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国盗り物語


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国盗り物語とは、

  1. 戦国大名斎藤道三織田信長主人公にした司馬遼太郎歴史小説
  2. 1.を原作とする、1973年1月7日から12月23日に放送された第11作NHK大河ドラマ
  3. 1.を原作とする、2005年1月2日テレビ東京で放送された新ワイ時代劇

本項では、1.と2.を中心に解説する。


概要


原作は、司馬遼太郎1963年から「サンデー毎日」にて3年間連載した歴史小説斎藤道三編と織田信長編の二部構成で成り立っているが、この2人の他にも明智光秀が準役格となっている。当初は、三の生涯のみを描く予定だったが、好評故に三の死後も物語が続くこととなった。

前半の斎藤道三編では、三の青年時代から、美濃となった彼が信長が対面した正徳寺の会見までが描かれている。この場面が前半のクライマックスとなり、役が交代し、後半の織田信長編へと映る。信長編の序盤で、三が長良川の戦いで子の斎藤義龍に滅ぼされ、以降は信長信長光秀を中心に物語が進み、最終的に光秀山崎の合戦で敗死する場面まで描かれた。

それまで斎藤道三は、「蝮」のあだ名に加え、君を滅ぼした雄というダーティな面からマイナスイメージが強かったが、若き日の三が一文からのし上がっていくバイリティな姿が、高度経済成長のまっただ中の日本と重なったことなどもあり、次第に知名度と人気を高めていった。なお、近年の研究では三とその父親による親子二代による下克上説が有となっているが、本作の影もあって小説ゲームなどでは、今でも三一人が下克上を成し遂げたという描かれたをされるのが大半である(その方が物語としても面いということもあるが)。

また、明智光秀も以前(特に戦前)までは君の信長を死に追いやった謀反人として悪役の扱いをされることが多かったが、本作では足利義昭を奉じて室町幕府の再すも、信長と義昭の挟みとなって断腸の思いで義昭を見限り、その信長とも次第に天下統一を違えるようになったあげく、信長から様々な辛い仕打ちを受けるなど精的に追い詰められていき、君殺しに突き進む悲劇の武将として描かれている。

後述の大河ドラマ以外にも、3.で述べられているようにテレビ東京の新ワイ時代劇ドラマ化されたこともあり、三編と信長編の時間配分など、概ね原作に忠実な展開となっている。ドラマでは信長光秀の死後に、若き日の三の人だったお万と、三の最古参にして生涯彼に仕えた兵衛が、下を駆け抜けた三・信長光秀の3人に思いを馳せてそれまでの人生を顧みるという、ドラマオリジナルシーンで締めくくられている。


大河ドラマ版


大河ドラマ「国盗り物語」は、「がゆく」に続き二作となる司馬遼太郎原作の大河作品である。三と信長ダブル役であることには変わりはいが、全51話の中で第18回にてくも三が死亡・退場しており、三編が短縮された分、信長編が占める重が原作や新ワイ時代劇版とべて高くなっている。なお、信長主人公となった大河ドラマは本作が初である(単独演は、1992年の「信長 KING OF ZIPANGU」が初となる)。

また、「国盗り物語」以外の司馬遼太郎小説が多数織り込まれているのが特徴であり、この傾向は「」「翔ぶが如く」「功名が辻」など後の司馬遼太郎原作大河ドラマにも引き継がれた。本作では、「新史太記」の主人公である羽柴秀吉も準役格として描かれている他、「功名が辻」の山内一豊千代、「啖え孫」の雑賀孫市、「」の葛籠重蔵など、原作の「国盗り物語」には登場しないキャラクターも多数活躍している。なお、「」の原作豊臣秀吉の政権時代を描いた作品であるため、重蔵らの年齢や活動期間は原作より大幅にくなっている。

司馬原作の大河は低視聴率というジンクスがあり、本作も当時としてはあまり視聴率が高くなかったが、リアルタイムで本作を見た視聴者からの評価は非常に高い。脚本家三谷幸喜や、俳優鶴見は本作の大ファンであることを言している(後に両名とも、戦国時代舞台にした大河ドラマに出演している)。

一方、初期の大河ドラマ作品の例に漏れず、当時はビデオテープが非常に高価だったため、その大半が他の映像作品に上書きされており、残念ながらNHKでは総集編以外の映像の多くが失われてしまっているのが残念な限りである。


スタッフ


紹介順は、(大河ドラマ / 新ワイ時代劇)である。単独表記は、原作を除き全て大河ドラマスタッフである。


キャスト


スタッフと同じく、(大河ドラマ / 新ワイ時代劇)の紹介順とする。また、キャストが一人だけの場合は、大河ドラマのみの登場である。なお、大河ドラマ版に出演した俳優が、新ワイ時代劇で別の役を演じたケースが幾人か見られるが、これが単なる偶然なのか、大河ドラマ版を意識して敢えて配役したのかは不明である。

なお、光秀役の近藤正臣は、2006年放送の大河ドラマ功名が辻」で、光秀の盟友にして「国盗り物語」でも重要な役柄である細川藤孝役で出演した。また、家康役の寺尾聰は、2014年放送の大河ドラマ軍師官兵衛」で41年ぶりに再び家康を演じた。


関連商品


本宮ひろ志の漫画「猛き 三」は、直接明記されてはいないものの、実質上「国盗り物語」をベースとした作品である。但し、本作の三は長良川の戦いで影武者が身代わりになって死亡せず、商人時代の妻であったお万の元へ帰って行くという結末になっている。

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関連項目



最終更新日: 14/07/20 20:57
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