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ハウルの動く城とは、
呪いによって老婆の姿になってしまった18歳の少女・ソフィーと、魔法を身に付けながら運命に縛られた青年・ハウルの二人が様々な困難に立ち向かっていく様子を描くファンタジー。
学生時代にはトールキンとC・S・ルイスに師事したという女流児童文学作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(Diana Wynne Jones)が1986年に『Howl's Moving Castle』のタイトルで上梓。1997年に西村醇子による日本語訳が『ハウルの動く城1 魔法使いハウルと火の悪魔』の邦題で徳間書店から出版されている。
2004年には後述のアニメ映画が公開されジブリ作品でも稀に見る大ヒットを巻き起こした。劇場版から原作を知ったという人も少なくない。
なお2006年には原作小説がアメリカでフェニックス賞を受賞しているが、これは同賞がきっかり20年前に出版された児童文学を不死鳥の如く甦らせ再評価するという主旨であるため、アニメ映画の評判は直接は関係していない。
続篇として1990年に『Castle in the Air』が上梓されており(日本語訳は『ハウルの動く城2 アブダラと空飛ぶ絨毯』の邦題で前作の3ヶ月後に出版)、ハウルやソフィーも登場しているが、主人公は彼らではない。
また、先述の再評価を経て2008年には18年ぶりとなる第3巻『House of Many Ways』を上梓したジョーンズだったが、翌年に肺癌を患っていることが発覚。抗癌剤を用いない治療の傍らで知人たちに次作品への意欲を表明していたが、闘病虚しく2011年に亡くなっている(享年76歳)。このために事実上の完結となった第3巻の日本語訳は市田泉によって『ハウルの動く城3 チャーメインと魔法の家』の邦題で2013年に出版され、前2作もそれに僅かに先駆けて文庫版で復刊された。
上記の小説『ハウルの動く城1 魔法使いハウルと火の悪魔』を元にスタジオジブリが制作した作品。2004年11月10日より公開。ヴェネチア国際映画祭でオゼッラ賞を受賞するなど海外からも高評価を受けている。
一部のキャラクター設定やストーリー展開などに原作からの改変が見られる。特に後半部分では戦争が勃発しているなど大幅な変更が見られる。このことに関して原作者のジョーンズは了承しており、本作を絶賛している(なお、元々ジョーンズはジブリ作品のファンであった)。
当初は『猫の恩返し』と同時上映の中編作品になる予定であり、制作陣は監督・細田守や脚本・吉田玲子といった面々が固めていた。しかし、2002年に大人の事情によって企画が中止になる。しかし半年後には宮崎駿の監督・脚本の下で制作を再開、2004年夏の公開を目指していたが作業遅延のため、同年秋の公開となった。
キャステング面では神木隆之介や大泉洋といったジブリ映画でもお馴染みの面々はもちろんのこと、SMAPの木村拓哉や美輪明宏といった大物タレントを数多く起用している。
また使用楽曲が非常に秀逸であり、主題歌の「世界の約束」や挿入歌の「人生のメリーゴーランド」は音楽担当の久石譲の数ある代表作の一つとなっている。
▲原作および映画作品で登場するハウルの住居。ガラクタのような無数の機械の集合体であり、大砲のような装備も見られるが劇中で使用した描写はない。怪物のような4本の足を用いて歩いて生命体の如く移動することができる。まさに“動く建造物”である。
回転式のスイッチによって出口を変更できる扉など様々な仕掛けがある。しかし、城のエネルギーは全てカルシファーが供給しているので、彼が外に出ると、即座に城は崩壊してしまう。
本編映像を使用したMAD作品は、スタジオジブリによって権利者削除されている。
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