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ネオン・デーモンとは、2016年に公開されたアメリカ・フランス・デンマーク合作の映画である。
日本では2017年1月13日に公開されR15+指定を受けたグロ注意なサイコホラー映画。
『ブラックスワン』のファッション業界エディションという声もある女の嫉妬渦巻くロサンゼルスを舞台にした上級者向け映画。人呼んで「光の点滅と暗闇と色彩と重低音で描くモデル残酷物語」。
監督は『ドライブ』のニコラス・ウィンディング・レフン。
タイを舞台にした『オンリー・ゴッド』も血を血で洗う復讐劇だったが今作はさらにレフンの作家主義が炸裂し、生々しいグロさにスロー演出の多様、視覚障害を持つ監督の持ち味である強い色彩のコントラストが追加されさらに人を選ぶ内容となっている。
それゆえに興行的に失敗し制作費を回収できなかった。また批評家、観客ともに評価は否よりの賛否両論である。
この映画を妻に捧げるとは・・・
エンディング曲はオーストラリアのシンガーソングライターSiaの『Waving Goodby』。
光の点滅がかなり激しいため光過敏性発作持ちの人は注意が必要。
▲つい先月16歳になったばかりの少女ジェシーはモデルになる夢を叶えるためジョージアからロサンゼルスにやってくる。
生まれ持って特別な美しさの彼女はモデルとして次々とステップアップしていくが徐々に彼女に蹴落とされたモデルたちの嫉妬心も集めてゆく。
そして、ジェシー自身も美のためなら悪魔に全てを差し出すファッション業界の毒に染まっていき――
▲ジェシー
田舎町からやってきた天涯孤独の身の16歳。演じるのは身長175cmのエル・ファニング。生前の母曰く“危ない子”。最初は透明感あふれる無垢な少女だったがその美貌で有名カメラマンや一流デザイナーを瞬時に虜にする過程で野心を高めていく。
ルビー
死体の装飾も行うレズッ気の強いスーツ姿のメイク師。城のような豪邸で留守番中。田舎から出てきたジェシーの面倒を見てくれるが・・・。排尿量(愛液?)が半端ない。
ジジ
美を追い求め整形を繰り返しているモデル。その頻度は医者からバイオニック・ウーマンと呼ばれるほど。トライフォースショーは『アメリカン・サイコ』の名刺バトルにも似たシリアスな笑いを引き起こす。
サラ
口の悪いモデル。ジェシーが注目を浴びたロバートの品評会では歯牙にもかけられなかったがとあるものを取り込んだ後はジャックから依頼を受けるなど飛躍する。
ジャック
金粉塗りが趣味の眼光鋭い坊主頭の有名プロカメラマン。ジェシーに特別なものを感じたようで個人撮影を始める。
ロバート
情け容赦のないプロデューサー。ジジ曰く「タダでは出さない男」。ジェシーを「ガラスの海の中のダイヤ」と形容し初めてのショーでトリに抜擢するなどゾッコン。反面サラを完全無視し整形を繰り返すジジをジェシーと比べ下に見るなど軽薄な言動が目立つ。惨劇のトリガーを引いた人物と言える。
ディーン
ネットで知り合ったジェシーの友人。プロカメラマンになる夢を持っている。ジェシーに初心を忘れず正しいと思った道を進めと諭すが・・・
モーテル管理人
ジェシーが宿泊する安モーテルの態度最悪な管理人。演じるのはキアヌ・リーブス。
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