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引き戻し仕様


ヨミ: ヒキモドシシヨウ

ヨーヨーヨーヨーの構造 > 引き戻し仕様

引き戻し仕様(Responsive Yo-Yos)とは、ヨーヨーの戻し方に着したヨーヨーの分類である。


概要


スリープ状態から、手を引くと戻ってくるヨーヨーの総称である。
これに対し、手を引いただけでは戻らず、「バインド」という操作を必要とするヨーヨーバインド仕様という。「引き戻し仕様」という名称は「バインド仕様」に対するレトロニムである。


各部門における傾向



ビギナー


初心者が初めて買うヨーヨーは、引き戻し仕様が強く推奨される
バインドを行うには最低でもトラピーズを身につける必要があり、これは初心者を脱出できるレベルの技とされているためである。

しかし、現在販売されているヨーヨーバインド仕様が圧倒的に多く、引き戻し機種は初心者のためのわざわざ作っている場合もしばしばである。
そこで、中国などでは初心者にも初めからバインドを教えて「ストリングヨーヨーバインドでやるもの」と割り切ってしまっているメーカーもあるという。


1A部門


初心者を脱出したら、そうそうにバインド仕様に移行するプレイヤーがほとんどである。

2010年代後半、上級者の「修行用」引き戻しヨーヨーが登場し、競技で使うものとは別に引き戻し機種をめるプレイヤーも増えている。


2A部門


バインド仕様ヨーヨールーピングプレイ不可能である。したがって、すべてのプレイヤーが引き戻し仕様のヨーヨーを使用している。


3A部門


「両手引き戻し」「片手引き戻し、片手バインド」「両手バインド」のセッティングがあるが、現在は両手バインド流である。

しかし、利き手でない方の手でバインドを行うのは困難であり、2008年頃まで、世界チャンピオン経験者でも利き手でない方を引き戻しにするケースが多かった(実際、2007年2008年世界チャンピオンは片手引き戻しである)。

現在初心者には両手引き戻しが推奨されるものと思われるが、現在の引き戻しヨーヨーベアリングの厚みを薄くしているものが多く、滑りが要される3A部門では使いづらい。
そのため、バインド仕様ヨーヨールーピングオイルを差して引き戻しにしたほうがいいだろう。


4A部門


ストリングヨーヨーがつながっていないため、「引き戻し」「バインド」の概念は存在しない。
(ただし、通常のリターンを「バインド」と称することはある)

ギャップ幅は狭めにするのがセオリーなので、仮にオンストリングで使用すれば引き戻し仕様になるケースがほとんどだろう。


5A部門


1A部門に準じ、基本的にバインド仕様で行う。

ただし、2004年頃までは、トーナメントプレイヤーでも引き戻し仕様で行うケースがあった。


歴史



20世紀


1930年代に誕生したスリープヨーヨーは、以降70年にわたり、手を引いたら戻ってくるものだった。
手を引いて戻ってこないヨーヨーは、単にメンテ不足であり、その価値が見いだされることはなかった。

したがって、まともなメンテナンスがなされたヨーヨーはすべて引き戻し仕様であり、「引き戻し仕様」という言葉そのものがなかった。


2000年代前半


スラック」「ウィップ」「ラセレーション」などのストリングをたるませるトリックが生まれ、ヨーヨーの戻りを悪くすることに意味が見いだされた。

そこで、ベアリングを脱脂(封入されているオイルやグリスを除去すること)し、ギャップ幅を広げることで引いただけでは戻ってこないようにする改造が流行し、これを「バインド仕様」と称した。

しかしながらバインド仕様ヨーヨー初心者に不親切であり、これをいきなり店頭に並べるわけにはいかなかった。ゆえに、出荷状態では依然としてすべてのヨーヨーが引き戻し仕様であり、バインド仕様への改造はあくまでユーザーが任意で行うものだった。

この頃になると、1A部門ヨーヨーバインド仕様にするのが普通になっていたが、5A3A部門ではトーナメントプレイヤーであっても引き戻しで使用するプレイヤーがいた。


2000年代後半-2010年代前半


2種類のベアリングを搭載し、初心者は幅の狭い引き戻し仕様、上級者はバインド仕様にする販売形態が考案された。このことにより、バインド用のベアリングは脱脂が不要になり、パーツ交換だけで両者を切り替えられるようになった。

中小のヨーヨーメーカーが乱立し、それらの多くは上級者志向であったことから、もとからバインド仕様で販売されるヨーヨーが増えた。

この頃は、引き戻し仕様のヨーヨーは本当の初心者向けに限定されていた。


2010年代後半


初心者用のヨーヨーには薄ベアリングのみが搭載され、通常のベアリングは別途購入する形態になった。
また、上級者向けヨーヨーに薄ベアリングを搭載することはなくなっていった。
このことで、コストベアリング1つ分ですみ、特に初心者向けの低価格化に貢献した。

以前は初心者向けプラスチックで、メタル上級者向けというのが常識だったが、ヨーヨーの販売経路が確立されて行くに従い、実は初心者にもメタルの需要があるということがわかってきた。
そのため、過去の機種に薄ベアリングを搭載し、初心者向けとして再販する例が増えた。

この流れは上級者にも波及し、上級者のこだわり用引き戻し機種が新規に作成され、腕自慢やお遊び用に普及している。


関連機種



プラスチック



メタル



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関連項目



最終更新日: 19/06/02 17:45
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