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人間の女性と鳥類が混ざった姿をしており、その歌声で船乗りたちを誘惑するといわれている。
美しい歌声で船乗りたちを誘惑し、遭難・難破・水死させるという怪物。
鳥と女性の融合体ではあるが、人と鳥の比率は物語によってさまざま。後世では鳥と人の融合体ではなく、人と魚の融合体でも表現され、あるいは人魚の姿をしているセイレーンも登場する。共通しているのはその美しい歌声と容姿、そして船乗りたちへの危険性である。
物語としてはトロイア戦争からの帰り道を描いた叙事詩『オデュッセイア』に登場し、オデュッセウスを歌声で誘惑して水死させようとする。しかし、周りの耳栓をしていた船員に止められ、オデュッセウスは難を逃れることができた。
セイレーンと同系列の怪物として同じくギリシア神話にハルピュイア(ハーピー)という女性と鳥類の融合体の怪物が登場する。しかし、ハルピュイアはセイレーンと違い、醜いという描写がなされ、その鳴き声もひどいものとなっている。
現代の創作作品ではセイレーンとハルピュイアのイメージが混ぜられて、歌がうまかったり、音楽が好きなハーピーが登場したりすることがある。
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