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先史遺産とは、遊戯王ZEXALで登場したカードのテーマカテゴリである。
先史遺産。オーパーツと読む。
オーパーツとは場違いな工芸品などと訳され、それが発見された遺跡など過去の文明の、その時代では作成が不可能と思われる人工物。 遊戯王ZEXALにおいてⅢが使用。
遊戯王OCGにおいて、関連したカードは24枚。モンスターが20枚、魔法・罠が4枚。モンスターは全て効果モンスター、そのうち5枚がエクシーズモンスターであり、うち4枚がナンバーズである。
エキストラ以外のモンスターはエクシーズ召喚を狙っていくコンセプトであり、特殊召喚やレベル変更の効果を持ったモンスターが見受けられる。
属性は地属性が11枚・光属性が9枚にわかれ、種族も岩石族が12枚・機械族が7枚、1枚だけサイキック族とわかれている。ただ先史遺産の名前を必要とするカードが15種類もあるため、まとめる事は難しくない。着実に枚数は増えており、様々なデッキが考えられる。
一時期はアーティファクトと併せたデッキが環境トップに君臨したこともある、侮れないカテゴリー。
先史遺産マヤン・マシーン
効果モンスター/星3/地属性/機械族/攻1500/守 700
機械族モンスターをアドバンス召喚する場合、 このカードは2体分のリリースとする事ができる。
元ネタは、メキシコのマヤ文明で発見された車輪付き土偶。
機械族専用のダブルコストモンスター。現在の所、先史遺産で対応するモンスターは居ない。他のカテゴリーであれば、特殊召喚ができない最上級モンスターが僅かながら存在するため、そちらをサポートするのであれば、使えなくはない。
先史遺産コロッサル・ヘッド
効果モンスター/星4/地属性/岩石族/攻 800/守1600
墓地のこのカードをゲームから除外し、フィールド上に攻撃表示で存在するレベル3以上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを表側守備表示または裏側守備表示にする。 「先史遺産コロッサル・ヘッド」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
元ネタは、中米で見つかった二メートルほどの頭部だけの石像。
墓地にあるこのカードを除外する事で、星3以上のモンスターを表か裏守備表示にする。
相手の邪魔のほかに自分のモンスターのリバース効果などを再利用できる。星3以上なので残念ながらメタモルポットの再利用はできない。
先史遺産ゴールデン・シャトル
効果モンスター/星4/光属性/機械族/攻1300/守1400
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
自分フィールド上の全ての 「先史遺産」と名のついたモンスターのレベルを1つ上げる。
元ネタは、コロンビアの遺跡から見つかったシャトルの様な黄金の物体。
場の先史遺産のレベルを一つ上げる効果。
先史遺産クリスタル・ボーン
効果モンスター/星3/光属性/岩石族/攻1300/守 400
相手フィールド上にモンスターが存在し、 自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚に成功した時、自分の手札・墓地から「先史遺産クリスタル・ボーン」以外の「先史遺産」と名のついたモンスター1体を選んで特殊召喚できる。
相手の場にモンスターがいて自分の場にモンスターいない時、手札から特殊召喚できる。さらにこの効果を使用した時、これ以外の先史遺産を手札・墓地から特殊召喚できる。
基本的にはランク3エクシーズを狙うためのカード。
先史遺産クリスタル・スカル
効果モンスター/星3/光属性/岩石族/攻 900/守 600
自分フィールド上に「先史遺産」と名のついたモンスターが存在する時、 自分のメインフェイズ時にこのカードを手札から捨てて発動できる。
自分のデッキ・墓地から「先史遺産クリスタル・スカル」以外の「先史遺産」と名のついたモンスター1体を選んで手札に加える。
「先史遺産クリスタル・スカル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
元ネタは、中南米で見つかった水晶ドクロ。
先史遺産が自分の場に居る時に手札から捨てる事で、これ以外の先史遺産をサーチできる 。
先史遺産モアイ
効果モンスター/星5/地属性/岩石族/攻1800/守1600
自分フィールド上に「先史遺産」と名のついたモンスターが存在する場合、このカードは手札から表側守備表示で特殊召喚できる。
元ネタは、イースター島にある石像。
上級モンスター。攻守が下級ではあるが、先史遺産が場に居る時に特殊召喚できる。
先史遺産クリスタル・エイリアン
エクシーズ・効果モンスター/ランク3/光属性/サイキック族/攻2100/守1000
レベル3モンスター×2
1ターンに1度、このカードが攻撃対象に選択された時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン、このカードは戦闘及びカードの効果では破壊されず、このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
効果名は「リフレクト・フラッシュ」。元ネタは上記の水晶ドクロの中にあった人間とは思えない形状の物。
ランク3エクシーズモンスター。攻撃対象にされた時に素材を取り除いて能力発動、戦闘・効果で破壊無効、さらに戦闘ダメージを相手に跳ね返す。
縛りのないランク3、相手からの攻撃に耐性を持っている壁モンスターとして扱える。
No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック
エクシーズ・効果モンスター/ランク5/光属性/機械族/攻2400/守1500
レベル5モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力と、その元々の攻撃力の差分のダメージを相手ライフに与え、与えたダメージの数値分だけこのカードの攻撃力をアップする。
ナンバーズ。詳しくは「No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック」の記事へ。
先史遺産技術(オーパーツテクノロジー)
通常魔法
自分の墓地の「先史遺産」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。 選択したモンスターをゲームから除外する。
その後、自分のデッキの上からカードを2枚確認し、その中から1枚を選んで手札に加え、残りのカードを墓地へ送る。
「先史遺産技術」は1ターンに1枚しか発動できず、 このカードを発動するターン自分は「先史遺産」と名のついたモンスター以外のモンスターを特殊召喚できない。
墓地の先史遺産をコストにデッキトップからカード二枚を確認。そのうち一枚を手札に加える通常魔法。デメリットとして先史遺産以外を特殊召喚できなくなる。
先史遺産-ピラミッド・アイ・タブレット
永続魔法
自分フィールド上の「先史遺産」と名のついた モンスターの攻撃力は800ポイントアップする。
元ネタは南米で発見された石造工芸品。
先史遺産用の全体強化の永続魔法。
ストーンヘンジ・メソッド
通常罠
自分フィールド上の「先史遺産」と名のついたモンスターが戦闘またはカードの効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキからレベル4以下の「先史遺産」と名のついたモンスターを表側守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは表示形式を変更できない。
元ネタはイギリス南部にある、円を描くように置かれた石柱群。
戦闘だけでなく効果による破壊でも、デッキから先史遺産を持ってこれる通常罠。
No.6 先史遺産アトランタル
エクシーズ・効果モンスター/ランク6/光属性/機械族/攻2600/守3000
レベル6モンスター×2
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、 自分の墓地の「No.」と名のついたモンスター1体を選択し、 装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードの攻撃力は、 この効果で装備したモンスターの攻撃力の半分の数値分アップする。
また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、 このカードの効果で装備したモンスターを墓地へ送って発動できる。
相手のライフポイントを半分にする。 この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
ナンバーズ。詳しくは「No.6 先史遺産アトランタル」の記事へ。
先史遺産トゥーラ・ガーディアン
効果モンスター/星5/地属性/岩石族/攻1800/守 900
フィールド魔法カードが表側表示で存在する場合、 このカードは手札から特殊召喚できる。
「先史遺産トゥーラ・ガーディアン」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
元ネタはメキシコの遺跡トゥーラ=シココティトランの戦士像。
フィールド魔法がある時、特殊召喚できる星5。場に二体目は出せない。
先史遺産都市バビロン
フィールド魔法
1ターンに1度、自分の墓地の「先史遺産」と名のついた モンスター1体をゲームから除外し、 除外したモンスターと同じレベルを持つ 「先史遺産」と名のついたモンスター1体を自分の墓地から選択して発動できる。
選択したモンスターを特殊召喚する。
元ネタは、メソポタミア地方の古代都市。
先史遺産専用のフィールド魔法。墓地の先史遺産を除外し、同レベルの先史遺産を蘇生させる。
先史遺産アステカ・マスク・ゴーレム/Chronomaly Aztec Mask Golem
効果モンスター/星4/地属性/岩石族/攻1500/守1000
自分のターンに自分が「オーパーツ」と名のついた魔法カードを 発動している場合、このカードは手札から特殊召喚できる。 「先史遺産アステカ・マスク・ゴーレム」は 自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
攻撃名は「パレンケ・ブロー」。元ネタはメキシコのテオティワカン遺跡から出土したジャガーの仮面。
対象となるのは「先史遺産技術」「先史遺産-ピラミッド・アイ・タブレット」「先史遺産都市バビロン」。「先史遺産」ではなく「オーパーツ」なのかは不明。
先史遺産カブレラの投石機/Chronomaly Cabrera Trebuchet
効果モンスター/星4/地属性/岩石族/攻 0/守1800
1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上の「先史遺産」と名のついたモンスター1体をリリースし、 相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力をエンドフェイズ時まで0にする。
元ネタは医師ハビエル・カブレラ氏が発掘した、人と恐竜が刻まれた石。後に偽物と判明。
戦闘補助効果だがリリースは重く、またこれが残っても攻撃力0なため戦闘破壊できない。
先史遺産マッドゴーレム・シャコウキ/Chronomaly Mud Golem
効果モンスター/星4/地属性/岩石族/攻1700/守1000
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 自分フィールド上の「先史遺産」と名のついたモンスターが 守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、 その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
攻撃名は「ジョーモンレーザー」。元ネタは日本の遮光器土偶。
全ての先史遺産に貫通攻撃を付与。単独でも使える。
先史遺産ソル・モノリス/Chronomaly Sol Monolith
効果モンスター/星6/地属性/岩石族/攻 600/守 600
1ターンに1度、自分フィールド上の 「先史遺産」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。 選択したモンスターのレベルは6になる。
この効果を発動するターン、 自分は「先史遺産」と名のついたモンスター以外のモンスターを特殊召喚できない。
元ネタは、マヤ文明の古代メキシコ王朝で作られた石碑。
ランク6エクシーズを狙うための能力だがデメリットでアトランタルしか召喚できない。