ニコニコ大百科モバイル

7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します


地震


ヨミ: ジシン
掲示板をミル!
739カキコ!

地震とは断層運動、及びそれによって生じる揺れである。後者は"地震動"とも呼ばれ、断層運動である地震と区別される。

規模の大きいものは災害につながり、建造物・ライフラインを破壊したり土砂崩れや火災、津波、地割れなどを起こし、人命・財産に甚大な被害をもたらす。


概要


そもそも何故地球で地震が起きるのかというと、火山と同様で地球内部の熱が原因である。
地球内部は表面から化学的に分けると、地殻(地表から大陸地殻で25-75km、海洋地殻で6km)、上部マントル(地殻の下~410km)、マントル遷移層(410km~660km)、下部マントル(660km~2900km)、外核(2900~5100km)、内核(5100~6400km)から構成されている。また、マントルと地殻を地表から力学的に分けると、剛性が高いリソスフェア[岩石圏](地殻と上部マントルの一部)、流動性が高いアセノスフェア[岩流圏](上部マントルの一部)、剛性が高いメソスフェア(上部マントルの一部とマントル遷移層と下部マントル)に分けられる。このうちリソスフェアはプレートとも呼ばれ、この二はほぼ同義である。
マント地球の中心部である外核と内核では46億年前の地球生時に放射性崩壊によって発生した熱が未だに残っており、下部マントルではこの熱によって温められ上昇流発生し、上部マントル・地殻へ上がっていく。この上昇流をホットプルームと言う。上部マントル・地殻へ到達したホットプルームはゆっくり冷やされ重くなり、下部マントルへ沈む下降流となる。この下降流をコールプルームと言う。下部マントルと外核の界付近(グーテンベルク不連続面)へ沈んだコールプルームは再び核の放射熱によって温められ再びホットプルームとなる。この循環する対流運動プルームと呼ばれ現在な学説と考えられており、この学説をプルームテクトニクスと言う。
対流運動であるプルームによって、プレートは流動性が高いアセノスフェアに流される形で移動している。プレートは現在は十数枚存在しており、プレートが引きちぎられることによって嶺などからマグマが噴出し新たなプレートが生成され、プレート同士が衝突している部分では重いプレート方が軽いプレートの下に沈み込みコールプルームとなる。これらのプレート同士が引きちぎられたり(拡大)、衝突したり沈み込んでる部分(収束)、いはプレート同士がすれ違ってる(トランスフォー)部分が部分をプレー界と言う。
プレートは剛性が高く、弾性体として振舞う。その為歪みを加えると弾性変形し、やがて限界えると剪断破壊を起こす。この時の弾性変形した部分を褶曲、剪断破壊した部分を断層という。また、断層が剪断破壊を起こす間を断層運動いは断層破壊、即ち地震と言う。プレー界ではプレートが歪み変形が起き易い為、地震が多く発生する。

日本では、大きく分けて4枚のプレートに乗っかっており、北アメリカプレート、ユーラシアプレート、太平洋プレート、フィリピンプレートに日本が存在している。これらのプレー界は日本では全て収束界として存在しており、このプレー界によって日本では世界の地震の約1割が発生している。

断層運動以外が要因の地震動としては、隕石の衝突、爆弾爆発火山噴火、氷河の移動、人の生活振動などがある。


震度


日本における震度は気象庁震度階級と呼ばれ、0から7までの10段階。(平成8年より震度5・震度6はそれぞれ強・弱に分けられている。)震度には際的な基準はなく、分け方も・地域ごとに異なる。

日本で震度階級が初めて作られたのは1884年(明治17年)。当時の内務地理局が全の観測所や役所に通達した「地震報告心得」による。当時は微震・弱震・強震・震の4階級であり、(それぞれ現在の震度1、2から3、4、5以上)地理局はこの基準に沿った報告を各所にめた。

その後1898年(明治31年)には弱震・震をそれぞれ2分割して6段階とし、1937年(昭和11年)の地震観測法により、1996年まで使用される微震・軽震・弱震・中震・強震・震の各名称がつけられた。最上級となる震(震度7)は戦前公式には存在しなかった(非公式には明治時代から震の上の段階として存在したが、定義はされていなかった)が、1949年(昭和24年)に新たに制定された。一説には1948年(昭和23年)6月24日福井地震で広範囲で屋倒壊率が90え、これまでの震度6と同列に扱えないと判断されたことがきっかけとされる。

以後1996年(平成8年)までは、地震計も参考にするものの、基本的に測所職員の体感で震度が決定されていた。(震度7のみ、後日気象庁が震度5以上の地域の被害状況を勘案して決めるという仕組みであった。)

しかし、この方法では震度を発表できる地点がきわめて限定されており、直下地震のような狭い範囲での大きな揺れをただちに把握しきれないことがあった。1995年(平成7年)の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)で震度の決定が遅くなったことも情報速度の観点から問題視された。加えて、それまでの震度は揺れの強さより被害状況の安としての性格が強かった(1990年代には地震計による計測も補助的に用いられるようになった)が、震度5と震度6は被害の幅が広すぎるというが出てきた。1990年代前半に最大震度6の地震が多発したが、建物の耐震化が進んだことによって同じ震度でも被害状況に差がある(昔の同震度の地震に被害が少なく、具体的には震度6でも建物がほとんど倒壊しないケースもあった)ことが増えてきた。

そのため、震度は地震計の数値によって市町村単位で速報する方式に変更となり、また震度5と6をそれぞれ2段階に分割し、予想される被害をより細かく示すようになった。

1980年代までの震度6は、揺れは現在の震度6弱~7のいずれかに該当するが、インパクトとしては現在の震度6強、もしくは7に相当する。震度5も同様にインパクトは震度5弱~6弱に相当する。

以下、気象庁震度階級関連解説表[外部]を参考に作成。(平成21年3月31日更新) →表をスキップする

震度 人の体感・行動/
屋内の状況
屋外の状況/
地盤・斜面等の状況
建物の被害(木造住宅
筋コンクリート造建物)
NHK総合テレビの対応
0 人は揺れを感じないが、地震計には記録される。 ―― ―― ――
1 屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる。 ―― ―― テロップ「地震」

※通常6~10分後、地震が発生した地域のみで表示。
2 屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。眠っている人の中には、を覚ます人もいる。
などのつり下げ物が、わずかに揺れる。
―― ――
3 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。歩いている人の中には、揺れを感じる人もいる。眠っている人の大半が、を覚ます。
棚にある食器類が音を立てることがある。
電線が少し揺れる。 ―― テロップ「地震」

※震度3以上は通常3分以内に全で表示。
4 ほとんどの人が驚く。歩いている人のほとんどが、揺れを感じる。眠っている人のほとんどが、を覚ます。
などのつり下げ物は大きく揺れ、棚にある食器類は音を立てる。座りの悪い置物が、倒れることがある。
電線が大きく揺れる。自動車を運転していて、揺れに気付く人がいる。 特に予想される被害はない。 テロップ
「やや強い地震」
5弱 大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。
などのつり下げ物はしく揺れ、棚にある食器類、書棚の本が落ちることがある。座りの悪い置物の大半が倒れる。
固定していない具が移動することがあり、不安定なものは倒れることがある。
まれにガラス割れて落ちることがある。電柱が揺れるのがわかる。道路被害が生じることがある。
地盤に裂(小さな地割れ)や液状化が生じることがある。落石やがけ崩れが発生することがある。
耐震性の低い木造住宅では、などに軽微なひび割れ裂がみられることがある。 テロップ
「強い地震」

※総合テレビ臨時ニュースに切り替わる。
また、震度5弱以上が予想された場合は緊急地震速報が流れる。
5強 大半の人が、物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じる。
棚にある食器類や書棚の本で、落ちるものが多くなる。
テレビが台から落ちることがある。固定していない具が倒れることがある。
ガラス割れて落ちることがある。補強されていないブロック塀が崩れることがある。据付けが不十分な自動販売機が倒れることがある。自動車の運転が困難となり、停止するもある。 耐震性の低い木造住宅では、などにひび割れ裂がみられることがある。
耐震性の低い建物では、、梁(はり)、柱などの部材に、ひび割れ裂が入ることがある。
6弱 立っていることが困難になる。
固定していない具の大半が移動し、倒れるものもある。
ドアが開かなくなることがある。
タイルガラスが破損、落下することがある。
割れが生じることがある。がけ崩れや地すべりが発生することがある。
耐震性の低い木造住宅では、瓦が落下したり、建物が傾いたりすることがある。倒れるものもある。耐震性の高い木造住宅でも、などに軽微なひび割れ裂がみられることがある。
耐震性の低い建物では、ひび割れ裂が多くなる。耐震性の高い建物でも、梁(はり)、柱などの部材に、ひび割れ裂が入ることがある。
テロップ
「強い地震」

チャイムが鳴り、NHK全波で臨時ニュースに切り替わる。

※民放では「非常に強い地震」という表現も使われることがある。
6強 立っていることができず、はわないと動くことができない。揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。
固定していない具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる。震度7では具が飛ぶこともある。
タイルガラスが破損、落下する建物が多くなる。補強されていないブロック塀のほとんどが崩れる。
大きな地割れが生じることがある。がけ崩れが多発し、大規模な地すべりや山体の崩壊が発生することがある。
耐震性の低い木造住宅は、傾くものや、倒れるものが多くなる。耐震性の高い木造住宅でも、などにひび割れ裂がみられることがある。
耐震性の低い建物では、斜めやX状のひび割れがみられることがある。1階あるいは中間階の柱が崩れ、倒れるものがある。耐震性の高い建物でも、ひび割れ裂が多くなる。
7 補強されているブロック塀も破損するものがある。 耐震性の高い木造住宅でも、まれに傾くことがある。
耐震性の低い建物では、倒れるものが多くなる。耐震性の高い建物でも、1階あるいは中間階が変形し、まれに傾くものがある。

因みに海外の震度階級は、メルカリ震度階級(MMI)がアメリカで使用されており、I~XIIの12段階評価である。その他にもメドヴェーデフ・シュポンホイアー・カルニク震度階級があり、CISEU中東の一部などで使用されている。クソ長いので略してMSK震度階級と呼ばれることが多い。こちらもメルカリ震度階級と同じくI~XIIの12段階評価であるが、MMIとは結構違う。
日本の周辺のでは、ロシアMSK震度階級、アメリカがMMI韓国もMMI台湾が旧気象庁震度階級っぽい震度階級(0~7の8段階評価)、 中国では地震度と呼ばれる震度階級が設定されており、I~XIIの12段階評価が使用されている。


震度とマグニチュードの違い


震度とマグニチュードは混同されやすいが、全く異なる概念である。震度はある地点での揺れの大きさを表す単位であるのに対し、マグニチュードは地震の規模(地震で放出されたエネルギーの大きさ)を表す単位である。

音で例えるなら、マグニチュードスピーカーの音量に、震度は実際に聞こえる音の大きさにあたる。

小さなイヤホンの音でも元で鳴っているなら大きな音に聞こえるし、巨大なスピーカーでも数km離れればの鳴くような音にしか聞こえない。同じように、マグニチュードが小さくても震域からの距離が近い場所では大きな震度になることがあるし、巨大地震でも震域からの距離が遠ざかるにしたがって震度は小さくなっていく。

しかし、上記の内容とは逆に、震に近い場所の震度が較的小さく、その地点より離れた場所での震度が1~2段階大きい数字になる事もある。
これは「異常震域」といわれ、プレート内部の構造や地震計を設置している場所の地盤の硬さなどで起こる。
地盤が柔らかい地域では揺れが増幅され震度が大きくなる一方、硬い地盤の上にある地域では周辺の地域より揺れが小さくなったりする。
また、揺れの伝わり易さも地盤の構造によって異なるため、同じ地域でも震度が異なる場合がある。

有名な例としては、1995年兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)がある。
震度発表時、大阪市気象庁発表で震度4であった。しかし震となった淡路島北部から遠い京都市滋賀県では震度5と発表された。
これは大阪市の地震観測点が較的強固な地盤の上に位置していた事や、京都市の観測点が堆積層の上に位置していたため、揺れが強くなりやすい環境であったことが原因と思われている。
また、大阪府内でも民間による非公式の地震計のデータで震度7相当の揺れが観測された地点もあり、震から遠い=揺れが小さいとは一概に言えないのである。


地震の種類


地震の種類は大きく分けて三つあり、いわゆる直下地震、地震、海洋プレート内地震である。ここではそれを書く。


大陸プレート内地震


内陸地殻内地震とも言う。いわゆる直下地震。直下地震というのは実はマスコミで学術的には適していない(というか、定義がない。最近では直下地震と言う言葉が広まっているため、便宜上使われる場合がある)。陸で発生する震が浅い地震などとも言われたりする。直下地震と直下地震はどちらもマスコミで定義などないが、前者が内陸地殻内地震のみをし、後者は"地震のメカニズム関係なく、震源地陸上のもの"というに使われることが多い。その為、南関東直下地震な想定はプレート間地震である。

この地震のメカニズムはプレートテクトニクスにより、海洋プレートが沈み込む際の押すが内陸側にも及び、陸側プレート表面に断層が発生し、その断層がずれる際に発生する地震が内陸地殻内地震である。特徴としては地震よりも規模は小さめで、震の深さは20kmよりも浅く、地震による被害は震付近に集中しやすいことである。

日本周辺では溝やトラフが多いため、内陸地殻内地震は逆断層が流である。羽山脈や赤石山脈あたりは逆断層によって出来ている。逆断層は左右から圧縮がかかり、そのを逃すため、片側がもう片方に乗り上げるようにずれるものである。わかりやすくいうと、こんにゃくゼリーカップから取り出す際とよく似ている。カップを左右両方から圧をかけると中身がぷるんと出てくる。この中身がぷるんと出る際に起きるのが地震である。のどを詰まらせないよう気をつけたい。
また、日本では逆断層だけでなく、溝付近や九州沖縄県では正断層も多い。逆断層は左右から圧縮がかかる事によってずれることに対し、正断層は左右から引がかかる事によって発生する。この左右からの引を逃す際に片方がもう片方に滑り落ちるようにずれる。
そのほかに横ずれ断層がある。横ずれ断層はせん断応にすれ違うようにずれる断層である。北から南に直線の横ずれ断層があるとして、上から見て左側が南に、右側が北にずれる物が左横ずれ断層、左側が北に、右側が南にずれる物を右横ずれ断層と言う。


海溝型地震



次へ»
最終更新日: 19/02/01 23:05
タグ検索 パソコン版を見る


[0]TOP
ニコニコ動画モバイル
運営元:大百科ニュース社