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冒険の書とは、スクウェアエニックスから発売のドラゴンクエストシリーズの用語でセーブデータのこと。
ドラゴンクエストIII以降のFC版、およびSFC版&GB版ドラゴンクエスト(IIIからVIまで)では、IIまでのパスワード(復活の呪文)に代わり、バッテリーバックアップRAMを使用したカートリッジセーブを採用していた。そのときのセーブ可能個数は一律で3つである。PS版(VII)以降はメモリーカードにセーブする形式が取られ、空き容量が許す限りセーブデータを追加できた。
ドラゴンクエストシリーズの冒険の書は大変消えやすく、ゲーム中呪いの装備品を装着したときに流れるSEと共に「お気の毒ですが冒険の書~~は消えてしまいました」と表示される。ファミリーコンピュータでは端子が汚れていたり、ホコリがたまっていたり、カートリッジの差し込みが甘かったりすると電源を入れても画面が真っ黒、あるいは灰色の状態で動作しないことが少なくなく、そのようなときに冒険の書が消えてしまう可能性が高かった。3つあるデータのうち一部だけ消えることが多いので予備のコピーデータを作っておくことを推奨されていたが、稀にコピーを含めて全ての冒険の書が一度に消えることもあったため、そのあまりのショッキングさにトラウマになってしまう人も少なくない。
▲実は、この「おきのどくですが」が出るケースの全てでセーブファイルの破損が起こっている訳ではない。
「おきのどくですが」が出るのは冒険の書が正しく読み込めなかった場合だが、正しく読み込めないのは冒険の書自体が破損している場合以外に、読み込む側のプログラムが誤作動を起こしている場合もある。しかし、どういう原因で読み込めなかったかに関わらず、「読み込めなかった=セーブファイルの破損」という事で強制消去してしまうのである。
衝撃を与えたりして冒険の書が実際に破損してしまう確率に比べて、「おきのどくですが」が出る確率が遥か高いイメージをもたれているのはこれが原因。
「おきのどくですが・・・が出たらすぐに電源を切ってやり直すと冒険の書が復活する事がある」と言う噂が流れた事があるが、これは根も葉もない噂ではなく、このチェックプログラム誤作動のケースで冒険の書が強制消去されてしまう事を防ぐと言うちゃんとした根拠がある(「おきのどくですが」が出た時点ではまだ実際に消去はされていない)。単なる読み込みミスならば、やり直せば正しく読み込める場合が多い。
当然だが本当に冒険の書が破損していてチェックに引っかかるのは、この方法では防ぎようが無いので注意。
こわれた冒険の書とは、ドラゴンクエストVII(PS)より採用された呼び名である。
これは、セーブ中に何らかの理由により突然本体の電源が落ちる、メモリーカードを抜き差し、ゲームをプレイ中にフリーズ現象が発生することによってセーブデータが破損する場合が多い。
この場合もFC、SFC同様対処法がないので新たにやり直すことしかできない。
ごくまれに、神父やシスターが「記録に失敗しました」というセリフを言うことがある。これはプレイ中のセーブデータが破損したと認識した方がよい。違う番号の冒険の書にセーブしたとしても破損していないとは限らない。
十分注意されたし。
▲No | ピコカキコ | タイトル | レス |
---|---|---|---|
34 | 呪いの音楽 | ||
150 | 呪い | 0% 0% 0%#14 | |
506 | おきのどくですが | ドラゴンクエスト#58 | |
692 | ドラクエ 呪いの音楽(FC-DQ1) | ドラゴンクエスト#61 | |
693 | ドラクエ 呪いの音楽(FC-DQ2,3,4) | ドラゴンクエスト#62 | |
694 | ドラクエ 呪いの音楽(SFC-DQ5) | ドラゴンクエスト#63 | |
695 | ドラクエ 呪いの音楽(SFC-DQ6) | ドラゴンクエスト#64 | |
1457 | すぎやまこういち作:呪い |
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