになった。
何でもできるヨーヨーであったステルスレイダーは、何もできない不器用貧乏ヨーヨーになってしまったのである。

スーパーヨー・レネゲイド(ストリングカスタム)」や「スピンタスティクス・タイガーシャーク」などのストリング専用機が登場すると、シングルハンド機としてのシェアはそちらに奪われていった。

2000年代には「ヨーヨージャム・スピンファクター」の金属リム機種が登場し、そちらがハイエンド機の座にいた。残る初心者向け機種だったが、「ダンカン・フリーハンド」などのワイドバタフライプラスチック機の方がかに使いやすかった。

第2期ハイパーヨーヨーでは2004年頃に発売されたが、発売はフリーハンド」より後であった。
ストリングトリック機としてどちらが使いやすいかは言うまでもない。優位に立てる点である「ルーピングもイケる」という点はフリーハンドもそうだったし、何より第2期は認定レベル制度がなく、ハイパーヨーヨー独自のフリースタイル大会などもなかったため、ストリングプレイルーピングプレイを同時にする機会がなかった。デザインも大幅に変わっており、復帰組もを向けなかったため、ろくに売れなかった。

こうして、ステルスレイダーはその歴史的役割を終え、プレイヤーたちの思い出とともに、押し入れの深くにしまい込まれることになった。

「ステルスレイダー」は大量の在庫を抱え、「たまごっち」と同じくバンダイ流通の失敗例として取り上げられるようになった。
こうした不良在庫は税金対策のために棄されるのが普通であるが、なぜか「ステルスレイダー」「ハイパーレイダー」の在庫はどこかの業者が抱え込んでおり、これが20年後に奇妙な現を生むことになる。


2000年代後半


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「ステルスレイダー」「セイバーレイダー」はともに2000年代半ばに生産を終了し、現在は在庫限りの販売である。しかしながら、第1期ステルスレイダーの「在庫」が20年以上も払底せず、各ヨーヨーショップに供給され続けている。

理由は前述の通りバンダイの過剰発注である可性が高いが、ショップも時代遅れの売れ残りであるはずの本機を定期的に入荷し続けており、その中には生産終了後に営業を開始した「ヨーヨーストア リワインド」などのショップも含まれる。

確かに、現在ヨーヨーの方が性はいいし、遊びやすい。
「昔ハイパーヨーヨーをやっていたが、おすすめはあるか」といて、ステルスレイダーをすすめられることはまずないといっていいだろう(すすめられるであろうヨーヨーについては、下記の「関連機種」を参照)。

しかし、かつてのスピナーにとって、ほしいヨーヨーは当時5000円もして買えなかった「ステルスレイダー」なのである。安くて使いやすい、見たこともないヨーヨーよりも、今なら2000円程度で買える中村名人が使っていたあのヨーヨーが欲しい、というユーザーもまだまだいる。

が劣るとはいえ、旧認定トリックハイパーレベルぐらいまでは余裕でこなせるヨーヨーである。頑れば、今のトリックリストだってこなせないわけではない。

ショップ店員も当時を知るプレイヤーがほとんどのため、内心は今のヨーヨーを買ってほしいと思いつつも、「ステルスレイダーがほしい」というプレイヤーを暖かく迎え入れるのである。

一方、日本ヨーヨー協会(JYYA)は第3期ハイパーヨーヨーの終了以降も存続しており、AmazonYahoo!ショッピングなどの通販サイトで当時品の販売を続けている。また、ヨーヨー教室の際にプレゼントまたは格安での販売も行っている。


2020年以降


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動画投稿サイト盛により、ヨーヨーショップも独自の動画を積極的にアップしていた。
そんな中、2020年5月末、中村名人ハイパーヨーヨーオフィシャルトリック検定を受ける動画アップロードされ、2020年6月9日現在80再生を突破。ハイパーヨーヨーにわかに注された。

アップロード者は「ヨーヨーストア リワインド」なのだが、本動画を見て「ハイパーヨーヨー」が欲しくなった人たちが、「Amazonで」「ステルスレイダー」を買い出すという現が発生した。

急に売れたために一部カラーが欠品となり、販売元であるJYYAから明が出るまでになった。

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この「ステルスレイダー」は別業者の販売であるため、直接リワインドの売上になるわけではない。
しかし、本機を通じて最新のヨーヨーを知った人たちが、同じくリワインドが販売している「ヨーヨーファクトリー・スピンスター(2016)」などを購入する場合もあり、間接的には少なからず売上への貢献があったようである。

不良在庫の典例だった「ステルスレイダー」は、現在最新のヨーヨーにかつての「スピナー」たちを誘導するための渡しとして機している。


派生機種


セイバーウイング」形状のボールベアリング機種。


関連機種



1990s末-2000s初頭


現役当時、しのぎを削った機種。


2010s後半



2020s前半


現在、「ステルスレイダーある?」とくとおすすめされるであろう機種。


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最終更新日: 20/06/09 20:20
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