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ブロマガとは、
本項では2.について記述する。
公式生放送「niconico新サービス発表会 in ニコファーレ[外部]」にて発表された。ぶっきらぼうに言ってしまうと旧来運営されていたニコニコチャンネルにブログやメルマガのような機能がプラスされる形となる。これにより、従来の動画・生放送に加えて文章での表現も可能となる。
ニコニコチャンネルの新規開設用案内[外部]には従来のニコニコチャンネル(全機能利用可能)と生放送専用チャンネルに加え「ブログ・メルマガ専用チャンネル」がラインナップに追加された。
ブロマガの発表会や関連生放送でたびたび発言されているが、配信者が購読者に対して情報を提供することで収益を上げられるサービスを目指しているようだ。他で例えるなら「ファンクラブ」や「ディナーショー」のような位置のものになる。
「ブロマガ」という名称についてはFC2が先行[外部]しており、サービス内容も類似している部分がある。このことは発表会での質疑応答で問われたが、そこでのniconico運営陣の反応をみるにFC2のことは知らなかったらしく、「ブロマガはブログ・メルマガの略で一般名称だ」と説明している。「ニコマガではダメなのか」とも聞かれたが「わかりにくい」という理由で 却下している(既に散々ニコ○○、ニコニコ○○という名称でいろいろなサービスをしているのだが……)。
▲ブロマガサービスがスタートした時点で76社/人が配信を開始。現在も増え続けている。niconicoは以前から脛に傷を持つ有名人や炎上した人を採用する(田代まさしを起用した生放送や、まんべくんのTwitterの中の人をニコニコ超会金のTwitter担当に採用する等)傾向があるのだが、ここでもそれに準じたようで、初期ラインナップにはそのような立場の人がかなり含まれて いる。これは炎上の残り火を話題性に転化しようとする、炎上マーケティングの一種であるのだろう。
アフィリエイト広告の掲載、独自ドメインの使用、サイトデザインの独自カスタマイズが可能で、利用料金は無料。ただしドワンゴの審査を受ける必要がある。結果としてネット上では嫌われることが多いアフィブログ、コピペブログが既にブロマガとして活動を始めている。後述する記事宣伝問題も含め、ユーザーからの支持を受けるとは考えにくい施策だが、運営の真意は不明だ。
大手メディアプラン利用サイト 開設のご案内[外部]によると、広告収入の一部はドワンゴではなく未来検索ブラジルが受け取る形になっている。
ブロマガβ(ユーザー向けVer)として、2013年1月23日より一般ユーザーもブロマガを開設できるようになった(プレミアム会員限定)。開設後のURL変更はできないが、一旦閉鎖して作りなおすことで変更可能。ただし閉鎖時に投稿した記事は全て削除される。 → ブロマガβ(ユーザーVer)を削除する[外部]
▲全収益の14%を事務手数料として除き、そこからniconico側が3割、配信者/社が7割で分配する。つまり収益の39.8%はniconicoの取り分で60.2%が配信者/社の取り分となる。(→ソース[外部])。
配信者/社が定めた月額購読料(=有料チャンネルの月額会員料)または記事毎の個別購読料で購読することになる。月額購読料を支払えばその配信者の配信する記事全てが購読できるので記事ごとの単価が付けられている記事でも重複して購読料が必要になることはない。
配信は原則有料だが無料での配信も可能。月額購読料は2012年8月30日時点で最低額は無料、最高額は4200円の配信が存在する。
ブロマガは一部の配信者のチャンネルを除いて原則として有料配信がデフォルトになっている。これについて夏野氏は以下のように説明している。
夏野氏は有料サービスとした理由について、「自分の経験として、Twitterに疲れると3日くらいつぶやかなかったり、呑んだワインを紹介しようと思っているFacebookでも酔っ払うとアップロードするのを忘れてしまう。しかし、有料のサービスとなると、呑んだワインを全部紹介しようという(投稿者としての)オブリゲーション(責務)が上がる」と説明。
なお、ブロマガのサービスを開始した2012年8月21日時点では月額購読料(=有料チャンネルの月額会員料)の支払いにニコニコポイント継続課金とWebMoney(90日チケット課金)が利用できたが、2012年8月24日をもって新規にこの支払方法の選択が出来なくなった。この課金方法の変更がブロマガサービス開始と関係があるのかは不明。→「有料チャンネル(月額会員費)」お支払い方法の変更のお知らせ - ニコニコチャンネル[外部]
ブロマガ配信一覧の上部には「1ヶ月無料」と表示されているが、これは最初の1ヶ月が無料なのではなく、2ヶ月以上購読した時に1ヶ月分が無料になるというものである。最初の1ヶ月の途中で購読をやめた場合も、1ヶ月分は請求されることになるので注意。→有料チャンネルの1ヵ月無料サービス | ニコニコヘルプ[外部]
最初の1ヶ月無料としてしまうと多数の捨てアカウントを使うことでずっと無料で購読することが可能になってしまうので、これはしかたがないのだろう。
▲動画上部または下部、ユーザー生放送の上部に釣りっぽいタイトルの記事宣伝が表示されるというもの。これは以前からニコニコニュースも採用しておりユーザーにはすこぶる評判が悪い。
運営はブロマガ配信者向けには「niconicoのユーザー2800万人に向けて情報を発信できる[外部]」とPRしているので、残念ながら公式側でこの表示を抑制する機能は実装されそうに無い。うざい宣伝表示から開放されたい人はブロマガの対策方法の記事を参照。
表示される宣伝には有料と書かれていないが、行ってみたら金を払わないと読めないというのも不評な理由の1つとおもわれる。特にこれまで情報提供元を意識せずにニコニコニュースへ誘導されて無料で記事を見てきたユーザーの場合、今まで無料だったものが有料になったと思ってしまう人もかなりいるのではないだろうか。
また2012年12月20日からはまとめ・メディアカテゴリに所属するアフィブログ、コピペブログのエントリーがブロマガ記事として表示されるようになり、行ってみたら見たくもないアフィブログだったというようなそれらを嫌う人には大変迷惑な状態となっていたが……2014年3月頃からまとめ・メディアカテゴリの宣伝は無くなった。ドワンゴ「ニコニコ動画の上のブロマガ紹介やめるわ」|netgeek[外部]
まとめ・メディアカテゴリ以外のブロマガは変わらずに宣伝され続けている。その際に、運営がタイトルを(勝手に)変更することがあり、「内容がタイトルと全然違うじゃないか」などと筆者にとっては心外なコメントがつく例もあるようだ。刺激的な見出しにつられて記事を開いたとしても、まずは実際のタイトルを確かめよう。
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