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ブリタニア連邦とは、「ストライクウィッチーズ」シリーズに登場する仮想国のひとつである。
OVAおよびTVアニメ版「ストライクウィッチーズ(第一期)」の舞台となった国であり、ビショップ姉妹およびみんな大好き(?)トレヴァー・マロニー大将の出身国である。立憲君主制の国であるが、国王の名は明かされていない(史実ではジョージ6世)。モデルとなった国は大英帝国。首都は現実同様ロンドン。内閣総理大臣はチャーチル。
グレートブリテン島、アイルランド全島を本国とし、北リベリオン大陸ファラウェイランド(カナダ連邦に相当)、アウストラリス連邦(オーストラリアに相当)、インド連邦を連邦加盟国としている。現在のリベリオン東部13州もかつてはブリタニア領だった。ジブラルタル、マルタは現実ではイギリス領だが、この世界ではそれぞれヒスパニア領およびマルタ共和国となっている。
扶桑皇国とは16世紀に接触。はじめは1600年にネーデルラント(オランダに相当)の東インド会社の扶桑傭兵軍と武力衝突した。その後扶桑との間に2度戦争を経験し、1699年に扶桑ブリタニア同盟を結んでいる(現実の日英同盟は1902年発効、1923年失効)。以来東の扶桑皇国、西のブリタニア連邦と並び称される海運・貿易国家として発展している。
扶桑同様海軍力に優れており、扶桑を含む世界各国の近代海軍の模範とされている。
ただし、航空ウィッチを含む航空戦力に懐疑的な一派が伝統的に多かったために空母はあまり建造されず、むしろ世界最大規模の戦艦部隊を保有する。アニメ本編中にはキング・ジョージⅤ世級戦艦が数隻(「2」11話において「プリンス・オブ・ウェールズ」、「デューク・オブ・ヨーク」、「アンソン」、「ハウ」)登場している。
ただし、ウィッチそのものはケルト以来のドルイド魔法を受け継ぐため古代から多く優秀な人材を輩出しており、養成学校も多い。連邦加盟国から潤沢なウィッチの供給も受けており、ブリタニア本国で直接軍に入隊するのではなく、ファラウェイランド軍のような海外で教育を受けてから本国に舞い戻ると言う経歴を持つウィッチも多い(ウィルマ・ビショップが好例)。
陸軍は主にスピンオフ作品(「アフリカの魔女」他)において登場。陸上装甲歩兵(陸上ウィッチ)に一日の長を有しているほか、劇場版では連合軍側の指揮官の一人としてバーンハード・モントゴメリー元帥(将軍B、CV.中田譲治)が登場している。
▲第501統合戦闘航空団『ストライクウィッチーズ』は、もともとブリタニア防衛とガリア奪還のために編成された連合軍初の統合戦闘航空団であり、その後押しをしたのもブリタニア空軍のダウディング大将であるなど関係が深い。
ただし、ブリタニア空軍自体は統合戦闘航空団へのブリタニアエースの参加にあまり乗り気ではなかったようで、参加希望者を転任させるといった工作も行なっている。初期の『ストライクウィッチーズ』にはブリタニアからナイトウィッチとしてペトラ・ダンフォードが所属していたが、1945年現在ではリネット・ビショップのみとなっている。
コミック『ストライクウィッチーズ 片翼の魔女たち』に登場。ワイト島を基地とし、ブリタニアの防空の一翼を担う。
但し実情は少々「訳有り」なウィッチの保養地、といった所。ウィルマ・ビショップの最終戦歴もここである。
アニメでの登場はないが、陰ながら501JFWを支援したりしていた模様。
ブリタニア空軍のエースを中心とし、ブリタニア防空に専従する第11統合戦闘飛行隊『HMW(His Majesty’s Witch)/グローリアスウィッチーズ』が存在する。航空団ではなく飛行隊であるのは、連合軍司令部の指揮下にある統合戦闘航空団に対し、統合戦闘飛行隊はあくまで現地司令部の指揮下に入るため。
第504統合戦闘航空団にはパトリシア・シェイドが(コミック『紅の魔女たち』)、スオムス義勇独立飛行中隊にはエリザベス・F・ビューリングが(ファラウェイランド出身。小説『スオムスいらん子中隊』)派遣されているほか、アフリカ戦線にはセシリア・グリンダ・マイルズ少佐以下陸戦ウィッチが登場(コミック『アフリカの魔女』)している。
また、第506統合戦闘航空団名誉隊長を務めるロザリー・ド・エムリコート・ド・グリュンネと隊員イザベル・デュ・モンソオ・ド・バーガンデールはそれぞれガリアとベルギカの出身ながら、所属自体はブリタニア空軍である。
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