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因幡てゐ


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因幡てゐとは、上海アリス幻樂団制作による「東方Project」作品群の登場キャラの一人である。
東方永夜抄での英表記は「Tewi Inaba」だったが、花映塚以降、「てゐ」は「Tei」と表記されるようになった。

東方Projectの登場キャラクター

概要

因幡てゐ

出演 東方永夜抄(5面中ボス
東方花映塚(自機/対戦相手)
東方文花帖Level4ターゲット
東方儚月抄
  漫画版(1、9、10、19話)
  小説版(1、2話)
  月のイナバと地上の因幡主人公
東方三月精
  第2部(3、4、18話、1巻特別編2巻特別編
  第3部12話最終話
東方鈴奈庵3話
東方心綺楼人間の里ステージ背景モブ
※斜体の回はモブでの登場
二つ名 地上の(永夜抄儚月抄)
幸運の素(花映塚求聞史紀)
飛び跳ねるの大群(文花帖)
種族 妖怪
所属 永遠亭

健康に気を遣って長生きした結果、妖怪変化のを身につけたという妖怪

幸運を授けてくれるという話がある為、しく人間からの人気が高い妖怪だが、特別人間に好意的という訳でもないらしく、人間友好度は普通とされている。また、人間を「何でも食べる意地汚い」と評した事もあった。

現在迷いの竹林にある永遠亭で暮らしているが、てゐは永遠亭が出来る前から迷いの竹林に住んでいた。てゐはかつて高と呼ばれていた時代からこの地に生きる最長老であり、迷いの竹林の持ちなのだという。それだけにてゐは迷いの竹林を熟知しており、妖精さえも迷うと言われるこの地にあってもに迷う事はい。の事を全て知っているのはてゐだけだとされている。

永遠亭に住む多数の地上のリーダーであると同時に、鈴仙と地上の妖怪達によって結成されたの理想郷を考える集団「同盟」の幹部でもあり、同組織においては、妖怪ではない地上のを取り仕切る事もしている。この為か、野生のリーダー格とされる事もあるようだ。てゐの知らない妖怪は存在しないと言われており、達はてゐの命にしか従わず、その命は何でも聞くという。

で迷った際にてゐを見かければ抜け出せると言われている為、人間からは迷いの竹林案内役と思われている。しかしてゐは妹紅のように仕事や自分の意思として案内をしている訳ではなく、それどころかチルノから帰り道を尋ねられた際には、にべもなく案内を断っている。とは言え、を彷徨っていた咲夜に出る方法を教えようと持ちかけた事もあるので、どこまで本気か不明だが、全く案内をしない訳ではないのかも知れない。

作中にてゐが初登場したのは東方永夜抄Stage5である。この時には、スペルカードも、カットインも、テーマ曲も、そして台詞さえ持たない中ボスであった。しかし中ボスでありながら、撃破しても爆発せずにそのまま撤退するという挙動を見せており、既に者ではないという雰囲気が垣間見える。そして同作スペルラクティスモードLast Wordにおいて、スペルカードカットインを引っ提げ突如として再登場。プレイヤーを大いに驚かせた。

続く東方花映塚においては自機に抜された。この作品で初めててゐが会話をする場面が描かれ、永夜抄では詳細不明だった口調や性格が明らかとなった。また本作ではテーマ曲も作成されている。

なお、東方Projectにおいて、台詞を獲得した中ボス出身者は一時期てゐだけであった。東方神霊廟屠自古の登場により、この特異性は失われたが、自機抜テーマ曲所有にまで到った中ボス出身者は、依然として一てゐのみである。

花映塚発売から4ヵ後の2005年12月には東方文花帖に出演。残念ながらこの作品を最後に、ゲーム作品での対戦相手、もしくはプレイアブルキャラクターとしてのてゐの出演は現在まで途絶えている。

しかしてゐは、書籍作品に舞台を移して活躍を続行。まず2006年東方三月精において再登場を果たすと、翌2007年開始の東方儚月抄にも出演。漫画版と小説版では、これまでにない大物ぶりを漂わせ、その存在感を示している。また同作の4コマ漫画版である「月のイナバと地上の因幡」においては、鈴仙と共に遂に主人公へと抜された。

現在儚月抄三月精とも全シリーズが連載終了済みだが、東方Project漫画作品の最新作東方鈴奈庵にもモブで姿を見せている。また東方心綺楼人間の里ステージでは背景モブとして登場し、他の永遠亭の住人達と一緒に試合を観戦している様子が確認出来る。今後の活躍も期待したい。

テーマ曲

てゐの正式なテーマ曲は、東方花映塚で発表された「お宇佐さまの素い幡」である。
シンデレラケージ ~ Kagome-Kagome」がテーマ曲的に扱われる例もしばしば見られるが、これはまだテーマ曲のかった永夜抄時代、てゐが登場するStage5において中曲として使われていた事の影であろう。

外見

外見的には兎耳尻尾が最大の特徴の、黒髪の幼い少女である。身長はかなり低く描かれている事がほとんどで、胸も妖精と同レベルのようだ。

季節を問わずに薄桃色涼しげなを着ており、スカートからは尻尾を出せるようになっている。永夜抄カットイン求聞史紀の挿絵では裸足であったが、常に裸足という訳ではなく、花映塚カットイン儚月抄漫画版、儚月抄小説版の挿絵等で靴を履いている姿も確認出来る。

てゐのシンプルファッションにおいて、ニンジンネックレスが印的なアクセントとなっているが、これを身に着けるようになったのは花映塚からである。花映塚以降の作品である求聞史紀の挿絵でもネックレスは確認出来ないが、これは阿求データが古いか、あるいは常にネックレスを着けている訳ではないのかも知れない。

永琳によると、本人を見ていると何の威厳も感じられないが、大量の自由に操る姿は仙人を思わせると言う。また、数年前に初めて会った時にはを着ていたとの事だが、詳細は不明。

性格

ある程度の距離感がある時には人気が高いが、親密になればなる程、嫌いになるタイプとされる。

他者の波長を見る事が可鈴仙によれば、波長の短い人は気性が荒いとの事だが、てゐの波長はの中でも飛び抜けて短いらしい。事実てゐは喜怒哀楽しいとされており、その性格は妖怪よりも妖精に近いという。

大変な悪戯好きであり、狡賢く、人を騙す事に抵抗を感じない。詐欺紛いの手口で人を騙しては報復を受けているが、全く懲りていない根っからの詐欺師である。狡賢いと言っても、騙しの手口自体はさして巧妙ではなく、胡散臭い態度から怪しまれる事も多い。また、魔理沙の悪戯でを食べさせられた事もあり、てゐ自身も他者に騙されないという訳ではない。あるいは魔理沙のような顔見知り相手にはあまり警心を持たないタイプとも考えられるが、現段階では相は不明。

臆病な面もあり、映姫との邂逅では、相手が閻魔と判るや否やあからさまな保身に走っていた。その一方でそれなりにプライドも高いようで、を侮ったような発言をする者には反論する事も多い。鈴仙の言う事を聞かないのも、地上に住む者を見下す傾向に反発しての事らしい。

通常のを捕まえていると妖怪から報復を受ける事があるが、てゐは普通人間に食べられる事については「少しくらい食べられるのは仕方がいかも知れないけどー」と発言しており、あまり気にしていないようである。鈴仙はその事でてゐを「特別冷たい」と評している。

かなりのニンジン好きのようで、人参ジュースを飲みたがる場面がある他、ニンジンネックレスニンジン柄の布団を用する等、単に好物というレベルに止まらない執着が垣間見える。ただ、日常レベルニンジンについてっている場面はほとんどい。

能力

人間を幸運にする程度の能力

てゐの姿を見た者には幸せが訪れるという。しかしその幸運はあまり長持ちしないらしく、迷いの竹林を迷わずに抜け出すといった事でも効果が終了してしまうらしい。授かった幸運をその程度の事に使ってしまうのはもったいないとされているので、潜在的により大きな応用範囲がある事は確実と思われる。

幸運が具体的にどこまでの効果を持つのかを示す例は少ないが、咲夜はてゐの足下が全て四葉クローバーという現に驚かされた事がある。この件についててゐは「四つ葉クローバーも、十万分の一の確率もあるんだから、レアでもなんでもないわね」とっており、その群生程度の幸運偏差は容易というのが、自身のに対する認識なのだろう。

求聞史紀では「四葉クローバーで喩えると、四十葉のクローバー程度の幸運」が貰えるとされている。これは論、四葉クローバーより10倍凄いというイメージの表現でもあるのだろうが、同書が発売された2006年時点でギネス世界記録に登録されていた最も葉の多いクローバーは、多葉の交配で生まれた18枚葉Guinness World Records[外部] なお、現在の記録[外部]2009年認定の56枚葉である。 だった為、てゐのもたらす幸運がいかに並外れたものであるかを示したものであるのかも知れない。

名には人間を幸運にするとあるが、厳密に人間のみに効果を発揮するではない可性もある。咲夜撃した四葉クローバーの群生に関しては、人間である咲夜四葉クローバーを発見する幸運を授けたと解釈する事も出来るが、実際の発見者はてゐ自身である為、むしろてゐ自身に幸運を発生させているようにも見える。

また、がてゐを犯人として記事にした賽銭詐欺騒動の際、てゐは自身のアリスのような妖怪にも効果を発揮するという趣旨の発言をしている。大結界異変でのミスティアとの対戦時には「になんか幸運を分けてやらないからね!」と発言しており、これらのが正しいのなら、てゐは妖怪に対しても幸運を付与する事が可で、更にの発動を任意に操作可という事になる。

花映塚マッチモード対戦時、てゐが「○○すれば幸せになれるわ」と、幸せについての忠告めいた台詞を口にするのは、人間である霊夢魔理沙咲夜、そして一応人間妖夢が相手の時だけなので、人間を幸運にするという名は、てゐなりのこだわりを反映したものなのかも知れない。

月のイナバと地上の因幡」では、を使って自らに幸運を呼んだてゐが、埋蔵されていた金銀財宝を発見する場面があり、同作においては明確に人間以外にも効果が及ぶという扱いになっているようだ。

強さ

はずば抜けて高い身体を持ち、精的な攻撃に強いとされている。

しかしてゐは妖に分類される妖怪でありながら、鈴蘭にあてられれば体調を崩し、チョウセンアサガオを食べさせられれば吐き戻し、精ショックを受ければ寝込んでしまうというありさまで、妖らしい強さが全く見られない。妖の中で妖怪が例外的に弱いのか、てゐが個人的に弱いのかは不明。

敏捷性に関しては流石にかなりのものがあるようで、求聞史紀にもそのすばしっこさが特記されている他、本人も魔理沙に対して「かけっこでに敵うはずもないけど」と言っている。

口調

てゐの口調には特徴が少なく、癖のある一人称語尾を使う事もほとんどかった。しかし儚月抄漫画版と小説版では、「あたしゃ」という、いささか年配者染みた口調で話す場面が見られる。

師匠様と呼んでいる永琳や、一応上という事になっている鈴仙に対しても砕けた話し方をしており、映姫以外の相手に敬語を使っている場面はい。

二次創作では「~ウサ」という語尾を使う例がしばしば見られ、多くの場合、をついている事を示す合図となっている。

来歴

幻想郷歴史に登場する以前のてゐに関しては、太古の時代にサメを騙してを渡った事や、迷いの竹林が高と呼ばれていた頃からそこへ住んでいた事等、断片的な情報があるのみで、詳しい事はほとんど分かっていない。迷いの竹林大津波で流されて幻想郷に流れ着いたとされるが、てゐがいかなる経緯で幻想郷に現れたかは不明である。

てゐが幻想郷歴史に最初に登場したのは、幻想郷縁起においての事だった。幻想郷縁起の編纂が始まったのは千年以上前だが、その時点で既にてゐの存在は確認されている。

同じく千年以上前の事とされる戦争と、地上の妖怪敗北についてもてゐは知っていた。てゐ自身の関与の有については明らかにされていない。

やはり千年以上前に輝夜永琳幻想郷に現れ、迷いの竹林に用意した永遠亭に隠れ住むようになったが、の持ちであるてゐは、その事実い段階から察知していたらしい。

輝夜永琳の智による仕掛けで、永遠亭には歴史が進むような変化は発生しない事になっていた。しかし彼女達が隠遁を始めて数年前後、歴史が動く事件が発生する。永遠亭へのてゐの来訪である。てゐは警する永琳に敵意のい事を示し、達に智を授けてくれれば、人間を寄せ付けないようにするとの取引を持ちかけた。

結局てゐと永琳の間で何らかの契約は成立したらしく、以降てゐは永遠亭に住み着き、の使者を寄せ付けないようにしているようだ。なお、てゐが歴史の止まった永遠亭へ何故侵入出来たのかは、永琳も未だに判らないという。

上述した事件との前後関係や正確な時期は不明だが、恐らくが地上で活動していた頃、てゐはで造ったを飲んだ事があるらしい。近年になって再度を賞味した際には、達によって品質良が進んだという趣旨の発言をしている。

二次戦争より三十年程前、幻想郷に現れた鈴仙を発見したのもてゐだった。てゐは鈴仙からの侵入者である事も見抜いており、その事を永琳に報告している。この事件は鈴仙永遠亭に拾われるという形で収束。鈴仙は後に相棒的存在としててゐとも因縁浅からぬ事になる。

異変の際にはてゐも永遠亭に侵入した人妖の迎撃に出ているが、立った活躍は見られなかった。この異変でてゐが何を思って行動していたかは判っていない。


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最終更新日: 14/09/07 12:06
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