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パウル・フォン・オーベルシュタイン


ヨミ: パウルフォンオーベルシュタイン
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パウル・フォン・オーベルシュタインPaul von Oberstein)は、「銀河英雄伝説」の登場人物。
CV塩沢兼人石黒監督版)、諏訪部順一Die Neue These)。

ラインハルトの参謀を務め、ローエンラム創業の暗部をり、軍官僚として帝国軍後方の運営を担った。


出自~黎明篇


帝国452年5月5日生まれ。貴族階級出身。

的な視覚障者で、視を補うべく義眼(作中の医療技術では眼者に近いレベルまで達している)を用いていた。そういった経緯から、自分のような生まれの人間を劣悪遺伝子排除法の名の下で殺してきた、 ゴールデンバウム王に憎悪を抱き、滅亡させんと欲していた。
だが、自身がその器でないことも自覚しており、新たな覇者弼して本懐を遂げようと企てる。

彼の見るところでは、門閥貴族に人物はおらず、当時、金髪の孺子として台頭していたラインハルト興味を抱く。
最初は、心のキルヒアイスとの接触を図ったが、得体の知れぬ男として警を招くにとどまった。この時の階級は大佐で、統帥本部の情報処理課に所属していた。
(以前は宇宙艦隊に所属し、長官ミュッケンベルガーの次席副官を務めている。当時ラインハルトの処遇に頭を痛めていたミュッケンベルガーの八つ当たりをうけて、統帥本部への異動となった。)


その後、イゼルローン要塞駐留艦隊に幕僚として赴任した時に、第七次イゼルローン要塞攻防戦が開戦。
ヤン・ウェンリーの奇策を一看破したが、官であるゼークトに容れられる事はなく、要塞は失陥し、その前後に旗艦から脱出する。

イゼルローン失陥時に、自身の機略に傑出した統率と実行が加わればいつでも奪回できるとし、イゼルローンが健在でも、同盟が滅びれば意味として、後のフェザーン経略の原の構想をしている。

旗艦ただ一人の生存者として軍法に照らされる身となったが、この危機を利用してラインハルトに接近。
丁度、謀略と政略に通じる参謀を欲していたラインハルトと、ゴールデンバウム王を滅ぼす利により君臣関係を結び、元帥府に加わる。ラインハルトの諸将では、較的新参の部類に入る。

アムリッツァ星域会戦では、提督となったキルヒアイスに代わり、ラインハルトの参謀として作戦に与る。

会戦の大捷により、中将に昇進、宇宙艦隊総参謀長と、ローエンラム元帥事務長を兼任。


野望篇


帝国の内乱、リップシュタット戦役でも参謀長としてラインハルトの帷幕に控える。

レンテンベルク要塞攻防戦で、虜囚としたオフレッサーを、あえて傷で門閥貴族側に帰す事で、内通を疑わせる事を献策し、貴族間の紐帯にひびを入れる事に成功。

貴族軍がヴェスターラントに核攻撃を加えようとした時、政略の為、あえて黙殺する事を提言。
攻撃は実行されて200万人の民衆が生きながら焼き殺され、貴族軍は人心を多いに失い、戦局を一気に帰趨させた。統計上では、戦争終結を3ヶめて、1,000万人の人命を救ったとされる。

しかし、この件はラインハルトキルヒアイスの関係に裂を入れる事となり、 ラインハルトキルヒアイスを遠ざける為に、オーベルシュタインの進言を容れ、謁見時の武器の携帯を禁じる。
だが直後に起った、アンスバッハによるラインハルト暗殺に抗する為に、身を呈したキルヒアイスは命を喪う。
彼の手にブラスターがあれば、というIFは、ラインハルト生涯の悔恨となり、キルヒアイスの部下達はオーベルシュタインの差し出口を恨む事となった。

廃人同然となったラインハルトにより、分解危機に陥った、ローエンラム営を立て直すべく、 ラインハルトアンネローゼに事件の末を伝えて、ラインハルトの再起を依頼。
提督を動かし、宰相リヒテンラーに、ラインハルト暗殺未遂の罪を濡れ着させて粛清させる事に成功。ゴールデンバウム王の衰退を確実なものとした。


雌伏篇


帝国内乱の功績により、上級大将に昇進、統帥本部総長代理を拝命。

用の出師との批判が多い、第八次イゼルローン要塞攻防戦では、出兵を支持する。 しかし、総司令官の人事において、組織力学を優先させた為、 ミッターマイヤーロイエンタールを用いず、ケンプを推挙した事は大敗に直結する。
結果、ガイエスブルク要塞、15,000の艦艇、180万人の将兵を喪い、ヤンに名を成さしめる事となった。


策謀篇


皇帝エルウィン・ヨーゼフ2世誘拐事件では、警備責任者モルトに詰めを切らせる事を提言。
怯むラインハルトに、時には死を与える事も忠に酬いると説く。(自身も含めて)

誘拐後の皇帝の人選を諮問された時に、生後五ヶ女児カザリン・ケートヘンを推薦し、採用された。

この時期に、内務社会秩序維持局の長官であったハイドリッヒ・ラングの処分を任される。
ラングに利用価値を見出して助命、内安全保障局を設立の助を行う。
尚、ラングは内務人間であり、オーベルシュタイン直属の部下というわけではない。


風雲篇


自由惑星同盟への遠征である、第一次ラグナロック作戦バーミリオン星域会戦では参謀長として従軍したが、作戦ラインハルトが立案し、特に立った献策は行わなかった。
ヒルダが、ヤンとの直接決戦でのラインハルトの軍配を危ぶんだのに対し、オーベルシュタインはラインハルト常勝を支持する立場を取った。

同盟を屈させた後、帝国の代理人である、同盟への高等弁務官の人選を問われた時は、ロイエンタールを猛禽の輩として退け、レンネンカンプも硬直として否定した。最終的には、ラインハルトレンネンカンプを弁務官に据える事となった。

遠征の成功は、ラインハルト登極を決定的なものとし、カザリン・ケートヘンⅠ世をし、ゴールデンバウム王滅亡の手続きを行う。

宿願を達成し、以後はローエンラム臣として働く事となる。


飛翔篇


ローエンラム立により、元帥に列せられる。軍務尚書に任じられ、閣僚の一員として軍部を代表する事となった。これにより、前線と幕僚職から退き、帝国軍三長官の一として後方を預かる事となる。実戦こそ宇宙艦隊長官と、統帥本部総長に譲るものの、制度上の格式では両雄の上位に立つ存在となる。

ラインハルトから重用される、マリーンドルフに外戚の危険性を見出し、牽制しつつも、ラインハルトには後継ぎをけて王の存続を明らかにせねば、民から祝福されぬと条件をつける。

隠棲生活を送るヤンに監視を行う、弁務官レンネンカンプ暴走を黙認。のみならずヤンを処断すべきと唆す。
レンネンカンプの失敗を開戦の口実として、同盟の全征を視野に入れての事であった。
レンネンカンプの行為を非難する諸提督に対しては、反帝国の旗色をあらわしたヤンこそを撃つべきとく。
この時の会議で、ロイエンタールラングを罵倒する事件が起る、屈辱に燃え、ロイエンタールの失脚を論むラングを嗜める事なく放置。


怒涛篇


御前会議において、ヤンを麾下に加えたいとするラインハルトに、ヤンにして同盟を支配させ、同盟の残存を滅ぼさせる事を説く。

惑星ハイネセンでの反乱で縊死した、レンネンカンプの密葬では葬儀委員長を務める。

二次ラグナロック作戦には参加せず、フェザーンにて防衛部の長官の任にあたった。

リヒテンラーの一族を匿い?子まで成したロイエンタールの所業に対しては、 ラング法尚書ブルックドルフとの連名で糾弾を行う。
しかし、ラインハルトロイエンタールを赦し、新領土総督の地位を与える事となった。
ロイエンタールは制度上、軍務尚書と同格となり、実戦ではかに駕する存在となる。


乱離篇


フェザーンの代理総督邸での爆弾テロ事件では、軽傷を負い入院。彼の死を消極的に望む提督達を残念がらせる。

回廊の戦いでは、使者を人質として、ヤンを誘き寄せたところを謀殺する計略を具申、自身が使者となり、捨て駒になる事も厭わぬ姿勢であったが、却下される。
すでに戦いは停戦の段階に入り、時期も逸していた。 後に「オーベルシュタインの刈り」と称されるイゼルローン無血開城策を企画して、ラインハルトの私戦色の強い戦争めている事が落日編にて触れられている。

回廊の戦いの集結後、戦死したシュタインメッツファーレンハイトの両提督テロ死亡した工部尚書シルヴァーベルヒの葬儀委員長として、国葬を取り仕切きる。2人の提督を喪った帝国軍再編の事務処理を行った。

ヨブ・トリューニヒトの新領土総督高等参事官への人事は、オーベルシュタインの献策によるものと推測される。
フェルナーが「あの案」と称し、ラインハルトトリューニヒトの処遇を決める時、「何かを思い出した」と表現されている事から) トリューニヒトを、危険分子を燻りだす囮として利用すべきと論んでいた。
ラインハルトは最初は採用する気はなく、嫌がらせ的で急遽採用しただけというお粗末な内情となった。


回天篇


ヴェスターラントの遺族である、皇帝暗殺未遂犯からの弾に対しては、ラインハルトの矢面に立ち、元である自分こそを殺すべきだと弁明する。
捕らえられた犯人に対しては、帝国犯人の名誉を守るために処刑すべきだと、ラインハルトに具申するものの却下される。

ヴルヴァシー事件では、ラングを引き連れての、ロイエンタールへの特使の準備を行う。
(果たして本当にロイエンタールを翻意させかったのか、暴走してロイエンタールを追い詰め、帝国混乱させたラングに対する当て付けだったのか意は不明)

ロイエンタール元帥叛乱事件に対してはいくつかの鎮定案を用意していだが、用いる機会はなかった。

ロイエンタールの叛乱は、オーベルシュタインとラングを君側の奸として排除するとの名分が掲げられる。
ミッターマイヤーは自身の地位を返上して、オーベルシュタインの更迭を奉上したが、ラインハルトに容れられる事はなかった。一連の出来事のどはオーベルシュタインの与る所ではなかったものの、結果的に手を汚さずに対抗者を葬送しており、一部の歴史から非難を受ける事となった。


落日篇


惑星ハイネセンで起きた暴動と、それに呼応したイゼルローン共和政府による対帝国起に対し、皇帝親征が意図されたものの、ラインハルトの不調により一時断念される。
この前後にフェザーン航路局に保存されていた、航路データ消失事件が起るものの、事前にオーベルシュタインにより、軍務へのデータバックアップ示が行われており、帝国は再起不能の損失を免れる事ができた。
歴史の中には、この件をオーベルシュタインの最高の功績と評価する者もいる。

同盟領への先遣として全権大使となり、ビッテンフェルトミュラーを麾下に加え、惑星ハイネセンに赴き、現地のワーレンも加える。
直属の陸戦隊を用いて、同盟の「危険人物」を次々と強制連行し、5,000人以上を収監。「オーベルシュタインの刈り」を強行して、イゼルローン無血開城への人質にする。
この高圧的は処置は、麾下の提督達から許容できるものではなく、更にラインハルト軍事浪漫義を痛批判した事は、ビッテンフェルトによるオーベルシュタインへの暴行事件を引き起こす事となる。それを機に黒色騎兵艦隊と軍務直属憲兵隊との衝突。収監された囚人によるラグプールの暴動事件と、不祥事を連鎖させる事となり、ラインハルト激怒させ、譴責を加えられる。

同時に逃亡中の事犯アドリアン・ルビンスキー逮捕に成功している、宇宙中の医療カルテを調して、実在しない患者を割り出すという気の遠くなる作業を結実させての事であった。 (当時の人口は400億人前後)

一連の動乱はラインハルトにより収拾され、結果、その望を高める事となり、ユリアンは、オーベルシュタインの計算ではないかと推測している。


シヴァ域会戦の際は、ワーレンと共にハイネセンに駐留。

ラインハルトの危篤の際には、偽情報を流して「ラインハルト暗殺を実行させる為」に、地球教徒の誘き出しを謀る。
崩御後の国家安定を計る為に行った苦の策であったが、彼自身の寿命も縮める事となり、地球教徒によって皇宮の居室に爆発物を投げ込まれ、致命傷を負う。しかし動じる事なく、居合わせた人々に治療の益を説き、遺言を言い残した後、素っ気く瞑した、享年39歳。新帝国3年7月26日20時25分の事で、ラインハルト崩御の3時間4分前の事であった。

これについては、彼自身、囮となって殉死したという説と、計算違いであったという二つの説がある。かつて、ラインハルトキルヒアイスに、には影が従うものと言った通り、その死と存在はラインハルトの影と重なった。


人物像


長身利な顔立ちに、薄い唇、っぽい頭髪には若白髪が多く、瞳(義眼?)の色は薄い色。義眼はコンピューター製で、較的容易に取り外しが可寿命は短い。所有者の心理を知ってか、時に名状し難いを放った。


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最終更新日: 18/03/06 01:30
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