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フォーミュラE


ヨミ: フォーミュライー
掲示板をミル!
18カキコ!

フォーミュラEとは、電気自動車フォーミュラカーレースである。2012年自動車連盟(FIA)が電気自動車の普及促進を的にシリーズ設立を発表。2014年9月に初戦が開催された。


概要


通常のモータースポーツとは異なり、または初に開幕し翌年のに閉幕する。そのためシーズンは「第X期」「第Xシーズン」または「X年-Y年」と表記される。

排気ガス音の出ないことをアピールし、EVを身近に感じてもらうために、ほぼ全戦を公道レース、つまり地や公園などの施設を利用した仮設サーキットで開催している。例外的にメキシコでは常設サーキットを使用しているが、これは同サーキット地に極めて近いという条件があったためである。走行音は相当静かであるため、タイヤスキール音やクラッシュ時の衝撃音が生々しく聞こえる。またレース中もDJ音楽を流していることもある。

シャーシ・バッテリータイヤなどは全同一のものを使用しているが、パワートレインは独自開発が認められている。このためチームによりギアMGUの数が異なっているが、モーター特性ゆえに多段ギアメリットはかなり少ないため、現在は大半のチームが1モーター×1段変速であり、最大でも3段である。将来的にさらに開発の自由度とレベルは高くなっていく予定である。なおパワートレインは他コンストラクターからの購入が認められており、購入の希望があったコンストラクターは2チームまでは条件に販売しなければならない。ただし、シーズン中の供給元の変更は認められない。

シャーシは一応フォーミュラカーの体裁を整えてはいるものの、F1のような強大なダウンフォースに頼るようになっていない。ウィング力部品である以前に、フォーミュラカー故の輪同士の接触による体が浮き上がるような大事故を防ぐためのバンパー的役割が大きい。そして、路面状況が劣悪なコースを走るために、サスペンションなどの部品はかなり丈夫に作られている。なので、ちょっとやそっとの接触では壊れないし、ウィングなどが多少破損しても、致命的なラップタイムダウンに繋がりにくい。
こういったこともあって、レース中はしい抜き合いによる接触が日常茶飯事となっている。ただし、外れかけた部品をブラブラさせたまま走るのは危険なため、オレンジディスクという標識によって、ピットインしてその部品を除去することを要される場合がある。
ラジエターなどの補器が要らないぶん、パワーユニットに重量が偏りがちで、ミッドシップとは言ってもかなりリヤ寄りの配分となってしまい、他のエンジンフォーミュラカーべて独特のテクニックを要される。また、他のフォーミュラカーにない要素として、極めて狭いヘアピンやシケインを通るコースレイアウトが多い関係で、ステアリングの切れ並みに大きい。

タイヤミシュランが供給する全コンディション対応の1スペックのみ。普通フォーミュラカーと異なり、に近い大径ホイールである。またF1のようにタイヤを温めてべたべたにする必要がく、とほぼ同じ構造の溝付タイヤである。レース中の摩耗もそれほどではないため、コスト低減とクリーンイメージに貢献している。

フリー走行・予選・決勝は全て1日で行われる、コンパクトフォーマットになっている。近年は1イベント2日開催も増加している。

レース中は燃料ではなく電気の消費具合(電費)を見ることになる。闇スロットルを全開で走ればすぐに電気が尽きてしまうため、ブレーキング時の回生などを活かして電費を稼ぐようなドライブをする必要がある。
それでも現在の消費量では1レースもたないため、途中でピットインし、マシンから降りてもう1台のマシン乗り換える。ピットイン時はシートベルトを装着するための時間が確保されており、この時間より速くピットを出るとドライブスルーペナルティが科せられる。クラッシュなどでSCが入ると電を節約して走れるため、電費戦略は大きく変わってくる。
第5シーズン(2018年-2019年)以降は、シャシーとともにバッテリーユニットが一新されてGen2(Generation2)となり、これにより1レースを1台で走りきれるようになった。そして、モーターも200kwに拡大されている。

また、Gen2シャシーはこれまでの一般的フォーミュラカー然としたスタイルから大きく変わり、スポーツカー(ルマンプロトタイプ)などに近いフェンダーフロントタイヤが覆われるようになったほか、リアウィングも左右に分割されて、より未来的なフォルムに進化した。また、F1でも取り入れられているコクピットの安全機構であるHALOシステムが装備された。


ファンブースト


フォーミュラEでは、ファンブーストというシステムを採用している。これは、ドライバー元気玉を送り人気投票を行い、最も多くの票を獲得した3名が決勝レース中に規定値以上のパワーを一時的に使用することができるものである。ドライバーファンブーストを使用すると、テレビ画面に表示される仕組みになっている。第5シーズンからは5名にが拡大している。

投票は、フォーミュラE公式サイト(外部リンク)[外部]からアカウントを取得、FacebookなどSNSアカウントログイン、またはTwitterInstagramハッシュタグをつけて行うことができる。投票の締め切りはレース開始から約6分後で、ピット乗り換えた後のマシンで使用が可になる。


アタックモード


第5シーズンから導入された新要素。コース中に予め定されたアクティベーションゾーン(多くの場合、コーナーの外側やストレートレコードライン外に設けられる)を通過しつつ、ドライバーが一定のスイッチ操作を行うことで発動する。2分間に渡って25kwの出が上乗せされることになり、大幅なタイムアップが可になる。

レース中に定められた使用回数があり、ドライバーは必ずその回数アタックモードを発動させなければならない。発動中はHALOシステムLEDって識別が可である。


エントラント


第4シーズン(2017年-2018年)現在ルノーアウディ(+VW)、DS(シトロエン)、ジャガー、マヒンドラ、ヴェンチュリーと大衆スポーツカー問わず多くのメーカーが参戦している。また第5シーズン(2018年-2019年)からはBMWが参戦を開始しており、ポルシェWECからの撤退を発表すると同時に参戦を表明した。このポルシェメルセデスが第6シーズンから参戦する。また、日本国内からは日産ルノー入れ替わりに第5シーズンから参戦している。マクラーレンホンダ興味を示しているという。そして、電気自動車という新カテゴリー故にベンチャー企業も参戦しており、中国ネクストEVアメリカファラデー・フューチャーがそれである。

ドライバーF1経験者や、明らかF1に行ける実を持ちながらF1に参戦できずチャンスを模索中、または参戦できなかったドライバー、他の世界選手権(WECWTCC)のチャンピオンばかりで非常にである。また開催時期の関係上、他レースと掛け持ち参戦しているドライバーが多いのも特徴。

第1期は話題性重視で多くの元F1ドライバー女性ドライバー入れ替わり立ち替わり参戦したが、これがフォーミュラEのレベルが低いと印づけてしまうとして、後にF1同様ライセンスポイント過去3年間で20pts)を満たさなければならないと変更された。フォーミュラEはそのマシン速度の遅さから最初、初代王者にのみスーパーライセンスが発行され、2位以下はライセンスポイント1ptももらえない仕組みになっていたが、後にレベルの高まりとともにインディカーと同じポイントシステムを与えられた。

日本勢では、かつて鈴木亜久里チーム代表を務めるアムリン・アグリが第1期から参戦した。第四戦で優勝を挙げるが、このとき鈴木地球の裏側日本のソファで途中で寝むりこけてしまっており、優勝間を見ることはできなかったという。また表台の国歌君が代ではなくイギリス国歌であり、日本チームとは到底言えないものであった。日本人ドライバーは同チームから第1期に佐藤琢磨山本左近がスポット参戦。佐藤が初のファテストラップポイントを獲得している。ちなみにこのファテストは、フォーミュラE史上最初のファテストラップでもある。
第4シーズンの開幕戦、香港E-Prixでは小林可夢偉アンドレティ・フォーミュラEからスポット参戦した。

第4シーズン(2017年-2018年)フォーミュラEドライバー&チーム(開幕戦時点)

第4シーズンは以下の20人のドライバーが参戦する。


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最終更新日: 19/01/17 22:09
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