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設立 | 1949年 |
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本部所在地 | 東京都豊島区目白1-5-1 |
学校種別 | 私立大学 |
設置者 | 学校法人学習院 |
キャンパス | 目白(東京都豊島区) |
学部 | 法学部 経済学部 文学部 理学部 |
研究科 | 人文科学研究科 法学研究科 政治学研究科 経済学研究科 経営学研究科 自然科学研究科 法務研究科 |
学長 | 福井憲彦 |
略称 | 特になし |
スクールカラー | ? |
外部リンク | 学習院大学[外部] |
学習院大学(がくしゅういんだいがく)とは、日本の私立大学である。
本部は東京都豊島区目白1-5-1に所在する。大学の略称は特にない。
1949年に設立された。
当時は文政学部(文学科、哲学科、政治学科)と理学部(物理学科、化学科)の2学部5学科であったが、現在は4学部15学科にまで規模を大きくした。
日本では皇族や、名家や資産家の子女が通う大学というイメージがあるが、一般の学生が多数である。
そんな学習院大学であるが、高円宮家の長女承子女王が早稲田大学国際教養学部へ、三女絢子女王が城西国際大学福祉総合学部へ、そして秋篠宮家の眞子内親王が国際基督教大学へ進学していることから、皇族が皆学習院大学(または学習院女子大学)へ進学するという流れは変わりつつある。
▲上記のように一般学生が多数を占めるが、それでも私立の中高一貫校、中には幼稚園や小学校から大学に至るまでずっと私立という学生がいることから、裕福な家庭、もしくは教育に多額の投資ができる家庭の出身が多いことは否定できない(勿論学習院に限ったことではないが)。
規模が大きくなく、しかもワンキャンパスなため、内向的で出来事がキャンパス内で完結してしまうことが少なくない。
もっと他大学と交流したい人はf-Campusの利用や他大学と交流が活発なサークル等に入るのが良いと思われる。
なお、同法人が設置する学習院女子大学とは、f-Campusやサークルなど単位での交流があるが、そこまで活発という訳ではない。
ちなみに出身者は南関東(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)が多数を占めており、特に池袋(埼玉県から行きやすい)に非常に近い立地という点から、埼玉県民の存在感が強い。勿論地方出身者もいるが、そこまで多くない。
教員は東京大学出身者が多く、「東大の植民地」と揶揄されることも少なくない。小林哲夫著の『ニッポンの大学』では、P140~141でこのことに触れており、教員における東京大学出身者の割合の高さにおいて、学習院大学は法、経済、文の各学部においていずれもトップ3以内に位置していた。
これに対し小林は文章において「学習院は教員を育てる気がないのか?」「学習院出身者は教員として力不足なのか?」と疑問を呈している。
勿論学習院大学出身の学習院大学の教員が全くいないという訳ではないが、多数派ではないのは事実である。
▲一般入学試験は毎年2月の上旬から中頃に行われる。入試回数を複数設けたり、またはセンター試験を導入する大学が多い中、学習院大学は頑なに各学部1回の入試のみである。
これに関して、学長の福井憲彦は、「一般入試を多様化しないのは、長文読解や記述を課すことにより、自ら考え、表現できる能力を備えた学生の入学を望んでいるため」と語っている「全入時代に変わる大学[外部]」産経新聞社企画、2010年3月18日閲覧。。
その他に指定校推薦や公募制推薦入学、自己推薦特別入学試験、海外帰国入学試験、外国人学生特別入学試験、社会人入学試験、編入学試験がある。
一応それなりの難易度を持つため合格者の多くは進学校の出身者であったりする。
特に合格者を多く出している学校では、栄東や淑徳与野、川越女子や浦和第一女子、川越東、西武文理など埼玉の進学校が目立ち、それ以外でも白百合学園や豊島岡女子学園、共立女子や鎌倉女学院など名門女子校が目立つ「2009年別 大学合格者ランキング[外部]」大学通信、2010年3月15日閲覧。。
よく、学習院大学は全体における指定校推薦の割合が高いと言われている[要出典]。
系列学校である学習院高等科及び学習院女子高等科からの内部推薦制度があり、 実力テストと呼ばれる内部入試により、両校から毎年男女各120~150人程度が学習院大学へ入学している。
なお、男子校である学習院高等科と、女子校である学習院女子高等科とでは推薦基準が異なっている。
大学合格者ランキングの上位に挙がった学校と比べても、内部進学者の数の多さは圧倒的であるため、大学内の一大勢力となっている。
内部進学者の多くは法学部か経済学部に進学する。文学部は少数派で、理学部に至っては1学年に男女合わせて10人いれば多い方である。
▲関東地方における「高校生から見た大学ブランド」調査(2007年)では以下のようになっている 桜友会情報発信広告委員会編 『桜友会報』 No.94、2009年5月1日、P.15。(元データはリクルート『カレッジマネジメント』による)。
また日経BPコンサルティングによる「大学ブランド・イメージ調査 2010(首都圏編)」で、学習院大学は私立大学で第5位、総合で第10位にランクインした。また「誠実である、正直である」、「伝統や歴史を重んじている」、「礼儀正しい、上品である」の各項目では1位になった「少子化でも勝ち残る大学は? ブランドイメージ上位30の校名[外部]」1ページと3ページを参照。。
▲学習院大学には現在4学部15学科、7研究科20専攻が設置されている。
MARCHをはじめとする多くの大学が学生集めや大学のアピールのために新設学部・学科を設置する傾向が強い中、学習院大学はあまり大々的な改革を行ってはいなかった。
しかし、2007年の文学部ドイツ文学科、フランス文学科の改称を発端に、2008年以降大学院における改革に積極的に取り組んできた。