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デインドリーム


ヨミ: デインドリーム
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デインドリーム(Danedream)とは、2008年産のドイツまれの競走馬である。
ここ数年、日欧に同時多発的に現れた名の一頭。 2019年現在は繁殖


小さなシンデレラ


ドイツ年度代表を獲得し、種としても一流といえる成績を残したLomitasアイルランド生まれで近親にキンシャサノキセキがいるDanedropは*デインヒルという血統。
彼女ドイツで生産されたのだが、ドイツまれの世界的名によくあるドイツが紡いだ名系の出身というわけではない、若干の変わり種である。
ニジンスキー系にドイツ土着血統を重ねた血統ではあるのだが。
そして彼女自身も小さな体でということもあり、決して評価の高いではなかった。

2歳6月デビュー戦は勝利したものの、次走以降は降着が絡んだこともあったが4連敗で2歳シーズンを終えた。
この頃は一線級相手のマルセルブサック賞(GI)で6着ということからわかるように三流もいいところな成績であり、内でも大したではなかった。
ちなみにマルセルブサック賞の勝ちMisty for Meは3歳になってもアイリッシュ1000ギニーとプリティリーステークスを勝つなど、2歳で燃え尽きるようなではなかったことは付記しておく。 

翌年は内の始動戦でやっぱり負け、ドイツダービーオークス7月開催ということもあり、レベルの低いイタリアクラシック戦線へ。
しかし混合のデルビーイタリアーノ(GII)で3着に食い込むと、オークスイタリアーノ(GII)では6身半ぶっちぎって圧勝し初重賞勝利を飾る。
しかし次走フランスGⅢマルレ賞では敗。前走の圧勝がすっかりんでしまった。
…と思ったら、ドイツの3歳VSが初めてぶつかるGⅠで伝統あるベルリン大賞に強気に挑むと5身差圧勝。さらにを越した後、ドイツ伝統のGⅠバーデン大賞を6身差圧勝。ベルリン大賞・バーデン大賞ともにLomitasとの親制覇となった。
バーデン大賞は欧州各地から遠征もいるGⅠであり、ここで圧勝したのは才の現れとして受け取られた。ここで素く権利取得に手を打ったのが社台ファームの吉田照哉氏であり、9月29日に権利の半分を取得。
秋華賞と追加登録料の必要な凱旋門賞の両睨みで予定を立てることとなった。このニュースで、日本競馬ファンにも彼女の名は大いに知られることとなった。
秋華賞に本当に出てきたら面かったのだが、やはり凱旋門賞(GI)を選ぶことに。 ここで彼女10月ロンシャンらしからぬパンパンの良馬場だったとはいえ、圧倒的なを見せつけ、5身差つけて圧勝。しかもレコード更新おまけ付きであった。
ドイツ初、ドイツ調教としてはStar Appealに次ぐ二頭上のシュタル騎手ドイツ騎手として初勝利と、メモリアル勝利であった。
その後はジャパンカップに遠征するが6着と振るわず。
しかし下半期の大活躍を評価されカルティエ賞最優秀3歳に選ばれたが、年度代表の座はFrankelに譲る形となった。
これまでの好走はすべて斤量56キロ以下で、GⅠに限ると54.5キロ以下と軽量を背負っての勝利であったことが、斤量負けする非力と見られて微妙に影したのかもしれない。
58キロ背負ったマルレ賞では全く見せ場がなかったという傍もあったし。Frankelキチガイ的すぎたのが一番だろうが。


シンデレラから女帝へ


その評が気になったのかは定かではないが、2012年も現役続行、凱旋門賞連覇をすこととなった。始動戦となったドイツGⅡバーデン企業大賞は58キロを背負ったが勝利
しかしメンバーが低調にもかかわらず僅差と斤量負けするところは払拭できず終い。続くサンクルー大賞(GI)では56.5キロと前走より軽くなったにもかかわらずスローペースゆえ伸びず4着に敗れた。
ちなみに4頭立ての4着であるため最下位である。そのため、営が強気にキングジョージ(英GI)出走を決めたが、凱旋門賞を圧勝したとは思えない人気であった。
まあ、メンバー的には前年の勝ちNathanielや昨年BCターフを勝ったかつての天才少年St.Nicholas abbey、最も相関のあるとされるハードウィックステークスをいい勝ち方で勝ったSea Moonら近年稀に見る好メンバーってしまっていたのだから仕方ないのかもしれない。
ディープブリランテは悪い時に遠征を企画したもんである。にしても負け過ぎだが。
しかしレースでは先に抜けだしたNathanielを外から強襲。根性を発揮してるNathanielをゴールハナ差差し切り凱旋門賞に続く欧州二大タイトル奪取を果たした。
勝利1983年Time Charter以来29年ぶり、凱旋門賞キングジョージの連覇は2007年Dylan Thomas以来、での達成は史上初となった。
DahliaAllez Franceですら達成できなかった快挙であり、まさに不世出のと言える。 
続くバーデン大賞(独GI)ではその年のドイツダービーらを退け連覇を達成。によるバーデン大賞連覇はかつて3連覇を達成したあの伝説の名Kincsem以来133年ぶりの偉業であり、また一つ伝説を築き上げたことになった。
そして、 史上6頭としては史上2頭となる凱旋門賞連覇へ挑む予定であったが、滞在していたケルン競馬場で伝染病が発生。病の拡散を防ぐための処置として3ヶ競馬場から移動することを禁じられたことにより、凱旋門賞はもちろん引退レースとなる予定のジャパンカップへの出走も断念せざるを得なくなった。

あまりにも不本意な形で偉業への挑戦が断たれてしまったが、2012年限りで引退し繁殖入りした。引退後の彼女にも大いに期待、である。

2014年産の初子*ナッシングバットドリームは足が弱くレースデビューすることなく繁殖入りし、2番の子ソリッドドリームもたび重なる折のせいか本領を発揮できぬまま未勝利引退した。しかし3番の子Faylaqが2019年現在3勝をあげている。今後もデインドリームの子はデビュー予定だし、期待したい。


血統表


Lomitas
1988 
Niniski
1976 鹿
Nijinsky II Northern Dancer
Flaming Page
Virginia Hills Tom Rolfe
Ridin' Easy
La Colorada
1981 
Surumu Literat
Surama
La Dorada Kronzeuge
Love In
Danedrop
1999 鹿
FNo.14
*デインヒル
1986 鹿
Danzig Northern Dancer
Pas de Nom
Razyana His Majesty
Spring Adieu
Rose Bonbon
1984 鹿
High Top Derring-Do
Camenae
Lady Berry Violon d'Ingres
Moss Rose

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最終更新日: 19/11/04 13:34
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