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方位磁針


ヨミ: ホウイジシン

方位磁針とは、を示す具である。


概要


方角を判断するための具。方位磁石ともいう。
羅針盤という場合は、船に設置されているものをすことが多い。
英語ではコンパス(Compass)。

惑星は巨大な磁石であり、現代の地球ではS極が北極付近にある。
これを利用し、方向に回転できるようにした磁石のN極がす方向を北とするものが基本的である。

道路や建物など、印になるようなものがある場合は、地図だけで進むことができるが、山の中や原、などの自然の場所を進む際には必須の具。
ただし、後述の偏の問題や、磁気を帯びた鉱石があるような場所では針が狂ってしまうため、方位磁針の特性をよく理解した上で利用するようにしたい。

小学校の理科で使うようなものは、針の上にステンレスでできた磁石を置いているだけのものがほとんどだが、高価なものでは、中を油で満たし、針のブレを押さえるようにするのが一般的である。

登山オリエンテーリングで用いられるものは、ルーつきの透明なが下に貼り付いているものが用いられる。
これは、下記にあるような偏の修正に使うためである。

カーナビスマートフォンには、地磁気センサーを利用した電子コンパスが使われる。

以上の説明は磁気コンパスのものだが、ジャイロモーメントを利用したジャイロコンパスや、GPSと連動したコンパスなども存在する(これらはもはや方位「磁」針ではない)。


偏角


方位磁針は、実はの北をすものではない。
これは、(しんぽく)の定義と、方位磁石のN極がす方向である磁北(磁北)の定義が異なるためである。

磁北と北の差を(磁気偏)という。
現在、北磁極はカナダの北の方にある。

は、当然地球上の位置によって異なる。
また、地球の磁場は少しずつ動いているため、偏もそれに伴って変化する。

東京の場合は西に約7度ずれている。
したがって、方位磁針を見る際は、東に7度ずらして修正する必要がある。

たった7度、と思うかも知れないが、山などを歩く場合はこの差が致命的になる。
例えば、磁北の方向にまっすぐ10km歩いたとすると、の北に10km歩いた場合とで1220mもずれが出てしまう。側辺10km、頂7度の二等辺三角形底辺なので、2×10000×sin3.5°=1220.97
山歩きの際は、地形図の上に東に7度傾いた行線を数本引いておくとよい。その方向に磁石の北を合わせれば、地図の上方向が北になる。

実は、地球において北と磁北が近い位置にあるのは、偶然に過ぎない。
例えば天王星では、地軸と磁場の極に60度のずれがある。

北を直接コンパスには、ジャイロコンパスがある。


伏角


方位磁針は、地球という磁石の磁線の方向を向くため、上下方向にも傾く。これを(ふくかく)という。
東京の場合、N極が約49度下を向く。

何も考えずに方位磁針を使うと針が傾いてしまうため、S極側を重くすることでバランスを取っている。


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最終更新日: 17/10/19 02:36
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