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ブラジリアン柔術


ヨミ: ブラジリアンジュウジュツ
掲示板をミル!
13カキコ!

 ブラジリアン柔術とは、ブラジルで発達した寝技体の格闘技である。


概要


グレーシー柔術とも呼ばれる。日本人柔道前田世がブラジルに渡って広めたのが起とされている。

技術的には寝技体で、バーリトゥードに対して最適化されているといわれている。


バーリトゥード


「なんでもあり」と訳される。

ブラジルでは、男と男の喧の際には周囲は手を出さず、存分に一対一で戦わせる暗黙の了解があるという。これを元に、突き、的、噛み付きなどを除く一切の制約を取り払った総合格闘技ルールである。

一般的に、組み技に有利で打撃は使いにくいとされている。

以下に記述するのは現在スポーツとして普及しているブラジリアン柔術についてのこと。バーリトゥードで応用するのは本人次第ということで・・・


ルール


ポイントは以下のとおりである

以下Wikipediaより引用

テイクダウン(2点) - (立ち技)立っている相手を倒し、寝技に持ち込むこと。
バーサルスイープ(2点) - (寝技)ガードポジションの選手が上の選手をひっくり返し、自分が上になること。
ニー・オン・ザ・ベリー(2点) - (寝技)仰向けの相手の胴体に自分の膝を当て、もう一方の膝を床から離した体勢になること。
パスガード(3点) - (寝技)インサイドガードポジションから脱し相手を抑え込むこと。
マウント(4点) - (寝技)マウントポジション乗り)の体勢になること。
バックマウント(4点) - (寝技・立ち技)バックマウントポジションの体勢になること。
絞め技、または関節技を極めた時(一本)

引用

また、実際の試合はクルクル変な回転運動をしたり、足が絡みあったりして動きやポジションが、曖昧になることもよくある。競技の普及につれて、それまでレフェリー主観で決めていたものが、キッチリ界を定めたものも多くあるので、競技者は確認したほうが良い。
ルール変更に伴い、ムンジアルレベルでも「何であいつのポイントなんだよ!」みたいな揉め事はよくある)


階級 


Wikipedia微妙に間違っている(昔の階級?)

区分(ポルトガル語) 着なし(kg) 着込み(kg)
ガロ -55.5 -57.5
プルー -61.5 -64
ペナ -67.5 -70
レーヴィ -73.5 -76
メジオ -79.5 -82.3
メイオペサード -85.5 -88.3
サード -91.5 -94.3
スペルサード -97.5 -100.5
サディ +97.6 +100.6

ちなみに上限は「未満」ではなく「以下」なので100g単位までの体重計でピッタリだった場合はセーフである。


団体


現在日本にはBJJFJとJJFJの2つがある(CBJJE JAPANというのもできたらしい)際的に認可されているのはBJJFJである。JJFJは日系ブラジル人が多く参加している。

同時加盟は可であるが、試合の日にちが被ったりしていると、場で「こっちの試合に出てください」と定されたりあるいは「あ、出場申し込みは勝手だけど、セコンドは行かないよ」というようなことも有り得るので、勝手にエントリーをするのは自重しよう。


技の名前小ネタ


横四方固をサイドポジションと言ったり、裸絞をチョークスリーパーと言ったり、日本語英語がかなりぐちゃぐちゃである。セコンドの示を聞くことも考えると両方覚えるのが望ましい。
あと、厳密には(崩れ)固めとかもサイドポジションの一つでもあるので、やっぱり両方覚えたほうが良いかも

ちなみに縦四方固を「ノースサウスポジション」と言ったり、三絞めを「トライアングルチョーク」という人はほとんどいない。逆にガードポジションやスピニングチョークにあたる日本語が(多分?)存在してなかったりもするのでこういうのは片方だけ覚えるだけで良いかも


実戦への応用具合


どうせまた地味~~に柔術で勝ったんでしょ!
はなあ、柔術の凄さの明するためにやってんだ!」  くまゆうさく 東京ゾンビより

ゾンビを倒せるかは分からないが、絞め、関節技で強くなりたい・及びグランドポジションで有利になりたいのならお勧めである。
最初格闘技ではなく球技の選手であったエンセン井上は、強くなりたい合気道を始めようとしたところ、
先生に「ストリートファイトでは使えない」「使えるようになるのには60年かかる」と言われ断念したが、後にヒクソン・グレイシーの試合を観て「こりゃ実戦で使えまくる!」と興味を示し、ハワイで稽古をつけ格闘技バックボーンとした。
ちなみに中井氏にブラジリアン柔術を勧めたのはエンセンである。
中井氏は北海道大学柔道部出身なので、自然にブラジリアン柔術にも踏み入れたイメージを持つ人が多いが、失明後に修斗に復帰する気持ちで寝技の練習の一つとして始めた(もちろんそれだけではないだろうが、きっかけの一つとして)。

もちろん初期UFCでホイスグレイシーが優勝したのを筆頭に、実戦で使えることは明済みである。実際1対1なら喧にも使えるよ!

ブラジリアン柔術が実戦で強い理由としてそのポジショニングを重視する概念がある(柔道や徒手格闘もそうだけど)。相手の動きを制圧し、自分は殴るのも極めるのもできる立場に置くことによって、的だろうが潰しだろうがどんなに開放されたルールでも有利に立つことができる。スポーツとしてのブラジリアン柔術は打撃攻撃はしだが、ポジショニングで有利に立つ技術を身につけることによってバーリトゥードでも相手を殴り放題にだってできるのである。詳しいことはWikipediaのグラウンドポジション[外部]でも・・
ニコニコ動画ではあまり見かけないが、You Tube異種格闘技戦総合格闘技ではない)を見るとブラジリアン柔術が圧勝することが多い。(英語表記ではJiu-jitsu又はBJJ
(ただ、打撃選手の寝技が全にザルであるのに対し、柔術選手の立ち技ではバックステップやパーリングを少しだけ取得してるようにも見えるが・・・)

総合格闘技の寝技の練習の一環としてブラジリアン柔術を習う人も多く、「いや、の寝技はあくまで総合の寝技だから」という人でも導者をたどっていくとブラジリアン柔術がバックボーンだったりもする。

テイクダウン力

ただし、立ち技を強化したいときに柔術はあまり推奨できない。自分で柔道レスリングを習うほうが良い。かつて日本柔道際強化選手は、ブラジル柔術の選手たちと合同練習をしたことがあったが、その時の石井言によると
「あいつら寝技の時は積極的なのに、立ち技になるとみんな見学してるんだよ。」


敷居が低い


 また、強くなれる割にフィジカルが強くなくても試合で勝てるのも特徴である(トップ選手を除く)
敷居がとても低く、特に着ありのルールならがなくても技術でかなりの部分をカバーできる。
余計な抜くことができるようになると、スパーリングも、5分15本(もちろん適宜分補給はする)とか、レスリングボクシングではありえない時間をこなすことができてしまったりする。総合含む、あらゆる格闘技の競技人口が減っている日本で、競技人口をガンガン増やしている数少ない競技の一つであるのはこういった理由だろう。


柔道の寝技は柔術で通用するか


 結論からいうと、練習環境が重要である。というのも、元々前田世が広めにいった時点では、柔道はオモプラッタでもスピニングチョークでもあらゆる技術がばっちり存在しており(足関節はどうだろう?)、ブラジリアン柔術として向こうで広まっていったときも、ルール柔道と大きく変わったものの、技自体はそれほど新しく開発されたわけではない。
エリオグレイシーが「柔術テクニックの多くはワシが開発した」と言っていたが、大体だと思われる。

一方日本では・・・

 しかし、嘉納治五郎があまり寝技の普及に熱心でなく、ルールも関節技は肘に限定され、すぐ待てがかかるようになり(本人があまり寝技が好きでないという話も?)柔道がJUDOになるにつれてその動きは加速した。
そんなに立ち技ばかりが発展していったため、インターハイで好成績をあげる柔道選手でも柔術テクニックを見て、「こんなん知らなかった。勉強になる」ということもザラにある。
 ただし、柔道自体に昔からある高度な寝技の技術が消えていったということはなく、そういうのを教えられる競技者や導者が少ないということである(上記の練習環境とはそういう話)
ただし、「先輩先生も教えてくれない」などと言い訳をしてはいけない。青木真也高校時代、監督から「何で押さえ込んでるのにわざわざ関節とりにいくんだ!」と怒られながらも、自分で販の本「寝技で勝つ柔道」などで勉強し、関節技・絞め技あるいは立ち技から極め技へ持ってくる連絡技を身につけたりしていた。

  なお戦前にいまでいう大学で盛んに行われていた「高専柔道」は熱心に寝技の研究をしていた。現在ブラジリアン柔術で普通に使われる「三絞め」などは元々、「松葉がらみ」として開発されたとのこと(本段落を編者が編集する前は疑問を呈するように「三絞めを高専柔道が開発したという記事を見たことがあるが、三絞めは1世紀も前にあったはず」という趣旨の記述だった。これは実は正しくて、高専柔道松葉がらみが初披露されたのは1922年、まさに1世紀近く前の話なのだ。他、古流柔術に三絞めらしき技術があったのでは?という説もWikipedia記事にあるが、詳細はそちらを参考にしてほしい)。

 また三絞めに関して、同じ技術が日本ブラジルで別個にあみだされたという説に関しては、自らも高専柔道ルールを採用した現代の七帝柔道)の経験がある作家増田俊也が自著の中で、「三絞めは足を使って首を絞めてはならないというルール下で、ルールの盲点をついて腕も巻き込む発想から生まれた」という理由から却下している。まあ何にしろ、今では知る人も少ない高専柔道であるが、本邦でも寝技を熱心にやってた柔道があったんだよーというのは事実であることは間違いない。しかし戦後GHQによって柔道を含めた武道が禁止され、結局生き延びたのは講館由来の柔道のみになった(論、柔道存続の危機のなかで生き残りのを見つけ、ついには世界的競技にまで育てた講柔道の素らしさは称賛するしかない。しかし、別の柔道も確かに一時期盛を誇っていたのだ)。

 
 そんなこんなで、(本来はれっきとした柔道技である)スピニングチョークでも、
PRIDEノゲイラが出した途端、多くの日本人が見慣れない技だった故、度肝を抜かれるなんてことになってしまったのである。


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日本柔術と間違えないように注意


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最終更新日: 17/10/28 01:13
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