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パラガスの演説とは、映画『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』に登場したパラガスが作中で語った自らの野望である。
パラガスの口車に乗せられて伝説の超サイヤ人を征伐する為に新惑星ベジータまでやってきたベジータだったが、いつまでたっても伝説の超サイヤ人が現れない事に業を煮やして独断で探しに行こうとした。
グモリー彗星が激突する新惑星ベジータに釘づけにしておくために必死にベジータを引きとめるパラガスだったがそこに孫悟空が現れる。
事前にブロリーと戦っていた悟空によってブロリーが伝説の超サイヤ人であることをバラされ、更にそこにトランクスが飛んで現れこの星の都市がシャモ星人たちに作らせた見せかけであることを暴露したことで、ベジータも自分が騙されていた事に気が付いてしまう。
父さ~~~ん!! 嘘です! 父さんを王に迎えて新惑星ベジータを再興するなんて全て嘘です! あそこにあるのは廃墟なんです! ここにあるものは全て父さんを騙すためにパラガスが彼らを使って作らせた見せ掛けの都市です!
全てを見破られ開き直ったパラガスは周囲をウロチョロし、ときどきポーズを決めたりしながらこの演説を始め自らの計画を語り始める。
演説の内容は、「ベジータとその関係者たちをまもなくグモリー彗星が衝突する新惑星ベジータに取り残して始末すれば邪魔者は全ていなくなり自分達の天下になる」というもの。
以下、演説の全文
やっと能天気なお前でも呑み込めたようだな、全てはお前の息子の言うとおりだ…。
こぉ~んな最低の星には何の未練もない。(直後に鼻で笑う)
彗星が衝突することが分かったからこそこの星を利用したのだ……。俺の狙いは北の銀河の地球なのだからな!ふわぁ~ははははははww
宇宙の中で一番環境が整った美しい地球に移住し、そこを本拠地として帝国を建設するのが俺の本来の計画なのだよ!
そのためには地球を決戦の舞台にするわけにはいかんからな…。
無傷で手に入れるために、こぉんな宮殿まで作らせてこの星まで呼び寄せたのだ。ベジータ星の王などと、その気になっていたお前の姿はお笑いだったぜ!
だがこの演説が終わった直後にブロリーは悟空に対する憎しみから身に付けていた制御装置を破壊して伝説の超サイヤ人に覚醒したことで完全に暴走状態になってしまい、パラガスが企てていた計画も野望も何もかもおしまいとなってしまう。
その後のパラガスの運命は言わずもがな。
本来ならこの映画の(一応)黒幕が自身の目的を語る緊張感あふれるシーンのはずだが、ブロリーMADを作成するブロリストにとっては素晴らしい台詞素材の宝庫となっている。
特に演説のなかにある「永遠」という単語を前半の部分だけ使い、「エエ!?」とパラガスが驚いた時の声として使われることが多い。
またパラガスメインのMADでよく使われている「あーう」や「おとなのおねえさん」といった単語もこの演説の中の台詞を逆再生したものとなっている。
なお、この演説の直前にトランクスがベジータを説得する際のセリフ「嘘です!」「全て嘘です!」はトランクスルーやウザンクスの素材としてよく使用されている。また、「あそこにあるのは、廃墟なんです!」の「廃」を取り、「ハイっ!」という掛け声も生み出されている。
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