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伏線


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伏線(ふくせん)とは、

  1. 後のことを考えて事前に準備すること。(例:先生に怒られないよう伏線をる)
  2. 創作作品の中で読者視聴者に気付かれないように後のネタを先に仕込むこと。

この記事では2の意味で解説する。


概要


伏線とは後の展開若しくはそこに繋がる事を、そうと気付かれない様にさりげなく披露する事である。若しくはその事を言う。

物事には前兆や、意外な事が後に影を及ぼすといった事がある。
現実においては、それをそれと判断するのは困難であり、「○○予感がする」程度の不確実な結果予測しか出来ない。
しかし創作話においては、予め先の展開が決まっていればそれに確実に関連する事を用意する事が出来る。

但し、敢えて先の展開を示したいと言う場合を除けば、未来をあからさまに知られてしまうのは話を読み進める場合において、 その物語への興味関心を著しく損なう事が多く(例:サスペンスや推理モノで犯人や犯行理由を先に知ってしまう)、 そこで視聴者読者に気付かれない様にする為、一見すると未来の事とは関連性がい様に提示する必要が有る。

また、急転直下な展開を迎えるストーリーにおいても伏線は重要である。
この場合、その前後で話の整合性が取れていないと受け取られたりする事があるが、そこで前以て伏線を仕込んでおけば、話が急転する以前を読み直させる事で納得を得る事が出来る。

他にも、伏線には作品の質及び作者への評価を高める効果も有る。
伏線をると言う事は先の展開が固まっていないと出来ない。
逆に言えば、伏線を用意出来るのは過去現在未来において矛盾ストーリー展開が出来ているにもなる。ただし、伏線らしき描写を用いて最後まで回収されなかったりすると物語として未完成の印が強くなったり伏線回収に終始して本筋がおざなりになる場合があるため伏線があることは必ずしも質を高めるとは限らない。
また、ストーリーを一度最後まで知ってしまった後で、読み直した時に「最初は気付かなかったが実は○○で先が知らされていた」 と言った、再読再視聴の際の楽しみも生まれ、作者はそれを提供出来る創作を持つと認知される。

 なお、読者視聴者が気を付けなければならないのは、過去に示された事が今になって出てきたからと言って、 それが伏線とは限らないと言う事である。
前述した様に、伏線とは気付かれない様に仕込まれたものであり、単に過去に出てきた事を用いただけの展開等においては、その過去は伏線ではなく元ネタ若しくはただの原因であり、それを伏線と呼ぶのは周囲からツッコまれかねない。また、伏線というのは結果があってこそ作用するものであり、結果や理由が判明していない伏線らしき描写をみつけて伏線を評価することも間違っている。


備考


類義に「布石」が有るが、布石の意味には必ずしも前述した2.の様な隠蔽性は問われていない。 逆を言えば、伏線と言う言葉には隠蔽性が伴う。  隠蔽が伏線の出来を計る物差しの一つと言えよう。 

(例えば 「布石」を用いるならば、仕込みを行った者がその際に『これは○○への布石だ』と言しても何らおかしい点はいが、同様に『伏線』を用いて「これは○○の伏線だ」と言するのは用法として正しくない)


関連項目



最終更新日: 19/03/10 01:12
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