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タイ国鉄


ヨミ: タイコクテツ
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タイ鉄道
State Railway of Thailand
基本情報
本社所在 タイ王国タイ王国
バンコク都パトゥムワン
設立 1890年
従業員数 --
事業概要 鉄道事業
法人 タイ王国政府出資
(タイ鉄道法)

タイ鉄道(การรถไฟแห่งประเทศไทย)、通称、タイ国鉄とは、タイ王国における営の鉄道事業者である。タイ語で「การรถไฟแห่งประเทศไทย」と表記する。英語では「State Railway of Thailand」と書かれ、太文字の部分から外では「SRT」と言われる事もある。

タイ内では一般的に「タイ鉄道(≒タイ国鉄)」を意味する「ロー・フォー・トー(ร.ฟ.ท)」と言われる(ex.タイ内に保存されているC56のタンク部分の文字)


概要


1891年にラーマ5世の勅命により、建設を開始した。当初はバンコクからナコーン・ラチャシーマーまでであり、その管理もシャム鉄道局が管理をした。日本で言うならば戦前における鉄道に相当する組織であった。その後に徐々に範囲を広げて、戦後1951年に「2494年タイ鉄道法」の成立をもって、タイ国鉄が成立した。

東北方面2路線、北部方面1路線、東部方面1路線、南部地方1路線をメインに各支線、マハーチャイ線・メークロン線を含めた総延長は4,041キロで、これはJR西日本在来線より300キロ程短い。全線非電化で線路幅はいわゆるメーターゲージと言われる1,000mmである。北でラオスと、南でマレーシアを接しているので、それぞれのを結ぶ列車が運行されている。他にも運行体こそタイ国鉄ではないが、オリエント急行の運行も行われており、バンコクからタイ各地を巡ったり、マレー半島を貫いてシンガポールまで行く列車が存在する。

運行される列車特急急行快速普通日本と似たようなものの他に、「近郊」と言われるバンコクから較的短距離を結ぶ種別が存在する。近郊は普通種別では通過するような非常に小規模なにも停する種別で日本で例えれば普通常磐線距離電車とすれば、近郊は常磐線各駅停車のようなものである。

ダイヤはいわゆる一昔前の汽車ダイヤのようなものであり、長距離輸送がメインダイヤ体系となっている。このため、遅延がしばしば発生する。

バンコクを離れると地方都市間の発着列車もあり、非常にバラエティに富んでいる。等級は1等・2等・3等があり、3等以外には座席・寝台車がある。また2等エアコンの有がある(価格差あり)

車両は客メインであるが、快速特急の中にはディーゼルカーが使われる事もある。

これらの他にスワンナプー空港からタイ中心のパヤータイを結ぶエアポートレールリンクもここの管轄である。

JR九州と協関係を結んでおり、安全・定時運行のためのシステム構築や観光列車導入、ビル開発などでの支援を受ける一方で、タイ内での外食事業展開や観光客誘致などでJR九州支援している。


運賃体系


運賃体系は寝台特急の場合、運賃+種別料+エアコン料+ベッドが合算となる。設備や種別、エアコンの有などで変化が出る。3等オンリー各駅停車であれば、運賃だけで乗が出来る。

例1:バンコクチェンマイ行き寝台特急13号利用で2等寝台下段利用の場合
2等運賃(281バーツ)+特急13号特急運賃(190バーツ)+2等エアコン料(170バーツ)+JR‐WESTベッド(240バーツ)=881バー

例2:バンコクチェンマイ行きスプリンター利用の場合
2等運賃(281バーツ)+特急(160バーツ)+2等エアコン料(160バーツ)=611バー

なおスプリンターはモノクラスであり、2等扱いとなっている。また、特急も別個となっている。

なお、各駅停車など一部列車の3等においてはタイ無料の制度が取られている。いずれにしても廉価な体系なので、これがタイ国鉄近代化の足かせとなってしまっている。

ちなみに日本でよくある乗り継ぎ乗は(一応)不可能である。これは各駅停車で3等であっても列車定されている為である。


車両


タイ国鉄の列車の多くは客列車であるが、製造から大分を経過してるものも多く、老朽化や陳腐化が見え隠れする。20mが多く、またイギリスの影を受けてか、車両妻面は多くの車両黄色い警塗装となっている。車両限界日本べても一回り小さいので客屋根は低い。特に後述する日本からの譲渡連結した際にはその特徴が際立つ。メイン日本製の旧そっくりのものや10系ベースのものであるが、近年は日本製に加えて現代製・大製といった韓国勢の車両が多い。なお、タイ内製も存在する。旧来からの客の置き換えの為に20年ぶりぐらいに中国製ではあるが新による客導入が始まっている。

を引っ機関車アメリカのGE製、日本日立製、最大勢フランスアルストム製がメインである。これらはすべて電気ディーゼル機関車であり、液体式は入換用や地方以外ではほとんど見られない。面いのは日立製の機関車であり、AW-2の汽を装備している為、さながら日本にいるかの如くの錯覚を覚える。中にはAW-5装備の物もある。なお、一部機関車は老朽化が進んでいるため、置き換えの為に2015年より中国製の機関車が導入されている。

なお、蒸気機関車も在籍しているが、日本のように石炭ではなく重油やで走行する。現在では全にからは外れており、もっぱら記念行事などでの稼働がメインである。タイ国鉄を走る蒸気機関車はすべて日本製でミカド(D51と同じ配置)とパシフィック(C55と同じ配置)と言われるテンダー式機関車の他にも日本でもおなじみのC56が存在している。なお、重連の際は日本の用に前向きではなく、背中あわせに連結される。なお、かつてはC58も存在しており、761~764の4両が在籍していたが、日本ではローカル線向けとして作られた機関車であってもタイ国鉄では大に類してたため、本線に出る事が出来ず、入れ替え用途でしか使いが存在していなかったようである。グーグルでも検索して出てくる写真は本当にごく少数で1枚程度、それも横からの写真である。除煙がなく、タンクもをくべられるように良はされているものの、動輪の形状や煙突の前にある給温め装置などC58の特徴がよくわかる。

ディーゼルカー普通列車快速用については全て日本製でステンレス体で東急7000系にそっくりな車両が走っている。このステンレスディーゼルカーは2種類あり、どちらも東急7000系そっくりであるが古い方は昭和40年代製造で、ベンチレーターにその当時の日本国鉄で見られたグロベンを採用、ドアも片開きであった。RTと言われていた。新しい方は両開きとなっており、中間にはエアコン付きの運転台のないものがある。この車両はTHN、もしくはNKFと言われている(日本のように「~系」というには分けていない。なお、これらは製造元の頭文字を取ったものである)

また、キハ20系クリソツな車両があり、地方線区メインとなっているがこちらは片方は制御、つまりキクハとなっている。また、エンジン搭載ドア配置が独特で体中心寄りに設置されている。なので、2両編成の場合、ドア間隔が不均等となっている。

特急用の車両イギリス製と大製が存在している。これはバンコクチェンマイを結ぶ特急で使用され、イギリス製のものは航空機バスとの競合の為に導入したのだが車両自体が高く、また時間でもお値段でもなかなか太刀打ちできていない。その後、大製のものが増備されたがこちらはステンレス製の体である。

ディーゼル関係のエンジンカミンズ製である。


C56について


C56」も参照されたし。

日本でも「ポニー」の称でおなじみのC56第二次世界大戦中に泰緬鉄道向けに「出征」し、戦後はタイ国鉄のとして活躍した。現地の事情に合わせて細かい部分で良が施されていた。また、日本製以外にも迷工場ことタイ・マッカサン工場でノックダウン生産された車両も存在する。日本仕様からタイ仕様にする当たっては以下の改造を行われた。

戦後700形番され、カウキャッチャーの取り付けや塗装の変更、連結器の再交換などが行われた。その後、徐々にディーゼル機関車が台頭してくると、その数を減らしてきた。

そのうち、C5644大井川鉄道に譲渡され、C5631靖国神社に保存されている。特に靖国神社に保存されているC56塗装こそ日本であるが、あちこちにタイ時代の面影を色濃く残しており、当時をしのぶ事が出来る。

現在タイ内で動態保存が2両(713ことC5613、715ことC5617)存在し、静態保存タイ内各地に存在する。一部は日本時代の番となっている。


譲渡車両


近年は新製車両が非常に少なく、他のになった車両装して使用するケースが多い。

1995年オーストラリアクイーンズランド鉄道よりSXを購入し近郊列車へ投入した。1961年にバッド社のライセンスを得てコモンウェルス社が製造した客であり、当時のクイーンズランド鉄道が電化された際に電車への転用を容易にする為の改造があらかじめ施されていた。計画自体はかなり時代が下ってからになった為、電車化されることなく1990年代まで活躍した。入線に際しては日本と同じ狭軌をメーターゲージへ変更した上で、端部に新規の手動のドアを設置。従前のドアは高さが合わない為に固定化された。また、台のあった部分はステンレスで塞がれた。近年はシートが交換されてプラスチック製となった。また、塗装湘南色に似たものとなった。

1997年JR西日本よりキハ58系を導入、数年にわたって数十両がやってきた。当初こそディーゼルカーとして活躍したが、車両限界基準に起因する入線制限があったことやエンジンがタイ国鉄の標準のものと違っていた事もあり、21世紀初頭に客化、その後全車両同然の状態となっている。僅かに事業用の控えに使われるのみとなっている。

2000年に12系がキハ58に続いて導入された。当初はエアコン付2等で使用されていたが、キハ58と同じように車両限界が大きかった事やエアコン不調の為に近郊列車に供された上にエアコンなし3等へ格下げとなった。その後、ブルートレイン24系導入に際して、移設の為に発電機が外されている。近年は一部の車両ジョイフルトレインへの改造車椅子車両として再改造を施されている。その際に冷房がタイ内製の物に交換されて再び冷房となったものが存在する。20


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最終更新日: 18/08/18 11:30
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